北朝鮮拉致被害者の
蓮池薫さんが翻訳した韓国の小説「
孤将」が
上梓された。原作は金薫さんで、くしくも名前が同じ字だ。
孤将とは、秀吉の朝鮮出兵の際に水軍を率いて戦った朝鮮の将軍、
李舜臣(イ・スンシン)のことだという。
写真は、韓国の
鎮海市に立つ、李将軍の銅像である(2004年9月に私が撮影)。
鎭海は海軍の街で、美しい桜並木の街としても知られている。
蓮池さんは北朝鮮に拉致されて貴重な24年間を無駄にした。が、その間に覚えた朝鮮語をこのように活かしている。言うまでもなく、言葉がわかるのと小説を翻訳できるのはまったく別のモノである。それを成し遂げた蓮池さんの努力と才能、そして無駄とはいいながらその24年間で習得した語学を活かした根性に頭が下がる。