「イン・トゥー・ザ・ワイルド」荒野を目指して
2008年09月12日(金) 21時19分
イン・トゥー・ザ・ワイルド」★★★★★満点!
エミール・ハーシュ 主演
ショーン・ペン監督、2008年、アメリカ、

傑作が誕生した。
旅に出る理由なんて聞いたって仕方ない、
行きたいから行くのだ、
そのことで世界が変わるとも思えないが、
それでも自分の中の世界は
変わることを信じて。
名所を回る旅もあれば、
目的も無く、お金の続く限り
とりあえず行ける所まで行こうという
旅もある。
当人にしか分からない、
説明のしようもない衝動が
足を動かせる。
主人公が旅で出会う景色に圧倒される、
誰かの銅像もなく、
大袈裟な宮殿もない、
でもその壮大な景色のなかに自分が居るという
実感は何にも替え難いものだろう。
物に支配されず、
あるがままで生きることは潔い、
そういう生活を望む人も居るけれど、
多くはもっと、もっとと
物に埋もれ、もっと快適をと
際限なく欲しがるのだ。
それ自体悪いことじゃあない、
ただこの映画の主人公はそれを望まなかっただけ、
何が良くて何が悪いかは
誰にも決められないのだ。
「荒野へ」
いい言葉だ、
でも実際にそれをするのは
ロマンだけでは許されない苛酷さも味わうことになる、
普通はそんな覚悟はないから、
ガイド付きの疑似体験くらいで済ますが、
自分の足でそれを体験しようと
実話の映画化だ。
荒れた海の波と戯れるような
鳥の美しい羽ばたきの様子、
人も物も山も草原も全てを真っ赤に染める
大地に落ちて行く夕日、
濁った激流、柔らかい日差し。
どれもこれも同じものには、
二度と出会えそうにない、
だからこそ宝物のようで、
でもそれをカバンに入れて持ち去る事は出来ない、
記憶の中でとどまり、
自分の心を豊かにしてくれることを祈るだけだ。
この映画には作り物でない
ほんとうの輝きが閉じ込められ、
その輝きを映画館で見ることが出来る幸せを
なんどもかみしめたい。
傑作の誕生だ。
ラストはハッピーエンドって訳じゃないのに、
ネガティブな印象はない、
彼の旅を見させてもらえて嬉しかった。
★100点満点で満点★
soramove
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もちろん、父親との確執などの理由付けなど
不要と思える部分もあったが、大切な映画。
★映画ランキングはこちら
エミール・ハーシュ 主演
ショーン・ペン監督、2008年、アメリカ、

傑作が誕生した。
旅に出る理由なんて聞いたって仕方ない、
行きたいから行くのだ、
そのことで世界が変わるとも思えないが、
それでも自分の中の世界は
変わることを信じて。
名所を回る旅もあれば、
目的も無く、お金の続く限り
とりあえず行ける所まで行こうという
旅もある。
当人にしか分からない、
説明のしようもない衝動が
足を動かせる。
主人公が旅で出会う景色に圧倒される、
誰かの銅像もなく、
大袈裟な宮殿もない、
でもその壮大な景色のなかに自分が居るという
実感は何にも替え難いものだろう。
物に支配されず、
あるがままで生きることは潔い、
そういう生活を望む人も居るけれど、
多くはもっと、もっとと
物に埋もれ、もっと快適をと
際限なく欲しがるのだ。
それ自体悪いことじゃあない、
ただこの映画の主人公はそれを望まなかっただけ、
何が良くて何が悪いかは
誰にも決められないのだ。
「荒野へ」
いい言葉だ、
でも実際にそれをするのは
ロマンだけでは許されない苛酷さも味わうことになる、
普通はそんな覚悟はないから、
ガイド付きの疑似体験くらいで済ますが、
自分の足でそれを体験しようと
実話の映画化だ。
荒れた海の波と戯れるような
鳥の美しい羽ばたきの様子、
人も物も山も草原も全てを真っ赤に染める
大地に落ちて行く夕日、
濁った激流、柔らかい日差し。
どれもこれも同じものには、
二度と出会えそうにない、
だからこそ宝物のようで、
でもそれをカバンに入れて持ち去る事は出来ない、
記憶の中でとどまり、
自分の心を豊かにしてくれることを祈るだけだ。
この映画には作り物でない
ほんとうの輝きが閉じ込められ、
その輝きを映画館で見ることが出来る幸せを
なんどもかみしめたい。
傑作の誕生だ。
ラストはハッピーエンドって訳じゃないのに、
ネガティブな印象はない、
彼の旅を見させてもらえて嬉しかった。
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もちろん、父親との確執などの理由付けなど
不要と思える部分もあったが、大切な映画。
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