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ノイズ (平八?) / 2004年07月17日(土)

神様は残酷です。
たった二人さえ、幸せになんてしてくれない。

耳元で鳴り響く重低音が煩い。
呼吸の合間でさえ、何かを留めるかの様に途切れ途切れな音が鳴る。
その耳障りなノイズにかき消されながら、本音はその笑顔に消されていく。
――呼吸が荒い。
息をするたびに喉の奥にヒュウヒュウと刺すような空気が通る。
言葉を必死で発しようとするも、それさえも困難だった。

視界が霞む。
あの向こうにはその小さな掌で何人もの命を奪う幼い影。

――…最後まで、あの小さな掌に護られている。

年上だから、と言ってあの人はどんな辛い事があっても笑っていた。
護りたかった、護って…あげたかった。
その楽しそうに笑う姿をいつだって。

「し…ぱッつ…ァ…」
「喋んじゃねぇ!生きろよ!なん、で…」

静かに涙を流しながら、静かな呟きが降ってくる。

「でき、ない約束なら…最初っから…するなよ…ォ…ッ!」

ごめんねごめんね、大好き…。
君の本音をかき消すように、耳元で鳴り響くノイズが煩い。
ごめんね…でも…。


「お、れ…アンタの事…ッ…だいす…だった…ッ!!」


最後まで護れなくて…ごめんね…?
――僕の本音はその耳障りなノイズにかき消され、空気に溶けた。
 
   
Posted at 16:27/ この記事のURL
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散り急ぐ華 (剣豹) / 2004年07月11日(日)
その美麗な花弁は、ゆうるりと弧を描いて。

開花した華はすぐに枯れてしまうのだと、いつしか先人が云った。
華奢な足首を前後に揺らし、飄々と踵を返すその背は何かを物語っていた。
何かを、世界中の不条理を踏み潰すかのようにゆうるりと。
今まさに彼の心情を侵す人物が視線の先に焼き付いて。
何かを捜すように、ゆうるりと。その足首は前後に揺れる。
お前は悪くない、悪くないのだと、淡々とした言葉が連なって。

――…またどうしようもない矛盾が生まれる。


「野球なんてやめてしまえばいいんねん。」
――本当に言いたいことを隠して

「意味なんてあらへんのに、そない頑張って何の得があるん?」
――何の意味のもなく口から滑る矛盾の言葉の欠片は

「死んだら、なんもできなくなるやろ?」
――栄華することを恐れるかのように

「あんさんなんて、いっぺん死んでしまえばいいんや。」
――君の時間を止めようとする



天邪鬼な唇から溢れ出す矛盾の言葉の欠片は
ゆうるりと、弧を描きながら燃え尽きた。
 
   
Posted at 10:42/ この記事のURL
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恋愛の相違と矛盾 (平八) / 2004年07月10日(土)
―――風が、吹き抜けた。

思い出は、甦る。
まるで過ぎた事ではないように余りにも鮮明に。
あの日の会話、悪戯に笑う、アイツの声、仕草。
――…何度も、何度も……。

『新八っつぁん』

時には楽しそうに
時には嬉しそうに
時には悲しそうに
時には怒りながら…

――…何度も、何度でも。
その表情、声、仕草に救われた。
でも、本気で啼いてくれた事は記憶に無くて、
残っているのはあの人に縋る姿だけ。

『何で泣かないの?』

と問うアイツの顔はきっと歪んでいた。

『好きなのは、新八っつぁんだけだよ』

嘘吐きうそつきウソツキ。
どうして…?
お前が好きなのは昔も今も未来もあの人だけのはずなのに。
今もその歪んだ整った顔で矛盾をつづっている。

「愛してるのは、新八っつぁんだけだよ」

素直なお前の言葉を遮って、ただただ自分を護る事に必死で。
……本当の気持ちを忘れてしまったよ…。

「平、助ェ…ッ…!」

―――…本当に泣きたかったのは、俺のほうだったんだ…。
 
   
Posted at 20:06/ この記事のURL
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変えましたぞぃ! / 2004年07月10日(土)
携帯日記変えました。
ほぼ文置き場になる予定。

使いやすい…か…?(ゴフゴフッ
 
   
Posted at 20:04/ この記事のURL
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おためし / 2004年07月10日(土)
おためしだぜよ〜☆
 
   
Posted at 19:58/ この記事のURL
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