劇場は立ち見が出る満席で、皆、アルトマンのファンなんだろうか。 アルトマンてなんかアルトオモワン? 主義者。 バード・シット すっごく良かった。 エクセレントとしか言いようがない完璧な映画だった。
あらかじめ失われた翼たちよ。
号泣してしまい席をたてなかった。何故、涙が出てくるのかはわからない。 ルノワールの素晴らしき放浪者を観たときも、号泣してしまった。自由と孤独が琴線にふれたんでしょうね。 映画は映画であってスクリーンに映るものは、ただの出来事ですが、こんなにも素晴らしい気持ちになるなんて、観に来て良かった。 空を飛ぶことは出来なかった、ドームの中で羽ばたいただけだった。
アーント・サリーのかがみが聴こえてきた様な映画です。
嗚咽しそうで声をとめてたら過呼吸になりそで。
いつか誰かが、ロバート・アルトマンの映画音声学って本を書くと思う。 台詞の扱い方が異色。 あれはダイアローグではなく音声でした。 マッシュ(映画も良かった)のサントラがヒップホップ的なアプローチになってたのも納得出来た。サンプリングしたくなる声がたくさんあった。
アメリカンニューシネマの面白く感じた作品って、青春映画の変種みたいなのばっかりだったし、僕がそういうの好きなんだな、と気づいた。 夕陽の群盗とかファイブイージーピーセスとかね。
特にどの場面が良かったというよりも、トータルでのインパクトがすっごいし、バード・シットのラストはフェリー二みたいで好きです。 マイケル・サーンみたいでもあって、ある少年のイカルスみたいな夢だったのかな、と思わせるラストシークェンス。しかし、悲劇は悲劇だ。 オフビートに流していますが、かなり悲しいストーリーでした。 そういう緩急のつけ方が、アルトマンは上手い。
ナッシュビルと3人の女、スクリーンで観たくなりました。