(ノ*´_U`)ノ゙やこヽ(´U_`*ゞタン(σ*´_U`)σデッス♪σ(´・Å・`。)ゎ学生w

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肝試し 第4回 / 2006年03月14日(火)
 それからどれだけ歩いても明かりには近づけない。
逆にだんだん遠くへいっている気さえした。
『ねぇ、もしかしてあれ火の玉だったりする?』
「なんだよ急に余計怖いんですけど。」
『ちょっと歩くの疲れたなぁ。』
「んじゃぁ、どっかでちょっと休むかぁ。あそこは?」
2人は、そばにあった大きな木の下で、少し休むことにした。
地面に座ると、ひやっとした感じがした。
「っかしぃなぁ。確かここでいいはずなんだけど。。。。もしかして俺ら迷った?」
『えぇ〜?!まじで?どうしよう。これじゃ2時までに間に合わないよ。』
「大丈夫だって。どうにかなるっしょ。」
『・・・・・・・う〜〜〜〜〜〜ん・・・・。』
持っていた懐中電灯で、校門を出る時に渡された地図を見た。
すると突然、懐中電灯の明かりが消えた。
「えまじ?何これもしかして電池切れ?!」
電池を逆にしてもたたいても、懐中電灯に再び明かりがつくことはなかった。
2人の間に沈黙がつづいた。
『ねぇ、ってことは明るくなるまで帰れないってこと?』
「いや。何とかするさ。彩だっていやだろ。こんなとこで寝んの。」
『そうだよねぇ。でもどうやって帰るの?真っ暗だし。何も見えなくない?』
「そうだけど、他にどうしようもねぇし。月明かりでちょっとずつ歩くしかねぇか。」
『うん。そだね。』
「うし。じゃぁさくさく歩くぞ!あ。そうだ、俺らもお互いあんま見えないじゃん?はぐれたら駄目だから・・・手・・つながない?」
『ぇ?手?うん。いいよ。』
彩も竜哉も、初めて好きな人と手を繋いだ。
普通の繋ぎ方ではなく、ちゃんとした恋人つなぎだった。




 
   
Posted at 01:24 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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肝試し 第3回 / 2006年03月14日(火)
 仲良く楽しそうにはなしながら歩いた。30分ぐらい歩いて、あの森に着いた。
「ここっぽいな。ぁーなんか緊張するー」
『そうだね。なんかまじで気持ち悪いんだけど。何か出てきそうで怖い。』
「何か、お前とこうやって歩くの初めてだから、、、、デートって思えばいいっしょ。」
『う・・・うん。』
 彩の肩が、唇が腕が足が吐く息が。体全体が震えだした。
『やっぱ、・・・・・怖い。』
すると、彩の左手に竜哉の右手がからんできた。そして、彩の左肩には竜哉の左腕がのしかかった。
「こうしてれば怖くないだろ。俺がぜったい守ってやるって。まかせろ!」
『ぁ。ありがと。』
何故だかはわからないけれど、彩の心が少し落ち着いた気がした。
そして、1歩1歩ゆっくりと、2人は森の中へ入っていった。1本の懐中電灯を頼りに。
「お前さぁ、“ぐっち”っての呼びやすい?」
『呼びやすいっていうかずっとこれでよんでたから。竜哉のほうがいい?』
「できれば。でさ、俺も、その、彩って読んでもいい?」
『ぅん。いいよ。』
「っしゃっ。まずは1個進だな。」
10分ぐらい歩いたところで、お墓が見えてきた。彩の足がだんだん重くなっていく。
すると急に、バサバサバサっと、物音がした。
『キャァーーーーーーーーッッッ』彩は思わずさけんだ。
物音のしょうたいがふくろうだとわかると、我に返った。
『ごめん、びっくりしちゃって。』
「ぁぁ。彩ほんとに大丈夫か?辛くなったら言えよ。」
『うん。ありがと。でも大丈夫。』
「もうそろそろ出口あたりじゃね?あそこなんか明るいぜ。」
『ぁ。ほんとだぁ、やっと出れるんだぁ。』
それから数十分歩いた。明るく染まるほうへは進んでいるはずなのに、全然たどりつけない。
『ねぇ、あれってほんとに出口なのかなぁ?』
「明るいからそうだろう。いや、もしかしたら・・・・・」
『やめてよ。変なこと言うのやめてよ。まじで怖いんだから。』
「大丈夫だって。」
 
