ブログ再開予告 

2010年04月26日(月) 14時47分
約10ヶ月間ほどブログをお休みしておりましたが、もうすぐ再開させていただきます。
よろしくお願いいたします。

都議選の争点 

2009年07月04日(土) 1時53分
 都議選が公示され、やっと都民の民意を示すことが出来るチャンスがやってきた。
 通常、50%を割る投票率も、今回はアップするのではないかと思っている。

 なぜなら、今回の都議選は、どれも身近でわかりやすいものが争点となっているからだ。
 私が投票を行う上でポイントとなる争点は以下の3つ。

1.新銀行東京の業務停止および責任の所在を明確にすること
2.築地の移転に反対すること
3.東京オリンピック招致に反対し、そこへの税金投入を即刻止めること

 これらを掲げてくれる議員に投票したいと思っている。
 確かに子育て支援や教育の充実、景気対策なども重要だが、こんなことは当たり前すぎて争点にもならない。
 今回はなるべく先入観なしで、デジタルに上記の基準で選ぼうと思い、各候補者の考え方を調べてみた。

 その中で見つけたのが、JANJANが配信する政治家の政見動画

 で、早速チェック。
 その結果、その条件を満たしているのは、わが選挙区では共産党の候補ひとりだけ。
 別に共産党も嫌いではないのだが、候補者本人の演説が何とも頼りない。
 これで本当に石原暴君都知事と戦えるのか?と不安になってしまう。
 そして現職であることからなのか、何かと今までの実績を語るのもいただけない。
 重要なのは、今まで何をやってきたかではなく、これから何をするのか、なのに。

 ありゃ?これじゃあ投票する候補者がいなくなっちまうじゃねえか。
 
 ただ、民主党がオリンピック誘致に賛成している限り、都議会議員選挙としては投票するわけにはいかない。
 消去法で共産党となってしまうのか。迷いどころだ。

 ちなみに、この演説動画をみていて、候補者達はもっと演説の勉強をした方がよいのではないかと思うほど、そろいも揃ってひどかった。
 政治家としては重要な資質だと思うのだが・・・。
 動画を上げてもいない自民党議員は、それ以下なのはいうまでもない。
 
 さあ、前回、前々回の都知事選では、ダメージをくらうほどの失望感をくらったが、今度こそ、まともな結果になるよう祈ろう。
 都民はそこまでバカじゃないはず。

マスク争奪戦 

2009年05月23日(土) 10時48分
 新型インフルエンザが日本に上陸して、何だかよくわからないままに大騒ぎとなっている。
 あの未明に行われた舛添厚生大臣のヒステリックな記者会見と、こんなことでも視聴率を稼ぎたいマスコミのおかげで、他国に笑われるほど国民は右往左往している。

 それを最も顕著に現した現象が「マスク争奪戦」だ。
 最初に患者が現れた関西はもとより、すでに東京や地方都市でも、薬局からマスクが一斉になくなり、手に入りにくい状態となっている。
 ニュース映像では、マスクを買い求める人の大行列も流れた。

 これらを買い求める人たちは、言うまでもなく「今は健康なひと」だ。
 ほとんどの人たちが、家族に患者がいるわけでもなく、本人が病気というわけでもない。
 単に予防という目的で、薬局を廻り、行列に並ぶ。

 マスクがどれほど予防に役立つのかは、諸説あると思うので言及はしない。
 しかし、この騒ぎが何を生み出すのかを、彼らは理解しているのだろうか。

 マスク不足は、街の薬局から消えているだけではなく、医療機関でも手に入りにくい状態となっている。
 もちろん、今、季節性のインフルエンザにかかっている人や、その疑いがある人、普通の風邪にかかっている人など、本当に必要な人が手に入れにくくなっている。
 これは社会全体にとって、流行性の病気を広めることになるだろう。
 自分さえよければよいという考えでマスクを買いあさる人たちが、結果として病原菌をまき散らす原因となることを自覚すべきだ。

 70年代に起こったオイルショックの時のトイレットペーパーを買いあさる姿をニュースで見て嘲笑していたのだが、それとほぼ同じ事を2009年になってもやっているんだから、この30年以上の間、日本人は全く成長していないどころか、退化しているんじゃないかと思えてしまう。

 ところで、エコ意識でショッピング袋からマイバックに切り替えたようなひとたちは、もちろん使い捨てマスクなんて使っていないですよね。

感心したぞ。麻生首相のすごい能力 

2009年05月13日(水) 23時58分
 いや〜、すごいですね。
 何がって?

