映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」上を向いて歩こう 

2012年02月07日(火) 19時09分
「ALWAYS 三丁目の夕日’64」★★★★☆
吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、
三浦友和、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、
マギー、温水洋一、神戸浩、飯田基祐、
森山未來、大森南朋、高畑淳子出演

山崎貴 監督、
142分、2012年1月21日公開
日本,東宝/© 2012 「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」製作委員会
(原題:ALWAYS 三丁目の夕日 )






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『ALWAYS 三丁目の夕日』夢や希望を皆が語った時代 ← 過去記事へジャンプ

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』意味無くどこまでも走りたい気分 ← 過去記事へジャンプ


1作目が32.3億円、2作目が45.6億円の興行収入
この作品も初登場から3週連続首位の好成績を記録中


「登場人物たちが空を見上げるラスト、
焼け野原だった土地に東京タワーがそびえ
オリンピックを終えて
何もかもが目に見える成長を続け
視線を少し上げて生きている、
それでも全てがハッピーという訳じゃない
2005年の第一作から7年
子供の成長に親目線で涙腺が刺激された」



この映画はおとぎ話だ
良い人しか出てこない
困難なことがあっても必ず解決し
「夢や希望」を口にしても恥ずかしくない、
こんなことかつては確かにあったかもしれないが
もう今ではあり得ないよ
そう思いつつも
心のどっかでまだそんな場所を探してる。



今回は昭和39年、
東京オリンピック開催の年の夕日町の
お馴染みの顔ぶれのちょっとした騒動を
わいわいがやがや描いている
オリンピックを機にテレビがカラーになり
それでも一台のテレビの前に
家族や時には近所の人も集まり
プロレスやオリンピック中継に
声を合わせて応援し喜びあっている。


今時そんな光景は見られない
当時、平均月給くらいしていたテレビは
今は格段に向上した性能でも
ずっと安い値段で手に入る
何かがすり替わってしまったようだ。


物質的に豊かになっても
未来に夢を持てない現在
この映画に描かれる光景を重ねることは出来ない

目に見えて成長を実感できた時代を過ぎ
今では「あの頃」の理想的なものに囲まれながらも
その充実感を全く得られない、
何かが足りない
他の人に比べて自分達は・・・と
どこまでいっても満ち足りた気持ちは得られないのだ。


だから不幸かと聞かれたら
「不幸」と答える人は少ないいだろう
けれど「幸せか」と聞かれて
「幸せ」だと答える人も少ない

どこで間違ったんだろう?


でもかつての昭和のまなざしは伝える
気持ち次第で随分と何もかもが違うのだと

あの頃信じられた自分達の力は
必ず今に受け継いでいるはず
そう思いたい。


笑って笑って
しんみりして泣けて
そこらじゅうが
相手を思う優しい気持ちに溢れ
とても幸せな気分と
なんだか元気をもらって劇場を出た、
映画の魔法がここにもあった。
ありがとう



★100点満点で90点



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堤真一主演作品
弾丸ランナー(1996年)- 主演・武田一夫 役
ポストマン・ブルース(1997年) - 主演・沢木龍一 役
アンラッキー・モンキー(1998年) - 主演・山崎 役
39 刑法第三十九条(1999年) - 主演・柴田真樹 役
MONDAY(2000年) - 主演・高木光一 役
DRIVE(2002年) - 主演・朝倉健一 役
卒業(2003年) - 主演・真山悟 役
着信アリ(2004年) - 山下弘 役
ローレライ(2005年) - 浅倉良橘 役
フライ,ダディ,フライ(2005年) - 鈴木一 役
姑獲鳥の夏(2005年) - 主演・中禅寺秋彦 役
ALWAYS 三丁目の夕日(2005年) - 鈴木則文 役
地下鉄に乗って(2006年) - 主演・長谷部真次 役
舞妓Haaaan!!!(2007年) - 内藤貴一郎 役
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年) - 鈴木則文 役
魍魎の匣(2007年) - 主演・中禅寺秋彦 役
山のあなた〜徳市の恋〜(2008年公開) - 大村真太郎 役
クライマーズ・ハイ(2008年7月公開) - 主演・悠木和雅 役
容疑者Xの献身(2008年10月公開)- 石神哲哉 役
ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜(2009年10月公開)- 弁護士・辻 役
孤高のメス(2010年6月公開)- 主演・当麻鉄彦 役
SP THE MOTION PICTURE‎ - 尾形総一郎 役
野望篇(2010年10月公開)
革命篇(2011年3月公開)
SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年12月公開)- 古代守 役
プリンセス トヨトミ(2011年5月公開)- 会計検査院調査官・松平元 役
宇宙兄弟(2012年春公開予定) - 星加正 役
ALWAYS 三丁目の夕日'64(2012年公開) - 鈴木則文 役

