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March 24 [Tue], 2015, 17:09

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 2014年に発売されたスマートフォンの中からベストなモデルを決める「スマートフォン?オブ?ザ?イヤー」。12月上旬に実施した審査会では、審査員の石川温氏、石野純也氏

、太田百合子氏、佐野正弘氏、島徹氏、すずまり氏、西田宗千佳氏に、2014年のスマートフォン事情について、ざっくばらんに振り返ってもらった。

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 今回ノミネートされたのは「AQUOS CRYSTAL」「AQUOS ZETA SH-01G」(シャープ製)、「Ascend Mate7」(Huawei製)、「GALAXY Note Edge」(サムスン電子製)、

「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」(Apple製)、「isai FL」(LGエレクトロニクス製)、「Xperia Z3」「Xperia Z3 Compact」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)、

ZenFone 5(ASUS製)(アルファベット順)。これら10ベストに対し、選考委員はそれぞれ持ち点25点からベスト1と思うものに10点、残り15点をその他の機種に配分。合計点

でベスト1が決定する。

 2014年をひと通り振り返った後、選ばれた10ベストに各審査委員が配点した。審査員が選んだモデルは?

●石川氏:AQUOS CRYSTALは日本メーカーの意地を見せてくれた

石川氏 「AQUOS CRYSTAL」に10点を入れました。スピーカーはさておき、日本メーカーの技術力の意地を見せてくれたような気がしますし、世界で認められそうな感じもある

。今回の話でも出ていましたが、自分としてはWQHDがいいなと思いつつも、使い勝手の面でまだまだ足りないところがある。その意味で、バランス的にもAQUOS CRYSTALはよく

できていたと思います。

●佐野氏:iPhone 6はバランスが取れていて評価も高い
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佐野氏 「iPhone 6」に10点を入れました。バランスが取れていて、ユーザの評価も高く、売れている端末として外せないモデルです。次点としてAQUOS CRYSTALと「GALAXY

Note Edge」に入れました。今後の端末の方向性に期待ということで、各社のがんばりやインパクトを評価して5点ずつです。「Xperia Z3」に3点、「Ascend Mate7」に2点を入

れた理由は先ほど説明した通りですが、同点にはできないので配分したという感じです。

●太田氏:Xperia Z3を推したいが、ずば抜けて良かったわけではない

太田氏 迷ったのですが、Xperia Z3に10点を入れました。ずば抜けてよかったと評価したわけでは決してありません。人に勧める場合に、AndroidだとXperia Z3だし、iPhone

だったらiPhone 6を勧めるかなというところで選びました。Xperia Z3はデザイン的にこなれているし、機能面でもソニーらしさを感じます。「Lifelog」アプリも、世界観と

UI(ユーザーインタフェース)ともよくできていると思いました。ただ、10点を入れた理由の大部分は、ソニーを応援したいという気持ちからです。

 iPhone 6は先ほど言った通り、iPhone 6 Plusのインパクトが大きかったので、両方合わせた評価です(iPhone 6が5点、iPhone 6 Plusが2点)。GALAXY Note Edgeは最初の

ワクワク感と使用感がマッチしないけれど、ワクワクを与えてくれた点は大きいと思います(3点)。Ascend Mate7と「ZenFone 5」は2014年のトレンドを作った2機種。甲乙付

けがたいので同点(2点)です。AQUOS CRYSTALは、Xperia Z3が3キャリア展開しているのに対し、まだキャリアに縛られている印象が強いです。もっと世界に挑戦していって

ほしい、がんばってほしいという思いで1点を入れています。
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●すずまり氏:大画面端末が気に入っているのでiPhone 6 Plus

すずまり氏 10点は自分が使っているiPhone 6 Plusに入れました。ほかは自分がノミネートしていない端末にも入れています。ZenFone 5は触ったときに感じがよかったのと

、これからに期待したいので1点を入れました。自分自身は大画面端末が気に入っているんですが、小型端末もなくならないでほしいという思いもあって「Xperia Z3 Compact

」に1点を入れました。あとは順当に配点しましたが、点を入れていないものについては、持ち上げにくいとか、自分の中で端末の印象が残っていないものという感じです。

●島氏:いちユーザーとして選ぶならXperia Z3 Compact

島氏 自分がいち消費者ならと選ぶということと、通話も情報も素早く扱えるものということで、ハイエンドを凝縮したXperia Z3 Compactに10点を入れました。ZenFone 5は