 鴻池官房副長官が、病気のため辞任だと。
 味方のはずの自民党や公明党の議員でさえ、女性問題が原因として辞任したことを前提としたコメントを堂々とTVの前で出しているような状況で、「病気のため辞任」ですか。

 むかしむかし、そのまたむかしの政治家では、たまに都合良く病気になって、入院しちまうやつもいたけど。
 ここまでわざとらしいウソは、幼児でもつかないよ。

 また、そのもととなっているのが、不倫旅行に議員特権をつかったなんて、せこくて恥ずかしい理由なんだから、開いた口が塞がらない。
 これって、ある意味、官房副長官辞任だけで済む問題じゃないだろう。
 どう考えても、国民の代表である国会議員を務める資格は、どう考えてもないでしょう。
 どうですか?こんなセコイ鬼畜を当選させてしまった兵庫県の皆さん。
 あなたたちの代表ですよ。こんなのが。
 どんな利権を持ってきてくれているのかは知りませんが、チョー恥ずかしくありません?

 それに輪をかけて恥ずかしいのが、麻生首相ですね。
 記者会見で、鴻池官房副長官辞任の任命責任について聞かれて、「健康問題ならしょうがない」だと。
 いやいや、政治家というのは「羞恥心」というものを持っていてはできない職業なのでしょうか。
 
 心の中では「お友達なんだから、しょうがないよ」なんて思っているんでしょうから、今さら任命責任も何もないのでしょうが、それにしてもよくここまでシレッと、バレバレすぎるウソを鵜呑みにしているような顔ができるもんです。

 普通であれば平常心を保てないような状況で、眉一つ動かさず、シャアシャアと戯れ言が言えるんだから、相当なモンです。
 この強い心があれば、どんなウソでもデマカセでも、引け目を感じることなく言えるでしょう。
 これから選挙が近づき、たくさんの耳障りの良い公約などを吐くと思いますが、今回の記者会見で見たこの人の「能力」「資質」を忘れないようにしておきましょう。

 

豚インフルエンザでマスコミと政治家が踊る 

2009年05月01日(金) 22時28分
 この数日間の豚インフルエンザ報道を見て、違和感を覚えているのは私だけではないでしょう。
 どのチャンネルをつけても、豚インフルエンザの報道で大騒ぎ。
 必ずTOPニュースになるのはもちろん、延々とそればかりを手を替え品を替え、流し続けている。
 政治家は、未だ状況がはっきりしないまま、真夜中に記者会見を開き、声を張り上げている。

 確かに、この豚インフルエンザに対しては、キチンとした対応が必要なのは言うまでもない。
 万が一に備えて、先を見据えた準備も必要だろう。

 しかし、やはり今のマスコミ報道と政治家達の振る舞いを見ていると、どうしても芝居がかって見えてしまう。
 まるで「24」や「感染列島」のような映画やドラマを見ているようだ。
 驚異的な毒性と感染力を持つウイルスが街にばらまかれ、それを阻止すべく「ヒーロー」達が、暴れ回って大活躍するという話。
 彼らは今回の騒ぎを、いかにドラマチックに見せるかを競い合っているように見える。

 ドラマではなく現実の話であるなら、そこにドラマチックな要素は必要ない。
 正しい情報をしっかりと伝え、余計な騒動や不安感を煽らないようにしなければならないはずだ。
 例えば、横浜の高校生が豚ウイルスに感染した疑いが出た件。
 未だ結果がわからない状態で、あのような記者会見や報道が必要だったのだろうか?
 これでは、今、単なるインフルエンザにかかっただけで、マスコミが押し掛け、自分たちの生活を壊されてしまうかも知れない。
 仮に彼が陽性だった場合でも、あの時点で大騒ぎするメリットは何もないはずだ。

 意地悪な見方をすれば、この問題が起こったことを政府は「ラッキー」と感じているのかも知れない。
 ここで強力なリーダーシップを見せることが出来れば、支持率上昇に繋がるんじゃないかと。
 だから、この件でマスコミに出てくる麻生も舛添も、どこか芝居がかったような、大袈裟な振る舞いになっているんじゃないか?