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映画「善き人」自分らしく生きる 

2012年02月06日(月) 0時09分
「善き人」★★★☆
ヴィゴ・モーテンセン、ジェイソン・アイザック、
ジョディ・ウィッテカー、スティ−ヴン・マッキントッシュ出演

ヴィセンテ・アモリン 監督、
96分、2012年1月1日公開
2008,イギリス、ドイツ,ブロードメディア・スタジオ
(原題:GOOD )






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「公園で男ふたりがベンチに座って語りあう
ヒトラーはあの頃、使い走りで
なんならオレ達に敬礼してたかもな、
ヒトラー政権下のドイツ
僅かの間にドイツは全く変わってしまった、
時代は変わっていく
けれどやはり変えるのは人間なのだと
その事実が心底恐ろしく感じた」



ベルリンの大学で文学を教える主人公、
ジョン・ハルダー(ヴィゴ・モーテンセン)は、
以前書いた小説がヒトラーの目にとまり
以後、保身のため
ナチに入党せざるをえなくなり
それをユダヤ人の友人になじられる、
まだそんな時代だったが
ある事件をきっかけにユダヤ人狩りが強化され
友人も収容送りとなる。



私生活でも痴呆が進む母を看護し
善き父親であろうと努力を惜しまないが
教え子と付き合う頃から
彼の日常は変化していく、
それでも一貫して自分の身近な人達への
配慮には心を尽くすが
個人の力の及ばない歴史の波に翻弄されていく。



その後のドイツがどうなっていったか
それは自分達も良く知ることだけれど
当事者達は実際どう感じていたのだろう、
隣人をユダヤ人というだけで
急に冷遇できただろうか、
自分の信念を貫いた人はどのくらい、いただろう。


後になって自分達は密かに抵抗していたという
そんな文学や映画もあった気がするが
それではダメなのだ
この映画は声高に主張はしないが
大切なことを伝えている
今の自分を作っているのも
今の自分の周囲を作っているのも
そして今の時代を作っているのも
自分自身でもあるということ。



全く無関係ではあるはずがないということ。


誰かを批判することは容易い
けれど自己反省は難しい
主人公が友人が送られた収容所で見た光景、
彼はこれが現実なのだとやっと認識する
まるで夢のなかにいるように
恐ろしい現実の中に立っている


彼は叫び声をあげている
もちろん心の中で
張り裂けんばかりに

映画は何の余韻も残さずパタッと終わる
でもその瞬間、ドイツから
そしてその時代から随分と遠い自分は
怖いことだなと思うだけだが
この終わった瞬間の暗闇で
ドイツの人達の恐怖と喪失感を想った。

ヴィゴ・モーテンセンの名演が光る作品だった。

★100点満点で75点



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ヴィゴ・モーテンセン主演作品(ロード・オブ・ザ・リング以降)
ロード・オブ・ザ・リング The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (2001年) - アラゴルン
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 The Lord of the Rings: The Two Towers (2002年) - アラゴルン
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 The Lord of the Rings: The Return of the King (2003年) - アラゴルン
オーシャン・オブ・ファイヤー Hidalgo (2003年) - フランク・ホプキンス
ヒストリー・オブ・バイオレンス A History of Violence (2005年) - トム・ストール
アラトリステ Alatriste (2006年) - ディエゴ・アラトリステ・イ・テノーリオ
イースタン・プロミス Eastern Promises (2007年) - ニコライ・ルージン
アパルーサの決闘 Appaloosa (2008年) - エヴェレット・ヒッチ ※日本劇場未公開、2009年6月24日DVD発売(ワーナー・ホーム・ビデオ)
Good (2008年) - John Halder
ザ・ロード The Road (2009年) - 父親
ア・デンジャラス・メソッド A Dangerous Method (2011年) - ジークムント・フロイト
On the Road (2011年)

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映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」映画的な世界は見られないが、結構面白かった 

2012年02月04日(土) 22時15分
「麒麟の翼 劇場版・新参者」★★★☆
阿部寛、溝端淳平、中井貴一、松坂桃李、
田中麗奈、黒木メイサ、山崎努出演

土井裕泰 監督、
129分、 2012年1月28日公開
2011,日本,東宝
(原題:東野圭吾原作:麒麟の翼)






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公開初登場2位で興収15億円以上は確実という
上々の滑り出し、劇場は結構混んでました。


