天使と悪魔 

2009年10月03日(土) 14時08分
あの「ダ・ヴィンチ・コード」の前の作品。シリーズ1作目です。
私はこっちの方がおもしろかった。もっと早く読めばよかったな。
もともとキリスト教には興味あったし、美術館も好きだし、
有名な観光地が舞台なので知ってる場所がいっぱいで(行ったことないけど)
すごく楽しめました。

「ダ・ヴィンチ・コード」は美術品に隠されたキリスト教の真実、というお話でしたが、
「天使と悪魔」は<宗教>と<科学>の対立。
ストーリー展開は2作とも似てる。
パリやロンドン、ローマとヴァチカン、美術品と教会。謎の秘密結社。
主人公ラングドンがヒロインと共に謎解きに駆け巡る。
「天使と悪魔」は爆弾のタイムリミットがせまってくる、
ドキドキの「24」みたいなスリル感。

ストーリー自体は、ぶっちゃけ普通でした。2作とも。
すごく読みやすくて一気に読んでしまうんだけど、
そんなに目新しいものではない。
それよりも、登場する絵画、彫刻、有名な美術品の数々や教会に
隠されている謎、というのが面白い。トリビア満載の本なのです。

たくさんの、実在の美術品に隠された秘密が出てくるけど、あくまでも小説は小説。
それが真実、ってわけじゃないのよね。
でも、それを信じさせてくれるくらい、リアリティがあって説得力がある。
パリやローマにとんで行って、実際に自分の目で見たくなります。

でもやっぱり、キリスト教世界では批判も多かったみたいね。
「ダ・ヴィンチ・コード」はイエスが神の子であるという基本をひっくり返してしまう。
キリスト教を自分のアイデンティティの基本に持つ人たちは受け入れられないことなんだろうな。
最近、映画「パッション」も見たけど、あれもイエスをすごく人間的に描いている。
私はクリスチャンではないし、イエス・キリストが水をワインに変えた、とか、
磔になった3日後に復活した、という話はおとぎ話と同じ程度にしかとらえていないけど、
今のキリスト教信者の人たちって、どうなんだろう?科学的に証明できないような奇跡って。
どう思ってるんだろう?

で、「天使と悪魔」は、その<宗教>と<科学>の矛盾、対立、というところから
出発するお話なわけです。
キリスト教や美術に興味のない方も、エンターテインメントとして楽しめますよ。
ただし、文庫で上中下の3冊。気合入れて読もう!


「ダ・ヴィンチ・コード」、映画見てみようかな?
トム・ハンクスのラングドン教授も見てみたいけど、
ジャン・レノのファーシュ警部の方が気になる
観た方感想教えてください。
P R
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