 視聴率のためなら、何でも面白く見せようとするテレビについては、今に始まった事じゃない。
 どんなことでも報道する角度や視点を変えてエンターテイメントにしてしまうのは、彼らの得意技だ。
 その根っこは、納豆やココアが体によいという情報を流し、スーパーの棚をからにしてしまうことと同じようなもんだ。

 今回の豚インフルエンザは、軽く見られる問題でもないし、自分たちの命や生活に直結する重要な問題だ。
 だからこそ、必要以上に演出された報道や声明に対しては、Noを突きつけよう。
 「まじめにかんがえろ!」と。
 そうしなければ、こんな大問題さえ、彼らの都合の良い道具にされてしまうから。

何度騙されても学習しないひとたちへ 

2009年04月28日(火) 23時41分
 最近の政治関連のニュースを見ていると、この国がいつまでたっても同じ失敗を繰り返してきた理由がよくわかる。
 もう、これ以上ないほどの惨劇を見せつけられてきた小泉〜安倍〜福田政権。
 それに輪をかけて無能な麻生首相。
 当たり前のように支持率は最低レベルまで達し、自民党政権に一旦は愛想を尽かせたはずだった。

 それが小沢民主党代表の政治資金問題があがると、その流れが完全に変わってきた。
 ただ、政治家なら誰もが当たり前のようにやってきた抜け道に対し、小沢ひとりを狙っての逮捕劇。
 誰がどう見たって、政治的な思惑が含まれた国策操作だろう。

 そんな茶番劇にマスコミが乗り、小沢のダーティーなイメージを作り上げることに成功した。
 (もともと小沢はクリーンな政治家ではなかったと思うが、それを言い出せば自民党議員は何なんだ?)

 これで、もうすっかり自民党の退廃ぶりは薄まってしまい、社会は何も好転していないのに、支持率が上がってくる始末。
 この不支持から支持に変えた人たちは、何を見ているんだろう。

 そして定額給付金。
 マスコミは、その受け渡しの様を面白おかしく伝え、ちょっとしたお祭り騒ぎにしてしまった。
 世の中も、定額給付金セールで大騒ぎ。
 巨人が優勝したときになぜか「そごう」がセールをやっていたときのような違和感を感じるのは私だけ?

 挙げ句の果ては、過去最大と言われる補正予算だ。
 もちろん最大なのはその金額であり、その中身や効果のことではない。
 内容はひどいモンだ。
 ほんのちょっとまえにさんざん懲りたであろうハコモノへの投資を、性懲りもなく繰り返そうとしている。
 地方では未だに前回の景気対策の時に建てたハコモノが生み出す大赤字で四苦八苦しているというのに。

 高速道路も、巨大マンガ喫茶も、作った後の運営費がかかることを忘れてしまっているんじゃないのか?
 
 根本的に間違っているのは、消費=景気対策=国民の幸せという論理で政治が進められていることだ。
 今までの経験を思い出し、ほんの少し考えてみよう。
 たくさんの建物や道路を造り、消費を刺激してきたことが、今何を生み出しているのかということを。
 たくさんの負の遺産を残しただけで、我々の生活は苦しくなる一方だ。
 
 大量消費で生み出される見かけだけの景気では、ひとは幸せにはならない。
 多くの人は、見分不相応な贅沢より、背丈にあった安心できる生活を望んでいるはずだ。
 汗を流して働いた分だけの収入を得て、家族みんながにこやかに過ごせる社会。
 それは、今のやり方では到底実現できないだろう。

 みんな、もう、いいかげん目を覚まそうよ。
 政治家やマスコミ、投資家・・・・楽して贅沢したいやつらの思い通りにさせちゃいけない。
 目先の金につられていたら、本当に全てを失うときがきちゃうぞ。

東京オリンピックに反対する 

2009年04月14日(火) 23時14分
 今さら宣言することでもあるまいが、やはりもう一度キチンと宣言したい。
  「東京オリンピックには、絶対に反対」

 すでにオリンピックというお祭り自体の存在意義にも疑問はあるのだが、他の都市にとっては意味のある事になるのかも知れない。

 しかし、こと東京に関して言えば、やる意味など全く感じられない。
 
 オリンピックによってもたらされる各種施設の建設による共益については、いうまでもなく箱もの行政が行き着くところまで行き着いたこの都市では完全に不要である。
 経済効果を狙うのであれば、他にももっと効率が良く、未来に繋がる使い方はいくらでも考えられるだろう。

 何より重要なのは、東京都民が東京オリンピックの誘致を心から願っていないということだ。

 オリンピック誘致に賛成しているのは、それによって潤うこと、儲かることが明白な人たちだけだ。
 一部のテレビタレントなども、オリンピック特需を狙っているか、もしくは根っからのスポーツバカが「楽しみ〜」なんて発言をしているだけだろう。