   
Posted at 01:13 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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肝試し 第2回 / 2006年03月14日(火)
 日が傾いてきて、バーベキューが始まった。ここからは自由行動になった。
彩は竜哉と行動した。他に比べてとても仲の良い2人は特にめだった。
 空が真っ暗になると、花火大会が始まった。150発もの花火を打ち上げ続ける。
そして、150発目、今までで1番大きな花火が打ちあがると、校内、校外放送が流れはじめた。
「サァ!今年もやってきました!恒例のカップル肝試し大会!いよいよ今日も始まります。さて、悲鳴をあげるのはどの組なのか?!今回のコースは初の墓地コースまであります!みなさんハズレくじはひかないようにねっ!では、スタート!!!!」
そう、毎年恒例の肝試し大会だ。いよいよ始まる。
肝試しが苦手な彩だったが、怖さと、竜哉と2人きりになれる嬉しさでいっぱいだった。
そんなことを考えていると、誰かが大声でさけんだ。
「あぁぁぁぁ!!まじかよぉ!俺ら墓?!まじ最悪じゃねぇかよ!」
竜哉の声だった。彩たちは、1番恐ろしいコース、墓地コースになった。
このコースは今年からでき、持参する懐中電灯以外には明かり1つない暗闇だ。
『ぐっちってくじ運悪すぎない?』
「いや。まじごめん。」
『謝んなくてもいいって。まぁこれも一応思いでとして。やるんだったら楽しもうよ!』
「まぁそれもそうだな。てかお前肝試しとかそうゆうの苦手なんじゃなかったか?」
『ぇ?知ってたの?苦手だけど大丈夫だよ。ぐっちがいるから。』
「ぁーもうお前どうなってもしらねぇからな。」
『ぇ?』
「俺が気持ち抑えきれねぇってことだよ。お前可愛すぎ。まじスキだし。」
校門をでながら竜哉が言った。
『あたしも・・・・ぐっち大スキだよ。』
「ぁーもうまじ愛してるし。ちくしょー」
そういうと、また竜哉が彩をぎゅっと抱きしめた。
「あーお前らそんなとこでイチャこいてんなよ!」
「うっわ竜哉ド変態。」
「うっせーよ散れ散れ!」
「あはは。お前が守ってやれよー!」
「わーってるって。じゃな。」
校舎から幽霊役の男子たちが声をかけてきた。
「わり。俺たまにあーゆーことしちゃうかもしんねぇから、いやだったら言って。」
『うん。全然いやじゃないよ。嬉しい」
 
 
   
Posted at 00:53 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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第3章 幸せ 付き合い始め 第1回 / 2006年03月14日(火)
 翌日、今日から竜哉と彩のスクールライフが始まった。
朝、彩が学校に着くと唯がとんできた。
「ねぇねぇ、彩昨日どうだった?付き合うことにしたの?」
『うん。まぁ。』
「何そのリアクション。超薄っ!」
『だって唯あたしおいて1人で帰っちゃうんだもん。まじ焦ったし。』
「ぁーごめんごめん。じゃぁ今日買い物行こっか。彩の好きなシュークリームおごったる。」
『まじぃ?やったー!』
 朝のHRが終わった頃には学年全体、放課後には全校生徒にまで広がっていた。
竜哉は外見も性格もよく、誰からも人気があるし、彩もかわいいことで有名になるほどなので、2人のことを知らない人はいなかった。
「超お似合いカップルだよねー。」とヵ
「美男美女ってゆーよりもかっこいいかわいいのほうがあってるよねー。」
などと、いろんな人からちやほやされた。
放課後、部活を早めに切り上げて、彩と唯は駅に向かった。
今日は金曜日なので、土曜と日曜は竜哉に会えない。
竜哉は休日だけの野球部なので、彩たちも部活があれば会えるが、今週は休みだった。
 休み明け、2日ぶりに竜哉に会った。今までは1ヶ月あわなくてもなんとも思わなかったのに、今は1日でも寂しく思う。彩は竜哉のことを本気で愛し始めていた。
 廊下ですれちがいに、顔を隠して照れながらの「はよ。」と言う言葉で始まる2人の学校生活は、今日でちょうど1ヶ月になる。もうすぐ、毎年恒例の体育祭が始まる。
体育祭は1日だけだが、夜遅くまで行われ、打ち上げ花火や男女2人1組のお化け屋敷などが行われる。去年彩夏紀と一緒にお化け役をやったが、今年は違う。
すでに竜哉とお化け屋敷に行くと決めていた。
おばけやしきは、まず、男女が1組になってくじを引き、その紙に書かれているコースを歩くのだ。
もちろん1つとして同じコースを行くグループはなぃ。みんな別々なのだ。ほとんどのコースが電灯が数本立っている明るいところだか、中には本当の墓がある真っ暗な森に入っていくグループもある。
だいたいそういう組は途中で断念するか、2時間以上戻ってこない。
 そして当日、足の速い彩は、選抜リレーにでることが決まった。午前の協議を終えて、次はいよいよ選抜リレー。彩は2走者目だった。
1走者目が早かったこともあって、彩は1人抜いて1位でバトンをつないだ。
前競技終了。最後の選抜リレーで1位になった彩のクラスは全クラスで1位になった。
 
