「パリ・オペラ座のすべて」文化は長い歴史と情熱が生み出すのだ

2009年11月02日(月) 0時09分
「パリ・オペラ座のすべて」★★★
パリ・オペラ座のスタッフ 出演
フレデリック・ワイズマン監督、158分、2009年、2009-10-10公開




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「オペラは見たことはありません、
パリのオペラ座は外から建物だけを市内めぐりの
駆け足見物の中で見ただけ、
あの重厚な建物のなかでアスリートのように
鍛え上げられた男女がつま先立ちで踊っている、
夢のステージから年金問題まで、
興味深いドキュメンタリーだ」



舞台でギリギリのパフォーマンスを披露するエトワール、
その傍らで踊る20人くらいのダンサー、
舞台の袖では舞台を作りだす裏方、
カメラはステージの下に向かい地下まで、
そこには長い通路がある、薄暗い通路だが
そこにも建物を支える人の職場がある。


まさにオペラ座全体をくまなく写しだしたドキュメンタリー、
もちろん多くの人は舞台で踊るシーンを見に来ているだろう、
でも自分にはこの巨大な夢舞台を作りだす
全ての人たちの姿が美しく見えた、
それはきれいごとじゃなく。

ひとりで何かを作り出す芸術家などと違い、
多くは社会の歯車の一つとして働いている、
自分の持ち場をキッチリとこなすことは
やはり素晴らしいのだと感じる、
それでも人は舞台の上でスポットライトを浴びる人を
眩しく見上げるけれど。

世界でも稀な才能を持ち、
小さいころから厳しい練習を重ねたダンサーたちも
40歳が定年と聞いた、
彼らには国から40から年金が支給されるという、
多くの人からの喝采を受けていた生活から
彼らはどうやって残りの長い長い日々を過ごすのだろう。

この映画は特別な演出もBGMさえなく、
明確な結論さえ持たず、ただ現在の空間を写しだす、
今頃になってドキュメンタリーも撮り方で
ずいぶん違うのだなぁとなんとなく分かってきた気がする。


豆だらけの足でピンとつま先立ちで
くるくると回る、
心の中で「痛ーい」って言ってるだろうな。
自分たちはその美しい姿だけを見る。

★100点満点で65点


soramove
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大口の寄付をしてくれる人達のための接待とか、そんな舞台裏も面白かった。

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パリを眺望するカメラが、オペラ・ガルニエの正面に続いて地下の舞台装置を映す。それから、団員たちの練習風景。 壮年の指導者が若い団員の先頭で踊っているかと思えば、イスに座って団員の前で振り付けを議論してたり、姿勢の違いを何度もやり直させてたり、掛け声が英語..
シネマ大好き  2009年11月05日(木) 22時26分
バレエの聖地。パリ・オペラ座の舞台裏を描くドキュメンタリーです。
白ブタさん  2009年11月04日(水) 0時25分
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