RASING INFERNO15

April 22 [Fri], 2016, 19:24
『DERANGED SORROW』

攻撃が迫る!
「クソがぁ!」眼球を狙う指圧が迫り腕を拳でハジくと同時!!ティオーレの膝が脇腹に直撃!
「この程度かVALENTINA!」更なる連撃が迫る!拳を直進させ首を横に振るSickは更に前方に頭部を倒す!!軌道を変え肘が顔面に当たるからだ。だが!
衝突!平手がSickの左頬に当たる直前に拳で防いだ。直後!追撃!!しゃがんだ状態からティオーレの左拳がSickの右腕と胸部の僅かな隙間を突き刺す!同時に低姿勢になるティオーレは更に回転し右足払い。だが右足の裏で防いだ瞬間!
「がああぁぁ!!」
苦悶!左頭部を掌底で叩かれ脳を揺さぶらた!!
「こんな馬鹿な!」
走るLethat!それは反応する事すら適わない瞬速の攻撃動作!!反応すら適わない圧倒的な実力差である
ー計画がここ迄覆される程、天賦の雲泥さの距離幅が広すぎるのか!?ー
Lethatは攻防の難解さを理解した。そして詰め寄る瞬間、予備動作を含め死角に入る。それは大振りの攻撃の瞬間を狙った卑怯の追撃!間合いに入った刹那!!
「!!!」肉体が瞬間的に左方向へ回避した。直後!
衝撃!!回転蹴りが迫り両腕で防御し後退した。回転蹴りの勢いを利用し再びSickと向き合い攻防が再開される
「か……勝ち目が無い」
思わず呻く言葉。だがそれは
ーまさか、こうなるとはー
Lethatが口にしたのはある種の計算だった。その思惑とは
ー強い。確かに……だがこの状況でなければ良かったー
その端整な顔立ちから連想しかねない悪巧みと浅知恵を重ねる悪辣



ー彼女……INFERNOの計画は何処が終着か知らなければ裏をかかれ利用される可能性がある。それは状況に応じて困るー
薄く澄み渡る蒼の瞳が濁り暗色を示した
ー彼女はLIARだ。この戦闘が計画の内ならどこかに身を潜めー
爆発!地雷が再び発動しLethatの遙か前方でありティオーレとSickの後方に黒煙が上昇
「誰の寝首をかくか悩む所だ。お前ではないがな。フッ」
Lethatは振り向かずに視線のみを後方に移した。誰かは明白
「……やぁINFERNO。訳を訊かせて頂けるかな?」
「ルシャァァァト。お前に声をかけたのは不意打ちではない。救いがあったな。フッ」
「不意打ちではなければ時間稼ぎかい?」
「……お前はやはり侮れない」
Lethatは視線を空に移した時僅かに瞳孔が拡大したが背を向けていた為、気づかない
「軍の増援部隊が来るなら遠くから車両の音がする筈だが一向に気配が無い。つまり君が予め潰したかか……残骸者は恐らく罠に絡め取られたが予想外の機転でこの場を退却。つまりここで矛盾点が生じた」
INFERNOは思う。不意打ちするべきだったと
「精鋭キャンプは2つあり、この場所と基地だろう。だったらティオーレは増援が来ない。ならば早い話しだ。この3人なら……断ち切れるだろう」
INFERNOは後悔する。自身と同格の意地汚さを持つ輩は始末するべきだと
「ティオーレは始末しても俺の利益にはならないからさ。君に首はくれてやろう。ただし一つの条件がある」
振り返る。対峙した眼光は互いに簡略する悪魔の知恵
「DEAD-LINER機密情報ファイルと引き替えだ。君の顔立てでティオーレ抹殺は俺がやろう。そしてSickと対立関係を築く代わりに更にもう一つ」
笑う。気品を兼ね揃えた美男子が狂気を宿して
「過去に戦場で対峙した強者が君の部下にいる。ノーチェイス・カーマインの首を君が切り落とし俺によこすんだ」
INFERNOはここで
勝算の光を兆した


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RASING INFERNO14

April 17 [Sun], 2016, 21:48
『Territory Sings Deuces』


「行くぞ英雄!!反応出来るか!!?」
迫る黄緑色の髪の刺客
ノーチェイス!
ーさっき迄とはまるで違う!ー
プレマテリアは動揺しながらも後方に下がる。身の危険を感じた
迫る!僅かな距離から密接!直後!!回転蹴り!!!
ー早い!ー全身を捻り咄嗟の回避!!その鋭さに対応が遅れ追撃出来ずにいるデユアリバデス
「ここからだ!」突き抜ける程の左拳を直進させ首を振りかわす!同時に脇腹に迫る右拳を振るうが掌で防ごうとした
ー潰すしかあるまいー
同時に頭部に影が掛かる!衝撃を右拳で受け止めた!!ノーチェイスの左足と衝突!!
ーこれは!?ー前のめりになるデュアリバデスの首裏に強襲が迫る!ノーチェイスの左手套!!
「かかったな!」突如、右足を突き上げるデュアリバデス!
「まだだ!」右足を最速で下げ、踵を軸にし後方に弧を描くように回転し直撃せず
ー今のは!?ー胸中で不安を募らせるプレマテリア。ノーチェイスの戦闘手段を刮目し戦慄が走る
ー鳩尾を突き刺す拳撃の後、爪先で頭部を抉る攻撃のをし、更に意識を絶つ為に延髄を追撃……人体急所を悉く突く攻撃手順……まさしくー