   
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告白 第2回 / 2006年03月13日(月)
 彩のそばに歩いてきたのは・・・・・・・竜哉だった。
1本の電灯の明かりに照らされて、竜哉の顔が薄暗い闇に映し出された。
『えっ。』彩はおもわず声をもらした。
唯に竜哉のことを言われた時から、彩は妙に竜哉を意識するようになっていた。
毎日竜哉のことを考えてばかりいた。
そんな彼が、今目の前にたっているのだ。
彩はそっと顔をそらした。
少しの間沈黙が続いたが、それを破るように智畝(ちうね)の声が響いた。
「おいたっちゃん早くしろよぉ!俺腹減ったぁ。」
「あぁー待てよ。まだ心の準備ができてねぇんだよ。」
「ちっ。早くしろよぉ。」
「っせーなぁわかってるよ。」
恥ずかしかったのか、彼は電信柱の後ろに隠れてしまった。
思いもよらぬ彼の行動に彩は少しふきだしてしまった。そして、
「あのさ、もう知ってるだろ?俺と付き合って。」
『・・・・・・・・・・ぷっ。』
柱に抱きついて、まるで電信柱に告白をしているような彼の姿をみて彩は笑った。
『あははははっ。』
「え?何俺なんかした?」
『んーんごめんごめん。ちょっとおもしろかっただけ。いいよ。付きあおっか。』
「まじ?まじで?っしゃぁーーーーー!!」
そんな彼の、今までに見たことのない本気で喜ぶ姿に見とれながら、
彩の目に涙がにじんできた。
気がつくと、それは頬をつたって地面にポタッポタッっと落ちていった。
落ち着きを取り戻した彼は、彩の様子に気づいてた。
「おい?なした?ほんとは付き合いたくないとか?」
『ううん。違うよ。なんか、こんなことになるなんて思っても見なかったし、何か嬉しくて。よくわかんないけど、勝手に涙が出てきちゃうの。』
「・・・・・・・・・・。」
すると突然、竜哉が彩をぎゅっと抱きしめた。
『えっ?』
彩は予想しない彼の行動に驚いたようだった。
「何かお前見てると抱きしめたくなってくる。やべぇ。お前かわいすぎ。」
『・・・・・う・・ん。ありがと。』
「まぁ俺こんなだけどこれから一緒にやってこうな。』
「うん!」



 
   
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第3章 告白  第1回 / 2006年03月12日(日)
 4月20日(水)。テスト1日目だった。
今日は理科と数学と英語の3教科だ。彩の苦手な社会と英語がダブルできた。
 1時間目、理科。担任がクラスに入ってきた。
「ぅぉーい、授業はじめっぞー。座った座った。はい起立!」
よくいるよね。テストの日になると馬鹿みたいに気合を入れる教師。
何の意味があってそうしているのかは誰にも、そして本人にも分からなかった。
問題児の寄せ集めでできた彩たちのクラスは、当然まともにテストなんか受けられるものではなかった。
 「・・・・起立、気をつけ、礼。」ガタガタタタッッ
やっと終わった。なんとか1日目は終了。
 翌日、2時間目のチャイムが鳴り、今回のすべてのテストが終わった。
「彩ー今日部活終わったらつきあってくんない?買い物行きたいから。」
『おっけ。あたしも服買いに行きたいなぁーって思ってたとこ。』
「よしっ決まりっ!」
 放課後、7時。部活が終わった。彩は唯と買い物に行く約束をしていたので急いで着替えた。
『唯ー行こー。』
「うん。ちょっと着いてきて。」
『えっ?ちょっとどこいくの?そっち駅と逆だよ?』
「いーから。」
彩は唯にグイグイひっぱられながら少しむっとしながら歩いた。
着いたのは、学校のプールの裏だった。電灯が1つしかなく、薄暗かった。
『ねぇ、ここ暗いよ。早く買い物行こうよ。』
唯は答えない。彩が怒った顔をして何か言おうとする前に唯が言った。
「ちょっとここで待ってて。買い物は明日にしよう。」
『はぁ?!ちょ・・・・・・・・』
彩が答える前に唯は走って行ってしまった。
こんなうすぐらいところに1人置いて行っちゃうなんて。名に考えてんのよ。
少し寒くなってきた。
彩が帰ろうとして歩き出した瞬間後ろで「バサッ」という音がした。
振り返ってみると人が倒れている。
薄暗くて誰なのかはよくわからない。恐る恐る近づいてみると同じ中学校の男子生徒らしかった。
声をかけようとした瞬間、その男子がすくっと立ち上がって彩の方に向かって歩いてきた。
 
