医食同源シリーズ(6)蓮

October 30 [Sun], 2011, 15:07
天気は日増しに暑くなり、また蓮が満開の季節になった。 蓮はそれ全体としてまるで宝のようです。 蓮根、蓮の実は美味しい食材ですが、伝統的な生薬でもあります。 日本人は蓮根を野菜として食べますが、蓮の実を食べる習慣はあまりないようです。 中国系の人々は蓮の実を体に良い食材として、おかずにもするし、おやつにもします。スープ、お粥、お汁粉、お菓子、塩味、甘い味などどこにでも入れます。 また、蓮根以外には、蓮の花を天婦羅にして食べる、蓮の葉はお粥にすれば、ダイエットの効能があると言い伝えられていますがこれは定かではないです。

漢方は、蓮の葉が夏の暑さを解消し、清い陽気を上げます;葉の枝部分の効能は葉と近い、且つ又通気を良くさせ、胸苦しい感じを治せます;葉と枝の繋がり部分は胃を和らげ、胚胎を安定させる;また出血を止め、婦人の帯下病を治療できる;蓮の綺麗な花も薬として使え、花びらを潰して傷や出来物に塗ります;花の芯もまた薬である;心を清め、腎臓を守り、精子の量を調整し、出血を止めます;蓮の実を孕む部分は各種の婦人病に効きます;蓮根の間の節も生薬に使い、各種の出血に効くと認識されています。 特に蓮根の節が止めた出血の固まりを消す効能があるので、歴代の医家に特に愛用されています。 すなわち出血時間を短縮させ、このことは現代の実験でも証明されています。

古典書籍には蓮に関する記述が多くある。<本経>は蓮肉について:“主補中養神,益気力”。と述べた。<本草綱目>は“交心腎、厚腸道、固精気、強筋骨、補虚損、。。。止脾泄久痢、赤白浊女人帯下崩中諸病。”と記載されている。即ち、蓮肉は心臓を安らげ、精神を安定させ、腎臓を守り、脾胃を丈夫にさせ、下痢を止め、各種の婦人病も効くという効能がある。 蓮肉はもち米と一緒にお粥にすれば習慣流産を防ぎます。 お店に売っている蓮の実は芯を取ってないので、取った方が良いかどうか?多く友人や患者たちに聞かれています。 蓮肉の芯と言うのは実の真ん中にある緑色の芽のことである。<本草綱目>は“清心去熱”と書かれている。 蓮肉の芯は苦いが、精神を安定させる。 体が熱くて、興奮しやすい、イライラするのを治せます。 この為、連肉の芯を取るかどうかは人々の体質によって、決めれば良いです。 蓮肉の芯のアルカロイドは強心や降圧の薬理作用が現代医学に証明されている為、近年は高血圧の治療に良く使われています。 <名医別録>は蓮根について、“主熱渇、散血、生肌。”と記録しました。<滇南本草>は:“多服潤腸肺、生津液。”と述べました。 熱を収め、肺を潤す、血を涼しげます。 生でジュースにして飲めば、津液が増えて、口が渇かなくなります。生ではなく、火に通してから食べれば、補強の作用があり、食欲を出せます。

今回は蓮に関して、範囲が広すぎて、いっぱい書きましたが、まだまだ及ばない部分があります。 ご興味がある方は<本草綱目>を読めば、もっと面白い事を発見できると思います。


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