「TVドラマ化された原作ものの映画化って
たいていは、これならドラマで充分だ!という
そんな出来が多い、
今回はどうだったかというと
映画的な大きな仕掛けは無いが
129分ダレることなく展開を見守った、
なかなか面白い作品となっていた」



あるサラリーマンが日本橋で殺害された、
調べていくと彼は刺された後8分間も歩いて
日本橋の途中の翼のある麒麟像の下で
力尽きたようなのだ
何故彼は誰の助けも呼ばず
そこまで歩いてきたのか?
色々な要素が絡まりながらも
映画は絶えずこの場所に戻って
その巧みなストーリー展開に
ずっと引き込まれていた、面白かった。



殺された男の家族は
刑事の質問に明確に答えられず
娘に「私、お父さんの事ほとんど何も知らない」と言わせる、
きっと多くの人が同じ思いをしたはず、
もっとも身近にいる人の
自分達は一体何を知っているのだろうと。



小さな証拠を積み重ねていくと
全く違う事実が見えてくる
何かが原因で殺人と言う結果になるなら
その原因の根っこの部分まで明らかにしよう
主人公加賀恭一郎(阿部寛)の粘り強い捜査が
見えなかったもの、
きつく結ばれたものをほぐしていく、
ドラマのような息抜きの鯛焼きや
一見意味不明の行動が今回は無くて
ドラマの緩やかな時間の流れは
映画では封印されて慌ただしく結末へと
なだれ込んで行く。


ミステリーというより
親子の人間ドラマに重点が置かれて
ラスト近くは結構泣かされた、

誰かが誰かを思う気持ち
それがいつも何か素晴らしい結果を
生むとは限らない
けれどその想いはきっと伝わる
誰かの歩く暗い道をポッっとひととき
明るく照らすに違いない



映画は自分の好きなハッピーエンドで
もちろん殺人事件や交通事故死など
誰もが手放しに喜べるわけじゃないけど
それでも残された人間に希望は必要だ、
この原作は読んで無かったが
まあ原作は読まなくていいか。


★100点満点で75点



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国内興行成績(1/29付)
@ALWAYS 三丁目の夕日’64
A麒麟の翼 劇場版・新参者
Bロボジー
C海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
Dミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル
EJ・エドガー
FDOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
Gマジック・ツリーハウス
Hきみはペット
Iしあわせのパン

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映画「ダーク・フェアリー」雰囲気はたっぷり、でももっと期待してたのにな 

2012年01月31日(火) 7時07分
「ダーク・フェアリー」★★★☆
ケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース、
ベイリー・マディソン出演

トロイ・ニクシー監督、
100分、 2012年1月21日公開
2010,アメリカ・オーストラリア・メキシコ,
フェイス・トゥ・フェイス/ポニーキャニオン
(原題:Don’t be Afraid of the Dark )






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鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、
脚本とプロデュースを担当した一作


「ギレルモ・デル・トロ監督作品の雰囲気たっぷり
でもやはりそれではどこか物足りない、
どうして自身で監督しなかったのか・・・、
元ネタがあってのリメイクだからか
おどろおどろしい雰囲気たっぷりなのに
どうしようもない哀しみみたいなものは感じられず
なんか割と安っぽい仕上がりで肩すかしだったな」




古くて大きな洋館が映し出されると
その館自体が大きく息をするみたいに見えた、
何かが始まる予感

父親とその新しいガールフレンドの元に
母親に見捨てられた少女がやってくる、
舞台は揃った
さあどんな不条理な世界をみせてくれるか
期待しつつ映画の中へ。


古い屋敷のそこここに光の当たらない部分があり
誰もいないのに扉のギーッっとする音や
誰かが歩いているような気がする音
気になり始めたら堪らない、
子供の頃、怖い話を聞いたり読んだ後
布団をかぶって外界から逃げ出したような感覚が蘇る、

そして舞台となる洋館には本物の黒い妖精が住んでいた。


何がこの不思議な現象を起こしているんだろう、
暗い画面をようく見ようと目を凝らすが
彼らが姿を見せてしまうと
もう物語は行き詰まり
残念だけど映画の且つ待つまで見えてしまう。



それにしても子供や恋人があれほど
この館では何か邪悪なものが居ると訴えても
全くそれを受け入れない父親って
見てるこちらがイラつく
気持ちは分かるがもうそんな悠長なこと
言ってられないだろ!
そんな突っ込みを心の中で幾度も繰り返した。


ストーリー自体は幾度も焼き直されたもので
目新しさは無い、
こうなったらどう描くかということだ

大人になっても急な停電の暗闇には驚くが
少女が風呂に入ってるとき
停電し何か小さなものが体中を這いまわる様子は
なにか見てるこっちの体も
モゾモソする不快な感覚を覚えた、
このあたりは気持ち悪いけど面白かった。


でも見どころと言うか
面白かったシーンは少なく
想像の範囲内でそれなりに楽しめたが
期待した以上ではなかったな

レンタルでも充分ってところ。


ラスト、逃げ出す主人公達
これじゃあ、解決になってないじゃん!