 その何よりの証拠は、最近始まったオリンピック誘致の賛成を求めるTV-CMの存在だ。
 本当に都民が期待をしているのならば、あんな胡散臭い内容のCMに何億もかける必要はないだろう。
 それも「東京オリンピックどっちでもいいなんて言ってちゃだめだよ」などと、自虐的とも言える内容なのだから情けなくなる。
 個人的にはもっとも胡散臭いと思っている司会者「みのもんた」に、さらに胡散臭い「理由」を並べ立てて、オレオレ詐欺の如く、イノセントな都民を騙そうとしているようにしか見えない。

 このCM、たった15秒のあいだにツッコミどころが満載。
 「競技場の7割を再利用 エコな大会」
  もう、不要なほどの施設があるのに再利用なんて・・・、どこがエコだ?
 「2016年までに街路樹を100万本に」
 「子供たちのために校庭を芝生化」
  誘致や都民の懐柔にかけている金だけで、できるんじゃないか?オリンピックなんて関係ない。
 「実現させよう!東京オリンピック・パラリンピック」
  ここにパラリンピックという言葉を持ってきているところが、すでに怪しさ満載。
  どうせ、三流広告代理店でも噛ませて企画したんだろう。

 こんな問題だらけの誘致活動に対して、辛口と言われるニュース番組さえ口を噤む。
 そりゃ、オリンピックが来なくたって、CM料は入ってくるし、万が一来ることになったら、放映権の奪い合いで不利な立場には立ちたくないだろうからね。

 北京オリンピックの前には、オリンピックの裏側で起こる問題点を指摘する番組やニュースがよく流れたが、お膝元で起こりつつある問題には知らん顔を決めるとは、いやはや。
 きっと、オリンピックが誘致されたなら、真っ先に河川敷に住んでいる人たちは中国のように、闇に消されてしまうんだろうね。
 (すでに東京では、新宿で同じ事をやった実績があるからね。)

 このオリンピック誘致プロジェクトは、ヒトラーに負けないほどの独裁者を目指す石原都知事の面目躍如と言ったところか。

 というわけで、どんなことがあっても「東京オリンピックには、絶対反対」です。

もう、エコロジーという言葉には騙されないぞ 2 

2009年04月09日(木) 23時55分
 以前に「もう、エコロジーという言葉には騙されない」という記事を書いたのだが、その時は「騙されないぞ」という自分への戒めも含めて書いたつもりだった。
 それが最近では、エコロジーというものが単なる利権や商売の為だけに使われていることをまざまざと見せつけられている。

 不況対策として打ち出された高速道路の1000円均一。
 二酸化炭素の排出量を減らすと宣言し、どの程度の効果が出るのかわからないレジ袋の削減にまで必死になっている中で、どうしてこんな政策を打ち出すことが出来るのだろう。
 並大抵のことでは達成できないと言われている京都議定書で宣言された排出目標も、最近では、全く聞かれなくなった。
 さあ、現在の目標までの進捗状況はどうなっているのだろうか。

 消費電力の安い家電や、燃費の良い車に買い換えさせようとする援助策。
 今使っているものを、大事に、修理をしながら使い続けるのと比較して、どちらがエコなのだろうか。
 1台の自動車、1台の薄型テレビを作るときに発生するCO2、ゴミとなった自動車や家電を焼却処分するときに発生するCO2を取り返すのに、新商品はどれほど使い続ければ元が取れるのだろうか。

 今は不景気の脱却こそが第一課題というのかもしれない。
 それならば、すでに豊かな生活を手に入れた先進国が、これから発展をしていこうとする途上国に環境問題を云々言う資格は無い。

 今行われていること、これから行われようとしていることが、商品をどんどん作って、売りまくる構造の企業にのみ恩恵が得られるものであることは一目瞭然だ。
 シンプルに景気対策というのならば、作って壊すモデルではなく、ものを使い続けることを支援するようなビジネスや仕事を増やすような構造に変えていくべきだ。

 壊してから再生するリサイクルではなく、壊さずに使い続けるリペアをもっと支援するような施策を打てないものだろうか。
 捨てること、買い換えることにより高い税金をかけ、修理したり、部品だけを取り替えたりするビジネスに対して支援金を出すようにすれば、そちらに大きな雇用が生まれていくだろう。

 安く売ることしか能がない大型量販店だけが栄えるのではなく、親身になって修理に廻る街の電気屋さんが、改めて息を吹き返してくるかも知れない。
 
 その方が、温かかくて幸せな社会になるとは思いませんか?

贈与税減税だと? 

2009年04月07日(火) 23時11分
 もう、この国の政治家達は何のだろう?
 
 きちんと書くことさえアホらしいが、書かずにいられないので殴り書き!