、もし(ライターではなくいち)消費者だったら次にこれを選ぶだろうなと思いました(4点)。日本向けSIMロックフリー端末として、カラーやUIがちゃんと作りこまれてい

るので高評価です。
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 AQUOS CRYSTALはUIが好みではなく、スピーカーも最悪ですけれど、シャープがこれから先、スマートフォンで魅力的な端末を出すにはという観点で見るといい回答だと思い

ます。ハードだけならどの端末よりも一番使いたいので、本当はもっと高得点を入れてもよかった(3点)。iPhone 6/6 Plusは、正直、好みでサイズを選べばいいんじゃない

かと思います(各3点)。iOSの安定性と周りにユーザーが多いというのは財産なので3点ずつです。GALAXY Note EdgeはUIの向上、isai FLもタッチでロック解除できるUIを評

価しています(各1点)。ただ、isaiはVoLTEの使える「isai VL」の方がお勧めです。

●西田氏:Xperia Z3はソツがなさすぎる

西田氏 みなさんそうだと思うんですが、1位の端末とほかの端末に10点の差はないです。僕は結局、iPhone 6 Plusに10点を入れましたが、iPhone 6(4点)とiPhone 6 Plus

で自分が好きなのは6 Plusだから1位になっているというだけです。大きな差があるとは思っていません。じゃあ、どこを評価して点を付けたかというと、新しいことをやって

いることに対して。そういう意味で、GALAXY Note Edgeはいろいろといびつですが、間違いなくほかになかったといえます(4点)。完成度が高ければ1位になっていたかもし

れません。

 AQUOS CRYSTALは、素材的にも作り方的にも新しいし、ビジネススタイルも日本のメーカーとしては新しい。その点も含めて評価しました。新しさでいうと、実はNote Edge

より好みなんですが、評価としてはNote Edgeの方が上だろうということで1点下げて3点にしています。

 Xperia Z3は間違いなく完成度が高く、iPhone 6と同様に勧められる端末だと思うんですが、あまりにもソツがなさすぎです。新しい機能のほとんどはソフトウェアアップデ

ートでXperia Z2にも実装してあげればいいじゃないか、というものばかり。ということで2点です。ZenFone 5は、これが出てきた全体の状況を勘案して点を入れました。

Ascend Mate7ではなくZenFone 5に入っているのは、コストパフォーマンスを考えると、今のMVNOのムーブメントを起こしたのはZenFone 5なんじゃないかなという理由です。

●石野氏:Xperia Z Ultraだったら心おきなく10点を付けた
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石野氏 心情としては、持ち点の25点を10機種で割って、全部2.5点といっていいくらい一長一短、どんぐりの背比べという感じですが、その中でAQUOS CRYSTALに10点を入れ

ました。国内中心に展開するドメスティックなメーカーだったのが、うまくソフトバンクグループを使って海外展開したシャープの戦略や、iPhoneと同じくらい大切に扱って

いるソフトバンクの姿勢がすごくいい。また、フレームレスのディスプレイは未来感があって、映像が浮かび上がるような感じも、まさにシャープがディスプレイで目指して

いた世界で、ぱっと見のインパクトもありました。

 ただ一方で、みなさんおっしゃるように、UIや背面デザインなど欠点も目に付きます。最大の欠点は日本だとスピーカーとセットで売られていること。本当はこれに10点は

付けたくなかった。だけど、この中でどれか1つ、10点を入れろといわれたら、これかなあという感じです。

 仮に僕がノミネートしたXperia Z Ultraがあれば、心置きなく10点を付けました。スマートフォンとしてサイズが突き抜けていましたし、いろいろな提案もあったし、あれ

だけのサイズで薄型というのもよかった。機能的には2013年のXperiaがベースですが、僕の中では評価が高い。これからソニーがプレミアムをやっていくなら、数は売れない

のは当然としても、こういうモデルでユーザーの利用シーンを開拓していくことが必要だと思います。

 3点にしたGALAXY Note Edgeは10点候補ではあったのですが、いかんせん、完成度が低い。サムスン端末がこんなにもっさりでどうする、バッテリーがこんなにすぐなくなる

なんて、という気持ちです。あとNoteシリーズはフリップカバーを含めてのシリーズだと思っているので、日本先行で出たせいもあるんですが、フリップカバーが2色しか出て