★100点満点で65点



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ギレルモ・デル・トロ監督作品
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008)
パンズ・ラビリンス(2006)
ヘルボーイ(2004)
ブレイド2(2002)
デビルズ・バックボーン(2001)
ミミック(1997)
クロノス(1992)
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映画「デビルズ・ダブル −ある影武者の物語−」これが事実の物語 

2012年01月27日(金) 7時39分
「デビルズ・ダブル −ある影武者の物語−」★★★★
ドミニク・クーパー、リュディヴィーヌ・サニエ出演

カン・ジェギュ監督、
109分、 2012年1月13日公開
2011,ベルギー,ギャガ
(原題:The devil’s double )






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影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝の映画化。


「イラクのサダム・フセインを知らない人はいないが、
その息子ウダイを覚えている人は少ないだろう、
映画の中盤、彼が直接オリンピック出場選手を
拷問しているシーンで
そういえばそんな報道があったなと
改めて歪んだ人格のその人の映画に見入った」



この映画はフセイン元大統領の息子の話ではなく
中心は彼の影武者となった男、
顔が似ているというだけで
「影武者になることを承知しないと家族を殺すぞ」と脅され
ウダイの声やしぐさを真似ることを強要されつつ
サダムの息子の側で
権力者の息子の持つ強大な権力を
冷めたまなざしで見つめる。



悪戯っ子がそのまま大人になったようなウダイ、
フセイン以外は彼を叱る者もいないわけで
迷惑な話だ。


油田と砂漠くらいしか頭に浮かばないが
映画で見ることが出来る街の様子は
都会そのもので
そこを歩く人達は普通に見える
そんな毎日の土台がとても脆く
こんな不安定な政治と
横暴な権力者に掌握されている事実
そんなことを見ていると
やはり政治って大切なんだと実感する。



自分達の毎日を
目に見えるものや見えないものを
政治が作っていると普段は実感しないから
こんなに無関心なんだろうな。


幸せな結婚式の最中の花嫁を奪い
街を歩く学生を車で連れ去る
父親の友人であろうと気に食わなければ殺害し
ウダイは悪行の限りを尽くすが
彼の存在自体が独裁国家を象徴しているみたいだ。

フセインの息子の存在は
特に気にもならないし
ストーリー自体も目新しさは無い、
こんなことをあるだろうなという
想定の範囲内だけれど
この映画の見どころはウダイと影武者の
一人二役を演じるドミニク・クーパーに尽きる、
きっちり二人の人間がそこにいるのだ。



そしてウダイを真似しつつも
自分を失わない影武者のラティフ・ヤヒアが
ある瞬間、狂気と正気が重なり合う瞬間
人間の狂気を見せつける
怖いと思った、

もしかしたらウダイであったかもしれないのか・・・・、
人間は恐ろしい
けれどしっかりともうひとりのラティフがいて
大丈夫だと言ってくれていた

そんな映画を見終えて映画館を出る
ショッピングセンターの映画館だから
買い物客にまぎれて、また平穏な日常へ。


★100点満点で70点



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ドミニク・クーパー出演作品
フロム・ヘル From Hell (2001)
アガサ・クリスティー・コレクション 忘られぬ死 Sparkling Cyanide (2003) テレビ映画
プルートで朝食を Breakfast on Pluto (2005)
ヒストリーボーイズ The History Boys (2006)
ジェーン・オースティンの「分別と多感」 Sense and Sensibility (2008) テレビ映画
マンマ・ミーア! Mamma Mia! (2008)
ある公爵夫人の生涯 The Duchess (2008)
17歳の肖像 An Education (2009)
デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- The Devil's Double (2011)
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー Captain America: The First Avenger (2011)
マリリン 7日間の恋 My Week with Marilyn (2011)

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映画「マイウェイ 12,000キロの真実」遠くまで走った二人の真実 

2012年01月24日(火) 21時59分
「マイウェイ 12,000キロの真実」★★★★
オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン出演

カン・ジェギュ監督、
145分、 2012年1月14日公開
2011,韓国,CJ Entertainment Japan、東映
(原題:My Way /마이웨이)







