「それでも僕はやってない」人が人を裁く怖さ、でも犯罪を起こすのも人間

2008年04月22日(火) 0時09分
「それでも僕はやってない」★★★☆
加瀬亮主演
周防正行主演、2007年、143分



満員電車で身に覚えの無い
痴漢行為で逮捕され、
否認を続けたため拘留され
裁判となった。

やった、やらない。

痴漢をしなかったことを証明しなければならないのは、
かなり難しいことだ。
真犯人が見つからない限り
疑いは晴れない。

ただし、推定無罪という言葉があるように、
疑わしきは罰せず。
グレーゾーンでも確信がもてなければ
有罪としてはならないが
やはり「やった」「やらない」の間で
判断する方も揺れるだろう。

これからアメリカの司法制度を取り入れた
民間人の裁判員制度が導入される。
こうなると、見た目や日頃の行いが
犯罪と関係ないところで
判断材料になる比重が高くなるだろうな。


そんなことを思いながらTVで放送されたものの
録画をやっと見終えた。

人が人を裁く、
その重責を果たすことは出来るのか、
普段それを仕事にしている人でさえ
難しそうなのに。

人を裁くことは難しいい、しかし
その原因となった犯罪を犯すのもまた
人間なのだ。

映画は何か主張するものでなく
見た人に、こんなことがおきるかもしれませんと
警告する。

世の中は脆く、
危険に満ちている、それでも普段は
自分には関係無いことだと
日常を送っているがそこら中に
意外な落とし穴があるということも
また事実なのだ。

加瀬亮が普通すぎるくらい普通の
そこいらにいる誰でも無い誰かを演じていて
それが心を揺さぶる。

★100点満点で70点★

soramove
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できたら続編で気持ち良いくらいの
冤罪を晴らすものを期待する

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【鑑賞】劇場
【公開日】2007年1月20日
【製作年/製作国】2007/日本
【監督/脚本】周防正行
【出演】加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司/小日向文世

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オフィシャルサイト
2007 日本
監督:周防正行
出演:加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司
ストーリー:大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった...
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