いないのは残念。世界のサムスンらしからぬ失態です。これも心情的に10点は付けられないという端末でした。
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 iPhoneは、カメラの出っ張りが気に食わないの一言です。こんな処理をしながらデザインの話をしないでほしいというくらい、この出っ張りが気に入りません。ソフト面も

ハード面も、昔よりディテールの詰めが甘くなっている気がします。だから、iPhone 6はいい機種ですが、10点は付けづらい。ということで3点にしました。ZenFone 5と

Ascend Mate7はSIMロックフリー市場を切り開くミッドレンジ端末と、ハイエンドだけど5万円以下で出してきた端末ということで、それぞれ2点です。Ascend Mate7に関しては

対応周波数が非常に広いので、出張に便利かなと思っています。

 審査会には参加できなかった神尾寿氏、本田雅一氏、山根康宏氏には個別に話を聞いた。以下、2014年の振り返りとともにコメントを紹介したい。
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●神尾氏:ファブレットのイメージを変えたiPhone 6 Plusを評価

神尾氏 2014年のスマートフォン市場のトレンドは、「大画面化」と「スマホ中心のビジネスモデルの構築」でした。

 スマートフォンとタブレットに分かれるかなと思っていましたけど、日本では「スマホで何でもやりましょう」という、スマホ中心の世界観でした。その流れの中で大画面

化があって、そういう意味ではiPhone 6/6 Plusの両方に10点を入れたいくらいでしたが、特に評価したのがiPhone 6 Plusです(10点)。より大画面になって、ある意味でギ

ーク向けだったファブレットのイメージを変えたのは、iPhone 6 Plusの功績だと思います。iPhone 6 Plus自体はファブレットとはうたっておらず、スマートフォンのカテゴ

リーです。あの画面サイズに市民権を与えたAppleの貢献度は大きいと思います。

 今までもGALAXY Noteなどはありましたが、Noteは一部のマニアしか使わなくて、普通の人の購入候補に挙がらなかった。そこにAppleが参入したことで、普通の人の購入候

補になりました。実際に売れたのはiPhone 6でしたけど、スマートフォンのカテゴリーを広げたiPhone 6 Plusの貢献度は大きかったと思います。

 とはいえ、全部が大画面化するとバリエーションがなくなるじゃないですか。その点、小さいながらも大方のスマートフォンと同じスペックを作ったXperia Z3 Compactを評

価して9点を入れました。Xperia Z3 Compactは性能と凝縮感のバランスがとてもすばらしく、ソニーの力を感じさせられました。

 Huaweiは、メーカーがSIMロックフリースマホを直接日本市場へ訴えている。その中でも、ほかのメーカーに比べると、品質面がしっかりしているので2点を入れました。日

本ではスペックが高いだけでは売れません。品質も大事なので、その点Huaweiは格安スマホの中では突き抜けたところがあるので、そこを高く評価しました。
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 ただ、2014年はSIMロックフリー市場が盛り上がったとは思っていません。一般市場から見たら、SIMロックフリースマホを買った人なんて、微々たるものじゃないですか。

重要なのはSIMロックフリーじゃなくてMVNOなんです。MVNOは独自の端末調達もしないし、独自の販促費もかせげないから、SIMロックフリースマホが売れた。ロジックが逆だ

と思うんですよね。だから2014年に注目されたのはSIMロックフリースマホはなくて、MVNOだったと思っています。

2014年は「料金の年」だった

 ぶっちゃけて言うと、2014年は端末がどうでもよくなってきた年だと思っています。iPhoneやXperiaクラスの端末は別として、ユーザーにとって注目度が上がったのは料金

ですよね。14年を総括すると「料金の年」だった。料金がいろいろな意味で取りざたされた。それは大手キャリアの新料金プランもそうですし、MVNOの割安な料金プランもそ

うです。スマホの黎明(れいめい)期は終わり、ハードウェアがけん引した時代でなくなってきたのは確かなんですよ。そこは勘違いしちゃだめだと思いますね。

 今はスマートフォンに移行する人たちが変わってきたじゃないですか。「月々の通信料の負担が増えてもいい」という人たちは、あらかたスマホを買ったので、もういない

んですよ。「フィーチャーフォンと同じ料金か、安くなってくれるならスマホ使うよ」という流れになってきているのに、大手さんは、低料金ニーズに対してかじをきれない

。そこにMVNOが食い込んできた。

 MVNOが一般ユーザーの受け皿になれるほどのサポート体制やクオリティがあるとは思えませんが、それでも一般の人たちがそこに目を向けているのは、料金に対するニーズ

の変化に大手キャリアが対応できていないからなんです。例えばドコモから、OCN モバイル ONEやIIJmioなどと同じクラスの料金プランが出てくれば、あっという間にMVNOが