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「韓国での公開は日本より一足早く12/21、
惜しくも『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に次いで
初登場2位で発進、4週目も9位とヒットとなっている
1000万人以上を動員した「ブラザーフッド」と比べると
200万人を超えたあたりで少し物足りないが
映画の内容は見ごたえのある傑作映画に仕上がっていた。」




35年もの長い日本統治のなかで生まれた
真実をベースにした映画、

韓国映画なので日本人は「悪」
韓国人は「善」という描き方は否めないが
当時はたぶんこの通りだったのだろうと想像できる、
今、自分達が考えないといけないことは
過去に学び、人間は世が世なら
こんなことも他者にしてしまうのだという真実だろう。



何も持たないからこそ
走ることに自分自身を表現したジュンシク(チャン・ドンゴン)と
走ることは自分の才能のひとつに過ぎず
ジュンシクをなんとも言えない表情で見つめる
長谷川辰雄(オダギリジョー)、
彼は何不自由ない生活を日本人として送っていた。
この京城(現ソウル)の街並みはスゴイ、
すんなりと映画の魔法に心地よくかかっていく、
やはりこれは映画じゃなくては味わえない至福のひとつ。



ここから二人の運命はどんどん変化していく、
噂に聞くノモンハンの激闘は
長谷川辰雄が狂気の表情を見せる、
いわゆる悪役とはいえオダギリジョーは
この映画で最高の役を手にした。



圧倒的なソビエト軍の戦車部隊を前に
逃げ戻る同胞の兵士に「戻れ!ひるむな!」と
銃口を向ける長谷川辰雄の顔には飛び散る血飛沫
砂ぼこりと焼けた煙
物々しい音、叫ぶ声
不謹慎かもしれないがホントに美しいシーンだ。
この戦闘という地獄絵図から
人間の持つひとつの本質が浮かび上がるのが
なんとも哀しい。



続くソ連の収容所生活での
韓国人と日本人の立場の逆転、
そんな中で描かれる主人公二人のそれぞれの思い、
そんななかでもジュンシクは仲間を気遣い、
辰雄はなんとかギリギリの軍人としての
誇りだけは失わないように生きるのだが、
生きるための選択として
ソビエトの軍服を来た時、彼の中の何かが
決定的に失われた。



戦闘や当時の街の様子など
大規模な予算でいかにも大作的な規模で
描かれているが
この作品で凄いのはそんな中でも
主人公達の心の動きを
その時々の小さなエピソードを見せることで
丁寧に彼らを追っていることだ。



初めて二人が出会った時、
主従の立場は違っても
一緒に走ればお互いの顔を見つめ
同じ様に前を向いて
息遣いが聞こえるほど側で
単純に走ることを楽しんだあの瞬間、
それから随分と時が経ち
随分と遠くまで来た

「ここから京城まで走ったらどのくらいかかるだろう」
案外真面目に言ったジュンシクの心だけは
すでに彼の祖国へ戻っていたのかもしれない。


こんな映画を韓国が作ってしまう現実、
日本でももっと大きな意思をもった作品が
作れないものか。

★100点満点で75点


最近、原発関連で妙な文化人扱いの山本太郎も出演、
俳優はその演技で何かを示すほうがいいと実感。



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カン・ジェギュ監督作品
銀杏のベッド(1996)監督・脚本
地上満歌(1997)脚本
シュリ(1999)監督・脚本
燃ゆる月(2000)プロデューサー
SSU(2002)エグゼクティブプロデューサー
ブラザーフッド(2004)監督・脚本
IRIS -アイリス-(2009)企画
マイウェイ 12,000キロの真実(2011)監督

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映画「フライトナイト/恐怖の夜」怖いというよりコメディ色強し 

2012年01月22日(日) 0時09分
「フライトナイト/恐怖の夜」★★★☆
コリン・ファレル、アントン・イェルチン、
イモージェン・プーツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ出演

クレイグ・ギレスピー監督、
106分、 2012年1月7日公開
2011,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:FRIGHT NIGHT )







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「ヴァンパイア映画は見逃したくないので
コリン・ファレルがどう演じてるのかも気になって劇場へ、
ディズニー印だけど作りはオーソドックスで
時に軽い感じさえした、
予算があまり取れなかったのか?
怖いというより笑えるシーンの多い作品となっていた」



ヴァンパイア映画は行きつくところまで行って
最近は進化系の映画が主流だ、
なかには日光さえ大丈夫なヴァンパイアまで登場して
そんな発想をどう映像化し
それをいかに面白く見せてくれるか
楽しみにしているが
今回はそういった「進化」は無く