 今の日本の現状、空気を読めば、贈与税減税などということは、口にさえ出来ないはずなのだが。

 それを、推進せよと命ずるアホ首相。
 住宅に限るな!などと、さらに輪をかけてアホな議論へ突入していく、自民党の政治家達。
 「金持ち優遇と書くな!」とけん制、恫喝する古参政治家。

 ああ、もう彼らは政治家としてではなく、人間として感じなければならない感覚さえ失ってしまっている。

 千葉県では、単にアホなだけならまだしも、ウソツキでいい加減な男を知事にしてしまった。
 早速、東京のアホ知事と、アホ×アホな、パッパラーな、そして気持ちの悪い笑顔の対談が実現だー。

 もう、だめかも。ほんとに。

「世界がもし100人の村だったら6」で感じたこと 

2009年03月09日(月) 22時46分
 3/7(土)に放映された「世界がもし100人の村だったら6」を見て、やりきれない気持ちになるのと同時に、強い違和感を覚えた。

 2番目のエピソードとして紹介されたシエラレオネ共和国の少年の話。
 親が「ゲリラ」に殺され、祖母の元へ預けられ、毎日ダイアモンドの採掘に明け暮れている少年。
 これの周りの大人達も、ダイアモンドの採掘を生業としている。
 少年達は、大人達が採掘を終えて、枯れたと思われる場所でダイヤを探す。
 もちろん、そんな場所で簡単にダイヤが見つかるはずはなく、見つからない日が続けば食事をとることもできない。

 確かに可哀想で悲惨な状況だ。その少年達には何の罪もない。
 しかし、彼らはなぜ食べるものにも困るような生活をしながら、ダイヤを探し続けなければならないのか。
 ダイヤなんて、彼らにとっては直接には何の役にも立たないもので、本来なら着実に農業をやって食べ物を確保すべきだと思うのだが。

 そんな違和感から、、このシエラレオネという国のことを調べてみた。
 この国はダイアモンドを巡る内紛が続き、その後、国連により、ダイヤの取引が禁止されている。
 それは採掘されたダイヤが、武装組織の武器購入に使われることを止めるための措置だった。

 しかし、彼らはダイヤを掘り続けている。
 それはたぶん密売という形で流通し、その資金はやはり武器にされていくのだろう。
 
 少年の親は、「ゲリラ」に殺された。
 たぶん、ダイヤの密売で購入した銃で、銃弾で。
 しかし、それでもダイヤを見つけなければ食べることが出来ない。生きては行けない。

 なんという悲しい現実だろう。
 ダイヤってなんだ?
 ただ綺麗に光るだけの石ころ。
 食べることに困らない、裕福な人たちにしか不要な、単なる飾り。
 硬さを求めるだけなら、人造ダイヤでも代用できるはずだ。

 では、だれがこのような悲しい状況を作ってしまっているのか?
 シエラレオネ政府?反政府組織?それらを支援する大国?ダイアモンドシンジケート?
 どれも加害者なのだろう。
 しかしもうひとつ、忘れてはならない加害者がいる。
 ダイヤモンドに高い金を出して購入する人たちだ。
 我々も、装飾品として、婚約指輪として、最も価値のある宝石として、ダイヤを購入している。
 それがこんな悲劇を生みだしていることを感じることもなく。

 もしも誰もダイヤモンドを欲しがらなかったら。
 彼らの国で紛争は起こらなかったかも知れないし、武器を購入することも出来なかっただろう。
 貧しいかも知れないが、自分たちの食べるものを栽培し、楽しく生きて行けていたのかも知れない。

 一時、動物保護の観点から毛皮を使った衣服への反発が起こったが、ダイヤモンドは同じ人間を殺して生まれる宝石だ。
 食料や燃料の奪い合いで起こる争いよりも、何倍も悲しい争いに思えて仕方がない。

 この番組を見て可哀想だと涙した女性(男性も)がいたなら、彼からのプレゼントはダイヤ以外のものにしてもらおう。
 それでもどうしても欲しい人は、「紛争フリーダイアモンド」というものがあるらしいので、それを選ぼう。
 できることは、それぐらいしかない。

 ちなみに、この番組の中では「ゲリラ」が全て悪いような内容になっていた。
 疑問なのは、この「ゲリラ」という言葉は、本当にインタビューされた生音声をそのまま翻訳されたものなのかどうかは怪しく感じた。
 たぶん、「ゲリラ」という言葉を使うことで、より悪者を明確にしたかったような意図が窺える。
 政治家達が好んで使う「テロとの戦い」の「テロ」と同じぐらい胡散臭い感じがした。
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