駆逐されると思うんですよ。でも大手は構造的にできない。だからMVNOが注目されている。“MVNOだから”注目されているのではなくて、単に“安いから”注目されているだ

けなんです。
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 大手キャリアは料金プランをMVNO並みに安くはできないでしょうね。コスト構造が違うから。サポートもあるし、直営のキャリアショップもある。あとは、インフラに対す

る考え方が違うんですよ。MNO(大手キャリア)は需要が目の前にない状態で、数千億円から1兆円規模の設備投資をしないといけない。(帯域が)足りなくなったら追加すれ

ばいいというMVNOの方が、料金パッケージは作りやすいですよね。サポート拠点や販売チャネルも絞られているし、端末も自分たちで作らない。キャリアは販促費を積んでい

るし、キャリア独自サービスや独自スマホの開発にお金がすごくかかっているんですよ。

 MVNOは、ターゲットを絞った形でやるべきです。日本で展開している多くのMVNOのサービスは、料金は違うもののターゲット層が同じだと思います。例えばアメリカには若

年層向けのMVNOがあって、ターゲット層の18〜30歳に向けてブランディングをしています。ディズニースマホのMVNOはありだと思いますが、若者向けには「安いけどカッコイ

イ」というブランドを作るべきだと思います。

●本田氏:iPhoneのUIは大画面に向いていない

本田氏 Xperia Z3 Compactに10点を入れました。ちょうどいいサイズ感でエクスキューズがないところを評価しました。“Xperia Z3”のプラットフォームは、省電力化が進

みました。Xperia Z3(5点)でも(充電せずに)2日間持ちますが、Xperia Z3 Compactではそこまで行かなくとも、あのサイズ感で総合的な使い勝手を高めています。自分の

好みに合わせて使えるのがいいですよね。都心部ではスマートフォンを片手で使う人ことが多いので、通勤、移動しながら使うときに、ちょうどいいサイズ感です。一方、自

宅や職場で使うことが多い人は、5型クラスのモデルがいいでしょう。

 iPhoneは6に4点入れましたが、6 Plusには点は入れていません。iPhoneのUIは大画面に向いていないんです。最初は3.5型から4型になりましたけど、あのサイズ感や手に持

ったときの感触を考えてUIを作っているんですよ。今までのiPhoneは右手で持つと左上に親指が届いていましたが、iPhone 6 Plusでは難しい。ホームボタンのダブルタップで

画面半分を下げることはできますが、サイズを大きくしたことで、アイコンが左上から並ぶiPhoneのUIに矛盾が出てきたかなと。そういった意味では、iPhone 6の方がいいか

なと思います。大画面向けのUIがiOS 9でどう進化するかは期待したいところですね。

 4点を入れたAQUOS ZETA SH-01Gは、液晶のよさもありますが、低消費電力のIGZOを評価しました。ZenFone 5が意外と良いですね(2点)。Xiaomiなどの中国メーカーは、特

許の関係で日本を含む海外に参入できていませんが、ASUSはきちんと日本で発売できた。ZenFone 5はデザイン性と、Android自身のバージョンが上がってUIも良くなっていま

す。中国ではXiaomiが伸びていますが、特許の関係で、スマートフォンは日本では発売できないでしょう。

●山根氏:iPhone 6が一番だが、iPhone 6 Plusは残念だった
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山根氏 iPhone 6に10点を入れました。4.7型は自分にとっては小さいですが、薄くすることで、ただ小さいだけでなく、すごく持ちやすくなりました。ただ画面を4.7型にし

ただけでなく、薄くすることで、4型のiPhoneユーザーが違和感なく移行できるのではないでしょうか。これがもっと厚かったらiPhoneユーザーは困ってしまったかなと。今ま

でのiPhoneユーザーにとっては大きな感動はないかもしれないですが、そうしたユーザーの期待を裏切らずに大画面化した。これって実はすごいことじゃないかなと。香港で

iPhone 6に買い換えている人の姿を見ると、やっぱりすごいなと。ほとんどの人が6に変えていますよ。

 一方、iPhone 6 Plusは工夫がなく大きくしただけという印象です。ほぼ同じサイズのAscend Mate7よりもディスプレイが小さいですし(Ascend Mate7は6型、iPhone 6 Plus