心臓にクイを打ち込んだり、聖水に目を焼かれたりと
かつてのヴァンパイアの苦手なものはそのままに
面白いのはそんなヴァンパイアが
主人公の家の隣に越してきた!ってことだ。



見た目の怖さはもう一つだけど
やはりどこから登場するかドキドキしつつ
単純にホラー映画の展開を楽しんだ

コリン・ファレルはどんなヴァンパイアを目指そうとしたのか
そのあたりはもうひとつ明確に伝わらなかったが
彼も色んな役をやるなーと感心

以前はブラピに匹敵するほどの大スターだったが
最近は方向性が分からない、
そんな閉塞感が役に反映されちゃったのか、
それは深読みのしすぎか。


主人公は高校生のチャーリー(アントン・イェルチン)、
主役のオーラは全くないが
なんとも憎めない存在感で
ストーリーが進んでいくほど
実は彼の成長の物語でもあると感じた、

友情や側にいる人を大切にすること
そんなかけがえのないものを
こんなホラー映画でもさりげなく伝えるのは
これがディズニー製作の映画だからだろう。


主人公の彼女として登場するエイミー(イモージェン・プーツ)の
飾らない魅力に新しいヒロインを見た、

彼女はヴァンパイアの餌食になってしまうが、
特別な杭でヴァンパイアの心臓を貫けば
それまで被害に遭った人もちゃんと人間に戻れるという
何ともご都合主義な所も笑えて良い。


怖さマックス!で強烈に面白かった・・とは言えないが
たまにはこんな映画をみるのも良い、
見逃したくないとまでは言わないが
結構こういう作品が好きなので楽しめた。



★100点満点で75点



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コリン・ファレル作品
私が愛したギャングスター Ordinary Decent Criminal (2000)
タイガーランド Tigerland (2000)
アメリカン・アウトロー American Outlaws (2001)
ジャスティス Hart's War (2002)
マイノリティ・リポート Minority Report (2002)
フォーン・ブース Phone Booth (2003)
リクルート The Recruit (2003)
デアデビル Daredevil (2003)
ヴェロニカ・ゲリン Veronica Guerin (2003)
S.W.A.T. S.W.A.T. (2003)
ダブリン上等! Intermission (2003)
イノセント・ラブ A Home at the End of the World (2004)
アレキサンダー Alexander (2004)
ニュー・ワールド The New World (2005)
マイアミ・バイス Miami Vice (2006)
ウディ・アレンの夢と犯罪 Cassandra's Dream (2007)
プライド&グローリー Pride and Glory (2008)
ヒットマンズ・レクイエム In Bruges (2008)
Dr.パルナサスの鏡 The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)
クレイジー・ハート Crazy Heart (2009)
ザ・ウェイ・バック The Way Back (2010)
フライトナイト/恐怖の夜 Fright Night (2011)

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映画「ヒミズ」住田ガンバレ!住田ガンバレ!住田ガンバレ! 

2012年01月19日(木) 7時26分
「ヒミズ」★★★★
染谷将太、二階堂ふみ、窪塚洋介、
吹越満、でんでん、黒沢あすか出演

園子温監督、
129分、 2012年1月14日公開
日本,ギャガ
(原題:古谷実「ヒミズ」 )







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「昨年公開された2作品
『冷たい熱帯魚』『恋の罪』がどちらも
興味深い作品だったので今回も劇場へ、
今までと同様に「洗練」からは遠いが
その分感じるヒリヒリするような
画面から伝わる緊張感は良かったな」



セリフが恥ずかしく
居心地が悪くなる、

特に茶沢景子(二階堂ふみ)は頑張り過ぎで
こっちが疲れてしまう、
対照的に住田祐一(染谷将太)は脱力系で
その対比に慣れるまでは
主人公二人の振り幅が大きすぎて
これで大丈夫なのか?と感じながら見た。



「皆さんは一人ひとり特別です、
夢を持ちましょう」という教師に
「普通サイコー!」と拳を突き上げる住田祐一だけど
自分がどう思おうと周囲が
彼を普通に暮らすことを許さない。