ーDILATION【抹消術】か。まさか裏の住民の技法すら体得しているとはー
攻防は続く!そして笑みを浮かべたノーチェイスは跳躍!顔面へ向け蹴り上げ両手で塞ぐデュアリバデス
ー鋭すぎる!ー更に空中で前身を反り回転し右足で第2撃!!更に右腕で直撃を免れるが踵に重心を置き、空中で体制を変えた!!
「デュアリバデスさん!」プレマテリアの声!それは救済を意味した!!全身を回転させた
ノーチェイスの狙い!デュアリバデスの顔面を目掛けた左の蹴撃!!相殺!!!
遠心力を最大限に使用した右拳を振り下ろし窮地を免れた
そして距離が空く
「チッ!」舌打ちするノーチェイス。感嘆
ー強い。隙を探すのにここ迄、数々の予備動作をしなければならないとはー

「ここ迄とはな」共鳴するかのような感情を交ぜたデュアリバデス
ー強敵だ。俊敏さを補う柔軟な筋力で連続攻撃を叩き込みながらもクレバーな緻密性を持つのか。これが側近ならばクイーンの実力はー

「埒があかない」プレマテリアは2人の実力を算段した
ー全くの互角だ。こんな戦闘に特化した2人が争えば死闘は明確過ぎる。なにより気になるのはこの先はきっと不利になるのはー

プレマテリアは鞄を叩いた。その動作から引き起こす事態
ーデュアリバデスさんだ。躊躇の無いこのノーチェイスの方が感情的にも有利だ。打倒を目的にしているからだ……けど、僕らには目的地がある。時間稼ぎならばこの対峙が長引く程の焦りがあるー

「仕方が無いか」
拳に力を溜め全身が強張る。身の毛の弥立つ猛獣のような殺気を込め……告げる
「終わらせよう」

戦陣。領域に進入する敵を叩き潰す思考に切り替わるその意味は

「ノーチェイス・カーマイン。その名、我が礎にならん事を」


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RASING INFERNO13

April 11 [Mon], 2016, 11:33
『邂逅と殺意が冒涜した感情を露わにした拒絶と嫌悪』

ー目が……ようやく慣れて来たかー
うっすらと視界が回復した少年。奇襲が迫るが対応策は眼球を潰し足払いを放ち昏倒させる算段をした
「!?」ところが
「アレ?久しぶりじゃん?元気?」
疑問を含む言葉を三つ程理解した少年
「は?……はぁ!!?」
大口を開け絶句する
「いやぁさ。やっぱ縁を信じる事にするよ」
それは日常的な会話を投げかけるようだった
「ちょっと待てよ!何でだよ!!」
目元に皺が寄り唇が歪んだ
「何で?INFERNOに就いたんだ。元気だった?XXXXX」
「何、名前出してんだよお前!どういう事か解ってんのかぁぁ!!」
「からかっただけじゃん。互いにさ。政府に身を置いてても対立関係だったからさ……強いていえば」
少々大きめの赤いジャケットから出た黒い手袋。人差し指と中指を立て
「【GRAPH】と【王国】の二大組織」
「ま……まさか……マサカの」
「俺探してた?それともPAIN-KILLER?安心しなよ。両方とも」
「MASAKAかぁぁ!!」
最速の攻撃!拳を撃ち抜く!!
「ほうら」裏拳で防御!均衡状態が始まる
「なんだろね?互いに面合わせると反吐と悪態しか出ないね」
「気にくわないんだよお前わぁ!組織に居た時から舐めた事散々この僕にしやがってぇぇ!!」
拳を振り下ろす!後方へ飛び回避!!
「弄んでやったんだよボクちゃんさ〜。オンナの素晴らしさを身に刻んでやっただろ?良かったろ?プレマテリア知ってるのかな?」
「知る訳無いだろ!これから先も知る筈無い!!ここで死ねよば〜か」
「弱いボクちゃんに殺される訳無いだろ?だってさ。寝首かかれても返り討ちにしたの覚えてるだろ?」
舌なめずりして挑発的な態度を取る
PAIN-KILLER
「何時の話ししてんだよ!!DEAD-LINER機密書類をよこせ!!返せよ!!!」
「嫌だよ。それはGRAPHの沽券に関わるけど俺には関係無いし。INFERNOに渡したのは交渉の為だしね」
「こ……交渉!?」
「王国には未練無いからそのまま抜けちゃったけどINFERNOはさ。知る人ぞ知る貴重な【血筋】を持ってるからね。クイーンのセカンドネーム知ってるかな?」
「知る訳無いだろ!機密書類が無いからな!!どうでもいい!!!」
「マクガレン」
「だからしら……な……何?」
「そういう事」
唖然とする少年は頭上の空に雲がかかった事すら気付かない程、動揺した。唇が僅かに震えた
「怪奇のマクガレン家の生き残りが……」
「そうそう、居たんだよ。そもそもマクガレン家は資産家の裏の顔の歴史が頗る黒い。それだけでも同価値以上の興味が沸いたんだ。君なら判るだろ?」
ーだ……だから機密ファイルを持ち出したのか。それをINFERNOに突き出したのは条件に対する何か……なんてー
「マクガレン家の謎は視点ひっくり返せば誰もが欲しがる。当然俺も例外じゃないよ……【鷲獣】の名を棄ててもね」
「Kings-Investigator【国連厳選調査連合】……!歴史の影で蠢き政府極秘の裏で結託した組織が。邪魔臭いんだよ!!まとめて潰してやる」
「出来たのか!?無理だったろ?だから服従させて舐めきった態度でコケにしたんだ!!へ……へひひ」
笑うPAIN-KILLER。ケタケタと悪戯な笑みを浮かべて小馬鹿にした

怒る少年。あまりの激怒に眼球が黒が収束され暗雲立ちこめる頭上が発狂するかのような凶悪な表情に変化する


「お前は!」「ここでぇ!!」
「八つ裂きだ!」
「死ねよバ〜カ!」


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P R
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