
徒歩ダーの大島さんと別れて、1時間ほど歩き、
カムイコタンに差し掛かった頃、今度はさらに大きなザックを背負った二人連れが歩いて来た。
真っ黒に日焼けした顔の若者の一声は、
「ぶんきちさんですか」
文が「どちらから?」と聞くと、「波照間から」。
私が、「もしや犀の角さん?」。
なんとなんと、会っちゃったよ!
相棒は、長万部から旭川まで同行すると言う庭山さんだ。
無銭の旅、沖縄から1年8ヶ月、絵描きで収入を得ながら、北の大地へたどり着く。
小柄な体に25KGの重いザックを担いでいる
私が足マメで苦戦していることを知ってた。
「しばらくは私も、足はズタズタにやられました。でももう今は何ともなくなりました」
さすが鍛えが違う。
しかし、2年前の西日本の旅で、昔の同僚とばったり出会った時は
驚きと感動があったが、この出会いも感激した。
ネットの仲間からの情報で、同じ目的を持つ者が、北の大地で出会う。すごいことだ。
ゴ−ルの宗谷岬まであと一歩。健闘をたたえあい、堅い握手をして別れた。
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