「大いなる陰謀」未来を決めるのはこの一瞬一瞬
2008年04月23日(水) 19時24分
「大いなる陰謀」★★★
トム・クルーズ、メリル・ストリープ主演
ロバート・レッドフォード監督、2007年、92分

膠着状態が続く中東情勢、
アメリカ軍の死亡者は増え続けている、
ひとりの政治家が新しい作戦を
ジャーナリストの独占取材中におおまかに
披露する。
それはマスコミを動かして
国民の同意を得たいがための戦略でもあった。
その頃、新しい作戦で二人の志願兵が
遠い異国で血を流し、無残に戦死していた。
映画は何の意志も示さず
「あなたは、どう考えるか」と突き付ける。
はっきり言って今のアメリカの進んでいる
状態は自国の国民はもちろん、
世界からも疑問視されている。
この映画はそのこと自体について
アメリカの国民は考えるだろう、
そしてその対岸にいる
自分はどう感じたか、
それはこの映画の示すものとは少し違う。
大学教授であるこの映画の主人公の一人は
自分の生徒を志願兵として見送ったことを
残念に思いつつ、
新しい生徒を前に、彼らがより良い選択を
してくれることを願っている。
いつか今の選択を後悔する時がくるだろう。
何をもってそんなことをノー天気な
学生に言ったのかその真意はいまひとつ
分からないが、
自分も人前に立って、時に自分の考えを話す時、
これが他の人になんらかの影響を与えることが
あるだろうかと、考えずにはいられない。
自分のことは自分で決めたい、
今までだってそうやって生きて来たと思っている。
でも何にも影響されず、自分独自のものということは
ありえない、
自分はずいぶんと変わった道を歩いてるかもなと
思ってもどこかの誰かの歩いた道を
たぶんなぞっているのだ。
それでも触れ合う人達から
影響を受けることは多い、
何か変わるというより、そういう選択肢もあるのだと
漠然と考えることが多い。
それが経験と言うことだろう、
でもその経験が生かされなかったら、
その間に費やした時間はどうなるのか。
多くの人がこうしている、
こんなふうに考えている、
そんなことを気にしている自分に気が付く、
でもそこでどう選択するかは
やはり自分なのだ。
この映画は唐突に終わる、
ちょっと中途半端な感じで驚くが、
誰も究極の正しい選択を示せない限り
この終わり方しかなかったのかもしれない。
「無関心でいることが最大の罪のひとつなのだ」と提示して。
★100点満点で70点★
soramove
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ロバート・レッドフォードが皺々の顔で20歳そこそこの
学生と真摯に向かい合うシーンは良かったな。
★映画ランキングはこちら
トム・クルーズ、メリル・ストリープ主演
ロバート・レッドフォード監督、2007年、92分

膠着状態が続く中東情勢、
アメリカ軍の死亡者は増え続けている、
ひとりの政治家が新しい作戦を
ジャーナリストの独占取材中におおまかに
披露する。
それはマスコミを動かして
国民の同意を得たいがための戦略でもあった。
その頃、新しい作戦で二人の志願兵が
遠い異国で血を流し、無残に戦死していた。
映画は何の意志も示さず
「あなたは、どう考えるか」と突き付ける。
はっきり言って今のアメリカの進んでいる
状態は自国の国民はもちろん、
世界からも疑問視されている。
この映画はそのこと自体について
アメリカの国民は考えるだろう、
そしてその対岸にいる
自分はどう感じたか、
それはこの映画の示すものとは少し違う。
大学教授であるこの映画の主人公の一人は
自分の生徒を志願兵として見送ったことを
残念に思いつつ、
新しい生徒を前に、彼らがより良い選択を
してくれることを願っている。
いつか今の選択を後悔する時がくるだろう。
何をもってそんなことをノー天気な
学生に言ったのかその真意はいまひとつ
分からないが、
自分も人前に立って、時に自分の考えを話す時、
これが他の人になんらかの影響を与えることが
あるだろうかと、考えずにはいられない。
自分のことは自分で決めたい、
今までだってそうやって生きて来たと思っている。
でも何にも影響されず、自分独自のものということは
ありえない、
自分はずいぶんと変わった道を歩いてるかもなと
思ってもどこかの誰かの歩いた道を
たぶんなぞっているのだ。
それでも触れ合う人達から
影響を受けることは多い、
何か変わるというより、そういう選択肢もあるのだと
漠然と考えることが多い。
それが経験と言うことだろう、
でもその経験が生かされなかったら、
その間に費やした時間はどうなるのか。
多くの人がこうしている、
こんなふうに考えている、
そんなことを気にしている自分に気が付く、
でもそこでどう選択するかは
やはり自分なのだ。
この映画は唐突に終わる、
ちょっと中途半端な感じで驚くが、
誰も究極の正しい選択を示せない限り
この終わり方しかなかったのかもしれない。
「無関心でいることが最大の罪のひとつなのだ」と提示して。
★100点満点で70点★
soramove
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ロバート・レッドフォードが皺々の顔で20歳そこそこの
学生と真摯に向かい合うシーンは良かったな。
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