映画の冒頭に大震災のがれきの映像が
何の解説もなく流れる

そしてその映像は映画の途中でも使われる
今の日本人にはこの映像に開設は不要だ
そして自分達は色んなことを考えるのだ。



だからこそ「普通に生きたい」という
あまりにささやかな願いが
実はどれだけ大切なことか
今、自分達は身を持って感じている。


普通の暮らしが何かによって壊されていく、
なんとか抵抗しようとしても
それを守ろうとするには
個人の力はあまりに無力だ。


かなり暴力的なシーンが多く
その表現する意味には
首をかしげる部分もあるが
ラストのささやかな「希望」が
全てを昇華させてくれる



タイトルの「ヒミズ」はモグラ科の哺乳類を指している。


★100点満点で80点



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園子温監督作品
『俺は園子温だ!』(1985年)ぴあフィルムフェスティバル入選
『男の花道』(1987年)ぴあフィルムフェスティバルグランプリ受賞
『自転車吐息』(1990年)ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品、ベルリン映画祭正式招待作品
『部屋 THE ROOM』(1994年)サンダンス映画祭審査員特別賞受賞
『BAD FILM』(1995年)
『桂子ですけど』(1997年)
『男痕 -THE MAN-』(1998年)
『0cm4』(1999年)
『うつしみ』(1999年)
『性戯の達人 女体壺さぐり』(2000年)
『自殺サークル』(2001年)新宿武蔵野館における過去最高の観客動員数を記録
『ノーパンツ・ガールズ 大人になったら』(2004年)
『夢の中へ』(2005年)
『Strange Circus 奇妙なサーカス』(2005年)、第56回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にて観客の人気投票によって選ばれる「ベルリン新聞・読者審査賞」 (The "Berliner Zeitung" Reader's Jury Award) を受賞
『紀子の食卓』(2006年)第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 特別表彰&国際シネマクラブ連盟ドンキホーテ賞
『気球クラブ、その後』(2006年)
『ハザード』(2006年)
『エクステ』(2007年)
『愛のむきだし』(2008年) ベルリン国際映画祭で、「国際批評家連盟賞」「カリガリ賞」を受賞
『ちゃんと伝える』(2009年)
『冷たい熱帯魚』(2011年)
『恋の罪』(2011年)
『ヒミズ』(2012年)
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映画「ルイーサ」地球の裏側で生きている 

2012年01月13日(金) 7時53分
「ルイーサ」★★★DVD鑑賞
レオノール・マンソ、ジャン・ピエール・レゲラス、
エセル・ロッホ、マルセロ・セレ出演

ゴンサロ・カルサーダ監督、
110分、 2010年10月16日公開
2008,アルゼンチン、スペイン,Action Inc. 
(原題:LUISA )







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「久し振りにTUTAYAへ行きDVDを借りて来た、
ズラリと並んだ棚から選ぶのは
見逃した単館系の映画だけど
この映画はパッケージの
妙な雰囲気のおばあさんに惹かれたから、
ブラジルのブエノスアイレスが舞台の
事件が起こるような起こらないような
映画にするほどの事でもない内容だけど
描き方は面白かった」



ブエノスアイレスという街の名前を聞いただけで
なんというか旅情のようなものを感じる

まさに地球の裏側でも
人々は同じ様に日常を送っている、
立ち並ぶビル群を見ると
日本となんら変わらない、
そんなパッと見の印象から
カメラがルイーサの家に入っていくと
一気に彼女の簡素な生活と孤独が浮かび上がる。



毎日判で押したような生活
二つの仕事を掛け持ち
家に帰ると猫と話す穏やかな日常、
アパートの古いエレベーターがチラッと映るが
同じ様なエレベーターを日本で見たことは無い
蛇腹のような鉄の扉を自分の手で閉めてから
上昇していく古いタイプのそれは
かつてエジプトのカイロを旅した時
ホテルのエレベーターで体験したが
古いヨーロッパ映画なんかで
時折見かけてたので思わず笑った記憶がある。


そんな古いモノと近代的な建物が同居する街、
彼女の生活はそんな古いモノを
ひたすら守るように
同じ行動を続けるが
林立するビルのように
新しいものがどんどん彼女の生活にも
入り込んでくる。



突然職場を解雇され
退職金もどうやら払われないようだ、
かけもちしていた仕事も失い
手持ちのお金もわずか
電気が止められ、もはや土俵際
彼女はどうするのか・・・・
やることが切羽詰まっているのに
見てる方はなんか微笑んでしまう、

真面目な事ってなんか可笑しいのだ、
でも笑ってないとやってられないよな。


彼女は地球の裏側で
今もたくましく生きているだろう
そんなことを感じさせてくれる
ひっそりとしたエンディング
ブエノスアイレスに行ってみたい。


★100点満点で65点



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ブラジル映画と言えば思い出すのは「セントラル・ステーション」
しみじみ良い映画だったな。
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書籍「変死体(上・下」信じたいものを信じて真相に迫る 

2012年01月11日(水) 7時50分
書籍「変死体(上・下」★★★☆
パトリシア・コーンウェル著 ,
講談社 、2011/12/15
( 384ページ /360ページ , 各900円)