   
Posted at 23:53 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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出会い 最終回 / 2006年03月12日(日)
バスに戻ると、待ち構えたようにみんなが迎えてくれた。
他のクラスはすでに帰っていた。彩たちのクラスはあらかじめ主任が各家庭に連絡網をまわしていたため、
学校の許しを得て近くのホテルに1泊することになった。
ホテルに向かうバスの中は、彩と竜哉の話でもちきりだった。
「お前らいつの間にそんな仲良くなったの?」
「2人で寝てたとか・・・・・笑」
「っぉぃ。変なこと考えてんじゃねーよ。何もねぇって。」
『あははは。笑』
「お前笑ってる場合じゃねぇって。お前のことも関係してんだぞ!」
『あっ。そっかぁ。でもまぁいいじゃん?たまにはね。笑』
「っあーちくしょー。」
その日竜哉と彩を含んだ36人と運転手を合わせた37人を乗せたバスは
ホテルに向かうまでの短い時間だったが
彩と竜哉の周りはいつまでも笑いが絶えず、にぎやかだった。

―2組のドアによりかかりながらぼぉーっとしていると、唯の声で我に返った。
「・・・・・ゃ。」
「あや・・・彩!」
『ぇっあっ何?』
「何じゃないよ。いつまでぼぉーっとしてんの?ほら分かったなら帰った帰った。もう授業始まっちゃうよ。彩次体育でしょ?早く行きなって。」
『うん。ばいばい。』
「じゃねー。」
グランドに行くまで、そんなに長くはなかったが、彩は10分以上かけてゆっくり歩いていた。
『まさか、ぐっちだなんて。どうしよう。あたしどうしたらいいの?!』
彩は1人で叫びながら赤面して人に見られないように走り出した。
 
   
Posted at 17:08 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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出会い  6回 / 2006年03月12日(日)
 1時間以上個室で立っていると外の空気がおいしく感じられた。
『はぁ〜。何か気持ちいいね。』
「なんだお前も寝ちゃってたのかぁ。」
『何かぐっちが寝てたからたいくつであたしも寝ちゃった。』
「ぁー久しぶりに女子と笑った気する。そういやぁさぁ、俺らって今日始めて話したよな?」
『そういえばそうかも。。。。10ヶ月間1回も話したことがなかったって事だよね。何かすごい。』
「お前って楽しいのな。」
『ぇっ?どういう意味?』
「だからー話してて楽しいって事だよ。」
『え?そう?あたしもそう思ったよ。ぐっちって面白いね。よかった今日話せて」
「ん?今なんか言ったか?」
『んーん。何にも。何か寒くなってきたね。』
「お前マフラーとか手袋は?ねぇの?」
『ぁーそぅだ事務室に忘れてきちゃったっぽい。まいっかぁ。先生持ってきてくれるしょ。』
「・・・・しょうがねーなぁ。」
パサッ。彩の肩に何かがかぶさった。
『え?』
「お前あまりにも寒そうだからかしてやるよ。ほれこれも」
『ぇ?ぃぃょぃぃょ。ぐっちが寒いじゃん。あたしは平気だよ。もう慣れちゃったし。』
「いーっていーって。気にすんなよ。俺あんま寒くないし。使えよ。」
『ほんとにいいの?じゃぁ借りるね。寒くなったら、言ってね。』
「おう。」
『ありがと。』
彩はそっと彼の横顔に目をやった。ライトに照らされて、鼻が赤く染まっているのがわかった。
彩には彼の横顔が眩しいほど力強く感じられた。
この時まだ、彩は自分の気持ちが彼へとだんだん動いていっていることに、まだ気づいていなかった。
 
