「12人の怒れる男」暑苦しいおっさんが怒ってます

2008年09月26日(金) 0時09分
「12人の怒れる男」★★★★
セルゲイ・マコヴェツキー、アレクセイ・ペトレンコ他 12人
ニキータ・ミハルコフ監督、2007年、ロシア、160分



ハリウッドの名作にロシア人監督が
新しい命を吹き込んだ。

ヘンリー・フォンダの紹介では必ずこの映画の
名前が出て来るほどの名作として名高いが、
見たことはないので比べられない。

リメイクは多く作られているが
元ネタが有名になればなるほど
出来上がった作品の評価は芳しくない。
でもこの映画に関しては
ワリと好意的な評価が多かったので
どんなものかと劇場へ。

ハリウッド色は皆無でロシアの現状を踏まえ
何の違和感も無く、たぶん大胆に
アレンジされたのだろうということが窺える。

人が人を裁くということは、
日本でも裁判員制度が開始されることもあり、
全く他人事ではないが、
その裁判が一人の人間の生死を決定するとなれば、
これはそんなに簡単なことじゃない。

この映画でも先入観や
自分のこれまでの生き方が
その裁判の判決に微妙に影響し
ほんとうにこれは困ったことになったなと
映画を見ながら考えた。

叫ぶような台詞回しは
舞台劇を見ているようで、最初はその剥き出しの
激しい口調が気になったが、
そのうち、人が人を裁くということは
理性的というより
自分自身をさらけ出し、
さまざまなものを総動員して決定していかないと
いけないのだと感じる


紛れ込んだ小鳥、
突然の停電

いろんな事柄がそれぞれ何かを示唆しているようで
目が離せない、
しかしこの暑苦しさはどうだ、
女性は全く登場せず
むさ苦しい男が唾を飛ばしながら話してるだけの映画、
まずヒットしそうにもない映画に
正面から取り組んだ心意気が素晴らしい。


映画らしい映画ながら、
こんな映画を見た後は
見たらすぐに忘れてしまうような軽目の
ハリウッド映画が見たくなる。

おなか一杯、ごちそう様。

★100点満点で75点

soramove
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映画の出来としては文句無いが
しばらくこんな濃い映画はいいや。

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77.12人の怒れる男■原題:12■製作年・国:2007年、ロシア■上映時間:160分■字幕:古田由紀子■鑑賞日:9月18日、シャンテ・シネ(日比谷)スタッフ・キャスト(役...
KINTYRE’SDIARY  2011年02月12日(土) 14時25分
▼状況
レンタルDVDにて
▼動機
三谷版をみてからいつかは見ようと
▼感想
あんまりすきじゃない
▼満足度
★★★☆☆☆☆ あんまり

▼あらすじ
ロシア人将校である継父を殺害した容疑にかけられたチェチェン人少年の裁判が開始。隣人の目撃証言や物的証拠などから、当初は明らかに有罪だと思われていた事件だったが、いくつか腑に落ちない点があった一人の陪審員(セルゲイ・マコヴェツキー)が、ほかの陪審員に疑問を投げ、審議は二転三転し始める。
▼コメント
最後はとても良かった。
しかしそこまでの道のりが、あまり好きではなかった。

なんというか、結局それぞれに自分の事ば...
新!やさぐれ日記  2009年10月07日(水) 22時25分
12人の怒れる男’07:ロシア

◆原題:12◆監督:ニキータ・ミハルコフ「シベリアの理髪師」、「ウルガ」、「太陽に灼かれて」◆出演:セルゲイ・マコヴェツキイ、ニキータ・ミハルコフ、セルゲイ・ガルマッシュ、ヴァレンティン・ガフト、アレクセイ・ペトレンコ、ユー...
★★★★★ いやー、見ごたえあった。 難しい映画なのかと思ったけど、そんなことなかった。 12人の男たちはこの後きっと、世の中の様々な事件に対して、傍観者ではいられなくなるはず…そう思いたい。 少年のその後がとーっても気になったのでした。
映画初日鑑賞妻  2008年11月21日(金) 1時36分
{{{   ***STORY***             2,007年  ロシア
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Cartouche  2008年09月30日(火) 21時31分
★監督:ニキータ・ミハルコフ(2007年 ロシア) 第七藝術劇場にて。 ★あらすじ(Yahoo!映画...
犬儒学派的牧歌  2008年09月29日(月) 23時39分
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シネマ名画座  2008年09月29日(月) 21時11分
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象のロケット  2008年09月29日(月) 15時06分
JUGEMテーマ:映画



今年のアカデミー賞で外国語作品部門にノミネートされていた本作、
名作との呼び声も高い1957年アメリカ版オリジナルは未見でしたが
様々なところで取り上げられているのでストーリーは知っていました。
それだけに、このロシア版は、あまり...
ハピネス道  2008年09月29日(月) 6時39分
 「12人の怒れる男」@松竹試写室 映画の話 ロシア人将校である継父を殺害した容疑にかけられたチェチェン人少年の裁判が開始。隣人の目撃証言や物的証拠などから、当初は明らかに有罪だと思われていた事件だったが、いくつか腑に落ちない点があった一人の陪審員(セ...
masalaの辛口映画館  2008年09月28日(日) 23時25分
自分の主義主張を180度転換させるのはけして恥ずべきことではなく、むしろ勇気ある決断であると思う。ただし、この作品にあるように真剣に議論し、よく熟考した上での話である。 当初このタイトルを見て「ニュープリント版か?デジタルリマスターか?」と思ったのだが、...
cultyシネマ行状記、その後  2008年09月28日(日) 23時14分
来年5月に裁判員制度が始まる国の皆さん、必見。
ハラショー、芸術系社会派娯楽作。ミハルコフに惚れなおす。

チェチェン人少年が元ロシア軍将校の養父を殺害した事件を12人の陪審員が審議する。法廷劇の傑作、シドニー・ルメットの『十二人の怒れる男』(57)がロシア...
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY  2008年09月28日(日) 23時09分
名作『十二人の怒れる男』をロシアのニキータ・ミハルコフ監督がリメイクした作品です。 陪審員たちの背景と問題の認識の仕方にロシア社会の状況が見えてくる興味深い作品でした。 チェチェン人少年が養父であるロシア人将校殺害の罪で裁判にかけられた。 証拠も証言も少...
とりあえず、コメントです  2008年09月28日(日) 22時41分
裁きの彼方に現れる慈悲   映画 『12人の怒れる男』



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...
ほぼ 日刊 Anthony's CAFE 1.01  2008年09月27日(土) 19時40分
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「12 Angry Men」は中学か高校生の頃、学校の授業で見ました。モノクロの退屈な映...
あんどうのブログ  2008年09月26日(金) 22時47分
ヘンリー・フォンダが『十二人の怒れる男』(原題:”12 Angry Men”)を世に送り出してから半世紀。ロシアのニキータ・ミハルコフがロシア版の『12人の怒れる男』(原題:”12”)を製作した。舞台は21世紀のロシア。戦火を逃れてきたチェチェン少年がロシア人の養父を殺害...
論駄な日々  2008年09月26日(金) 11時41分



  12

 21世紀のロシア。チェチェン人の少年が、養父殺しの罪で裁判にかけられた。
有罪か、無罪か。12人の陪審員たちが下す評決。有?...
真紅のthinkingdays  2008年09月26日(金) 8時08分
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