は5.5型)。中国でiPhone 6 Plusのモックが出たときに「ウソでしょ?」と思いましたよ。「またアイコンだけ大きくちゃって〜」と思ったら、本当に!?と(笑)。普通、画

面と解像度が大きくなったらアイコンを増やすでしょう。サムスンだって増やしているんだから。アイコンの数がiPhone 6と同じですからね。ビックリしましたよ。サムスン

端末で画面全体を小さくするような、UIの工夫が足りない。でも、次のiPhone 6 Plusはすごくなると信じていますよ。

 GALAXY Note Edgeは、曲面ディスプレイがアグレッシブで、他社がどこもやらないものを載せました(4点)。サムスン電子はスマートフォンメーカーといわれているけど、

部品や液晶も作っていて、その技術をうまく出せたのではないでしょうか。でも、もし「GALAXY Note 4」が日本で出ていてノミネートされたら、これに10点を入れました。

GALAXY Note Edgeは文字どおりエッジが効きすぎているので(笑)。エッジディスプレイを使いこなすのが大変なんですよね。個人的にはGALAXY Note Edgeが好きですが、動

きももっさりしているし、皆さんにGALAXY Note Edgeを買ってくださいとは言えないです。

 Ascend Mate7は今までのHuaweiのイメージを一新するモデルだと思います(3点)。アジアのファブレット人気をHuaweiがうまく認識して、GALAXY Noteに対抗できるスペッ

クを載せました。サクサク動くし、このサイズで6インチはいいですよね。狭額縁のボディも魅力で、iPhone 6 plusとほぼ同じサイズで出してきたことも評価しています。

Ascend Mate7に触れてからiPhone 6 Plusに触れると、ディスプレイ面ですごい無駄なスペースを使っていると感じます。Ascend Mate7の方が、はるかに密度が詰まっていて、

本体サイズを有意義に使っています。iPhone 6 Plusはどうも甘いな……と思いました。
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 ZenFone 5は格安のSIMロックフリー端末端末という点では出来がいいですが、もっと値段を下げて、1万9800円くらいで日本市場を破壊してほしかったですね(1点)。

 isai FLは日本に特化して、しかもハイスペックなものに仕上げてきました(2点)。LGエレクトロニクスは海外では「G3」でがんばっていますが、日本市場を重視してくれ

たことがうれしいですね。G3のグローバルモデルをそのまま出さず、isaiとしてアレンジした柔軟性を評価しました。

 iPhoneとXperiaは“正しいスマートフォン”ですね。GALAXY Note EdgeとAscend Mate7は正統なスマホとはいえず、ターゲットを選びます。その中でXperia Z3を当初の5機

種に選ばなかったのは、正統進化で日本人受けはするけど、個人的には正統すぎて面白みがなかったから。万人にオススメできることを考えて5点を入れましたが、Xperia Zを

初めて見たときほどの感動が、Xperia Z2やZ3では少なかったと思います。

 ちなみに最初の5機種でTORQUEを選んだのは、スペックというよりも、日本の得意な防水をとがらせて、アメリカで成功したものを逆輸入したことが面白いと思ったからです

。アメリカ育ちの日本人みたいな。私は海外から日本の市場を見ているので(※山根氏は香港在住)、日本在住の方とは視点が違うかもしれませんね。

●2014年を代表するスマートフォンは「iPhone 6」

 スマートフォン?オブ?ザ?イヤー2014で1位となったのは、47点を獲得したiPhone 6。10人の審査員のうち、最多となる9人が3点以上を投じた。ツルッと滑って持ちにくい、

カメラの出っ張りが残念などの声もあったが、4.7型のサイズ感とわずか6.9ミリという薄さの相乗効果が絶大で、総合的な完成度の高さを評価する声が多かった。iPhone 6

Plusは大画面の普及を後押しした一方で、大画面ならではの工夫が乏しいという意見も多く、2位を獲得したものの、評価が真っ二つに分かれる珍しい端末となった。

 AQUOS CRYSTALは、これまでのスマホで見られなかった「フレームレス構造」が多くの審査員の心をつかみ、iPhone 6 Plusに並ぶ35点を獲得した。日本メーカーの意地を見

せつけた格好だ。

 意外にも伸び悩んだのが、30点にとどまった5位のXperia Z3。兄弟機のXperia Z3 Compactの方が34点と評価されたのは、Z3 Compactが数少ないハイスペックな小型端末だっ