 
   
Posted at 11:27 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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出会い 5回 / 2006年03月11日(土)
 それからまたじばらく話しているうちに、2人はうとうとし始めた。
数分後、ボードをつけたまま2人の声が聞こえなくなった。
聞こえるのは、寝息だけ。話すことに疲れたのか2人はぐっすり眠っていた。
PM7:00。体験学習を終えた生徒たちが食堂に集まってきた。
7時半、担任がクラスの人員点呼を始めた。
「・・・・・・・高柳ー」
「はーい」
「彩ー」
返事がない。
「彩ー」
担任が少し大きい声で呼んだ。
だが、やっぱり返事がない。
「おい彩ーいないのかー。」
「先生ー、彩まだ返ってきてないっぽぃょー」
「おいおいおいおい。やべえぞ。おい彩のペア誰だー」
誰も返事をしない。
「竜哉くんでーす。でも返ってきてませーん。」
みんなの顔が凍りついた。
外はもうまっくら。こんなのでまだ雪山にいるとしたら・・・・・・・・
ここのスキー場は7時になると閉まる小さなところだった。
「おーい。お前ら2人1組になって探せー。先生は他のクラスと係員に言ってくるからー。
お前らも迷うなよ。気をつけていけー」
彩と竜哉をのぞいた34人が16組になって、いっせいにスキー場にとびだした。
2人を探しに。バチッバチッバチッとライトがつけられ、従業員学年全体の捜索活動が始まった。
みんな口々に
「彩ー」「竜哉ー」
などと名前を読んだ。30分後、涼と亮祐が声をはりあげた。
「いたー。いたよー。」
みんなが集まってきて驚いた。
彩と竜哉はあれからずっと爆睡していたのだ。騒ぎに気づき更に驚いた2人は
先生たちにこっぴどくしかられ、なんども謝り、そして、笑いあった。
 
   
Posted at 18:20 / *彩の恋愛小説* / この記事のURL
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出会い 4回 / 2006年03月11日(土)
 そして27人がいっせいに紙を開き、雪に番号を書いていった。
“2”“14”“1”“8”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
涼は“6”。彩は“9”。
ペアになった人たちがどんどんリフトに乗ってあがっていった。
最後に残ったのは涼、彩、竜哉、亮祐(りょうすけ)の4人だった。
4人が番号を確かめ合った。
―まさかね。こんなに多かったのになるってことないよね。
竜哉も同じ事を考えているのだとおもいながら番号を涼に教えた。
 
 涼と亮祐が楽しそうにリフトに向かっていく姿がだんだん小さくなってきた。
―まじで。
2人の間に気まずい雰囲気が流れた。
すでに滑り終えてきた数人が2人を心配そうにみていると
彼が動きだした。
『ぇっ?!』
戸惑いながら彩もついていった。
一言も会話を交わさないままリフトに乗って、滑ってまたリフトにのって・・・
このくりかえしだった。
さすがの彩も、せっかくの体験学習を台無しにしてしまったようで、涙を流し始めた。
竜哉に知られないように、誰にも見られないように。声を殺して泣いた。
 1時間ぐらい無言で滑ると、もぅ彩も何も感じなくなっていた。
ぼぉーっとただすべるだけ。だんだんすべるコツもつかめてきたところだった。
「ザザザザザザザザッ」っという音がして竜哉が振り返った。
見ると彩が倒れている。
驚いた竜哉は急いで彩のもとにむかった。
「おい大丈夫か?」
彩の返事がない。本気で心配している竜哉を見て、いきなり彩が笑い出した。
「おいなんだよ。死んだのかと思ったびっくりさせんなよ。しかも笑うなよ!」
ちょっと怒ったような竜哉の反応に彩はさらにわらいだした。
あまりに彩が笑うので、竜哉もつられて笑い出した。
そのまま2人とも倒れこんで、倒れた理由を話したり、
クラスのこと、仲の良い友達のことを何十分も話した。
『初めて話したよね。なんか、ぐっちってこんな楽しい人なんだぁって思ったよ。』
突然、彩が嬉しそうに言った。多分、何も考えていなかったのだろう。
「えっ。ぁ、ぁぁ。まぁ初めてだよな。お前も、その、結構おもしろいな。」
動揺を隠しながら竜哉が言った。彩も、それには気づかなかった。










 
   
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