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18作目となる「検屍官」シリーズ
全部読んでるのでとりあえず、楽しみに読んだ。


「スカーペッタが責任者に就任した
法病理学センターがある街で
連続殺人と思われる事件が発生した、
容疑者はスカーペッタの“副官”ジャック・フィールディングで
彼は行方不明となっており疑いは深まるが
スカーペッタは事件の深層に
別の何かがあるのではないかと
真相に迫っていく、今回は上下巻の手ごたえ」




バージニア州で検屍局長をしていた頃の
いかにも地に足がついた様子の
安定感のある雰囲気が最近はなかなか感じられない、

バージニアを離れたあたりから
物語自体ももうひとつ輝きを失くしてしまった、
残念だなと思いつつも
新作が出たら他の読みかけの本を一旦止めて
こっちを読み始めるのだから
期待は高いのは言うまでもない。


今回は連続殺人かと思われる事件の容疑者に
スカーペッタの指導の下
一緒に働いていたジャック・フィールディングが浮かびあがり
彼は失踪し、その後自宅で死体となって発見される。


単純な事件に思えたが
スカーペッタが死体にメスを入れると
物語は一気に動き出す、
この感じはいつもながら良い、
けれど死体と向き合い
声にならない声を聞いていた頃の
あの親密な時間は今回も感じられない、

周囲が複雑になり過ぎ
語り口は洗練されて
整理されているんだけど
その整理され過ぎ具合が
自分達を突き放してるような感じがして
却ってクリアに胸に響かないのだ。


あの可愛かったルーシーは
ますます不可解な存在になり
マリーノは付き合いが長すぎて
今の身近な存在には
首をかしげざるを得ない、
ただこの長い長い物語は
いつかシリーズが終わるときまで見届けたい
そんな気分なんで
今後もシリーズ新作が出たら買って読むだろうな。



検視することで初めて分かる事実から
当初考えられた事件の内容が
全く別の意味を示すという驚きが
最近の作品からは感じられないのが致命的だ

密室からの新たな発見は
やはり手詰まりなのかもしれないが
それでも新しい何かを期待したい。


アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されるらしいが
それも楽しみだ、
今後は現在の場所に落ち着いて
彼女らしい視点から
事件解決はもちろん
事件を起こしてしまう人間ってものへの
優しいまなざしと深い洞察力を読ませて欲しい



また一年待つんだろうな。



★100点満点で75点★


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検屍官ケイ・スカーペッタ シリーズ
検屍官 Postmortem (1990年 / 1992年1月、ISBN 4-06-185069-5)
証拠死体 Body of Evidence (1991年 / 1992年7月、ISBN 4-06-185188-8)
遺留品 All that Remains (1992年 / 1993年1月、ISBN 4-06-185313-9)
真犯人 Cruel and Unusual (1993年 / 1993年12月、ISBN 4-06-185570-0)
死体農場 The Body Farm (1994年 / 1994年12月、ISBN 4-06-185836-X)
私刑 From Potter's Field (1995年 / 1995年12月、ISBN 4-06-263121-0)
死因 Cause of Death (1996年 / 1996年12月、ISBN 4-06-263393-0)
接触 Unnatural Exposure (1997年 / 1997年12月、ISBN 4-06-263659-X)
業火 Point of Origin (1998年 / 1998年12月、ISBN 4-06-263937-8)
警告 Black Notice (1999年 / 1999年12月、ISBN 4-06-264736-2)
審問 The Last Precinct (2000年 / 2000年12月、[上] ISBN 4-06-273045-6、[下] ISBN 4-06-273046-4)
黒蝿 Blow Fly (2003年 / 2003年12月、[上] ISBN 4-06-273907-0、[下] ISBN 4-06-273908-9)
痕跡 Trace (2004年 / 2004年12月、[上] ISBN 4-06-274947-5、[下] ISBN 4-06-274948-3)
神の手 Predator (2005年 / 2005年12月、[上] ISBN 4-06-275267-0、[下] ISBN 4-06-275268-9)
異邦人 Book of the Dead (2007年 / 2007年12月、[上] ISBN 978-4-06-275915-1、[下] ISBN 978-4-06-275936-6)
スカーペッタ Scarpetta (2008年 / 2009年12月、[上] ISBN 978-4-06-276530-5、[下] ISBN 978-4-06-276531-2 池田真紀子 訳)
スカーペッタ 核心 The Scarpetta Factor (2009年 / 2010年12月、[上] ISBN 978-4-06-276837-5、[下] ISBN 978-4-06-276838-2 池田真紀子 訳)

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