たことに加え、Xperia ZやZ1のころに見られた革新性が、Z3では薄くなっていることが起因しているのかもしれない。それだけXperia Z3が成熟された証でもあるのだが、次期

モデルでは、ぜひ「あっ!」と驚かせてくれる新機軸に期待したい。

 SIMロックフリースマホの代表となったZenFone 5とAscend Mate7は、上位進出とまでは行かなかったが、大きな存在感を示した。2015年は、SIMロックフリースマ スマホケ

ースは、リアルレザーなどの上質素材やスタイリッシュなデザインのものが増えてきた。Smart Labo 吉川店長(新潟?ラブラ2)の説明を交えながら、スマホを保護するアイテ

ムを紹介しよう。価格は特記していないものは税別。

●ギルドデザイン ソリッドバンパー:高級志向の男性に人気

 4面中抜きという個性的でエッジの効いたデザインは、軽量で機能性も兼ね備えており、発売以来人気の商品だ。ケースの材質は航空、宇宙、レース部品に使用されるジュラ

ルミン無垢材の中でも最高品質のもの。精密に削り出しており、軽量で高剛性を実現している。バンパーの四隅の出っ張りが衝撃を吸収してくれる。

 「ソリッドバンパーは高級志向の男性に人気。背面パネルも人気で、デザイン性がぐっと増すので喜んでいただけます」(吉川店長)

 「店内で実際に組み合わせながら、お客様に選んでいただいています」(吉川店長)

 「チタン、シャンパンゴールド、シルバーなどのベーシックな色が主流ですが、メタリックレッドやブルーも人気です」(吉川店長)

 「ソリッドバンパー for iPhone6」(全8色)は9000円、「ソリッドバンパー for iPhone5」(全8色)は8500円。「iPhone6用ソリッドバンパー対応 パネル レザータイプ」

は全6色、アルミタイプは全3色。価格は各1800円。

 カラーバリエーションの多いイヤホンジャックは女性にも人気です(吉川店長)。アル削りだしイヤホンジャックカバー(全11色)の価格は600円

●JACAJACA:栃木レザーを使った上質な本革ケース

 日本最高峰のタンナー 栃木レザーを使った上質な本革ケース。シンプルで上品なフォルムとトレンド性が高いデザインのバランスが良く、ビジネスでもストリート系でも

高いファッション性を発揮する。

 豊富なカラーバリエーションも魅力だ。人気のオレンジから、グリーンやライトブラウンといったアースカラー、ステッチのバイカラーがアクセントのブラックまでを用意

する。

 直営店以外の販売店舗はSmart Laboのみという希少性もあり、販売開始以来、男女問わず人気だという。

 ネックストラップのほかに、ベルト部にサッと引っ掛けられる「チョイガケストラップ」や「かじりリンゴイヤホンホルダー」など、ユーモアの効いた名前のアイテムもラ

インアップしている。

 「チョイガケストラップをバッグやベルトに引っ掛けたまま、イヤフォンを付けて音楽を聴けます。また、チョイガケストラップの意外な使い道として、バッグに引っ掛け

てバッグチャームのようにも使えます」(吉川店長)

 対応機種はiPhone 6/6 Plusで、2015年2月からSmart Labo(リアル店舗のみ)で本格に取り扱う予定だ。iPhoneケースは6000円から、チョイガケストラップは各色2800円か

ら。

●GRAMAS フルレザーケース:iPhone 6用フィルムの“段差”を隠せる

 高品質で極薄の牛皮革を裏地まで用いたフルレザーケース。使い込むうちに革が柔らかくなり、iPhoneやユーザーの手になじむ。ICカードが収納でき、本革のスライド方式

で名刺の収納も可能。通話穴があるので閉じたままでも通話ができ、マグネット開閉式なのでしっかり閉じられる。

 「GRAMASは当店でも一番の人気商品。特にiPhone 6モデルは人気です。iPhone 6はディスプレイ面の端がカーブしているので、iPhone 5/5s/5cのように保護フィルムで全

面を覆うことができません。画面サイズのフィルムなのでiPhoneの表面にフィルムの段差が見えてしまいます。GRAMASのケースは縁をレザーで包むので、装着すると、フィル

ムの段差が気にならないところが隠れたポイントです」(吉川店長)

 「GRAMAS Full Leather Case LC634 for iPhone6」は全4色で、価格は1万円。
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