震災余話・その後

May 11 [Wed], 2011, 2:50
最近ようやく落ち着いてきた感があるが、先日まで、夜に限って大きめの余震が起きていた。もっとも昼間は活動しているので、単に気付かなかっただけかも知れぬ。ともあれ仕事がら、勤務の前夜は眠剤を飲んで早目に寝るのだが、余震の度に起こされhttp://www.mujeresconzapatero.org/mail/wasitukami.htmlてしまう。現地の方からはなんだそのくらいと言われそうだが、ささやかながらも、やはり困る。曲がりなりにも他人の命を一時預かりする仕事なので、ちゃんと眠っておかないと、怖い。そこでそういう時は、眠剤を追加服用して寝る。ところが先日、一晩で4錠も飲んでいた。医師からは追加服用は1錠と言われているのだが、多少のゆとりを考慮しても、明らかに多い。しかも、その記憶が全くなかったのである。眠れない事よりも、記憶のないうちに薬を飲んでいた事の方が、おっかないかも知れぬ。いささか間があいてしまったが、先日の続きである。この手の事案にしては珍しく、壁にヒビが入っていると言う電話をかけた翌日すぐに、不動産屋と、おそらくは内装関係と思しき技術者がやって来た。改めてよく見ると、部屋全体に、縦横に細かなヒビが入っていた。技術者は、それらのヒビの周辺をトントンと叩きながら、チェックしていった。結論は、部屋の国「上、ベースとなる鉄筋部分と、部屋の内装のボードの間には多少の空間がある。ヒビの入り方とその場所から推測するに、ヒビが入ったのはおそらくその内装ボードの部分で、ベースの鉄筋はまだ大丈夫なのではないだろうかと、言うものであった。プロにそう言われると、ひとまずは信用するほか無い。不動産屋もさっそく大家さんにはこの件を報告して、対応していただきますと言うので、これまたひとまずは信用するほか無い。そして二人が帰りかけた時に、ふと思い出した事があった。前回にも書いた名刺による建物のゆがみ判定法をそもそも試してみたのは、アパートの1階、階段の土台部分にあったヒビに関してなのであった。そこで帰る二人を送り、その部分も見てもらう事にした。すると、名刺チェックをした頃にはほんの2ミリだったヒビが、楽々と指2本が入るほどの幅になっていたのである。ウィスキーならば、ツーフィンガーと言うやである。これはもう、ヒビと呼べる代物ではない。すき間である。さすがの2人も、これには言葉を失った。僕も当然、言葉も無い。以前名刺チェックで突っ込んだ2、3枚の名刺は、見当たらなかった。不動産屋は、最前とは全く違う口調で、大至急、大家さんには対応していただきますと言う。技術者も、それがいいと思いますと言う。僕もお願いしますとだけ言った。それから、日ほど経。いまだに土台のすき間は、ツーフィンガーのままである。気のせいか、スリーフィンガーに近づきあるようにも見える。これが酒の話なら、大歓迎なのだが。
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