snow

January 15 [Sun], 2006, 1:29
吐き出す息は白く、空気の寒さを伝えていたが、この身を支配している感覚はそんな寒さをものともしないほどの熱。
手足の先までこんな寒空の下というのに熱くて、握り締めた掌には汗が浮かんでいる。
見上げた空は灰色でもうすぐあの白いかたまりが降ってくる。
錬金術師の自分には大気の変化を察することなど容易いものでその思考が現実になることぐらい火を見るよりもあきらかだ。
こんな場所で、しかもこんな季節によくもまぁとは思うが、自分には意見を言う権利を与えられてはいない。
でもそんなことをいちいち気にする性格でもないので相手にとりあえずの助言をしてやる。

「・・・雪が降りますよ」

自分の後ろに立つ男に言葉を投げかける。
果たして今の声量で聞こえただろうか。

「もうすぐ雪が降り出しますよ、看守さん」

首を後ろに向け、自分を突いている相手を見る。
この季節だ。
相手もやはり吐いている息は白い。
囚人の自分が言うのもなんだが悪人顔の看守は動きを止め、不機嫌な顔をする。
不機嫌な顔をすると悪人顔が余計にひきたつなぁと思いながらも、その目がいつもの鋭さが欠けてとろけているように見えるのは気のせいか。
顔を見ながらやはり思考は遠くへ飛ばしていると今まで以上に強く突き上げられる。
とっさに出てしまった声は嬌声とも呻き声とも判断がつかないがとりあえずその男は満足したようだ。

「こんな状態で止められねぇだろ、俺もお前も」

握り締めていた手を重ねられ壁に押さえつけられる。
耳元では昇り詰めるために動く男の吐息が聞こえる。
見やればその男が吐く白い息が。

私は貴方の熱でこんなに熱くなる







なにこの話〜!!
わからん、小説って分からん。
キンブリーが乙女やねん。
起承転結ないし!
おかしいなこんなはずでは。

ひとつめ

December 21 [Wed], 2005, 15:16
あの眩しい太陽が上がっている日は暖房を付けていない室内よりも外に出たほうが暖かい。
別に光熱費がかかるから外に出たわけではなく、年中不健康そうな顔をしてるやつを外に連れ出すには家の中の暖房を使えなくさせるのが早いと思ったからだ。
独り言のように気味悪く文句を言いながらも俺の後を付いてきているのだから面白いやつだ。

「なに魔術師みたいに、ブツクサ言ってんだ。
いいかげん、うざってぇぞキンブリー」

「貴方がこんな日に外に出させるのが悪いんですよ」

寒さから少しでも身を守るために、灰色のマフラーに顔を埋めてしゃべっている。
そのしゃべり方は上目遣いになるから憎まれ口を叩かれようが可愛く見えるのをこいつは知らないんだろう。

「阿呆」

「誰が阿呆ですか。仮にも錬金術師に向かってその言動はないでしょう」

「そっちの















書き直し決定

ネタ

November 10 [Thu], 2005, 14:18
夢魔なキンブリー
・精力を頂くために夜中に人の夢に渡り歩くキンブリー

・キンブリー男なのに男の人の夢にしか行けない

・男の誘い方なんか知らないから「めんどくさいなー」って思ってたら、誘ってもないのに押し倒されるキンブリー

・「まぁいいか」とか思ってるキンブリー

・ある夜、テオの夢に登場するキンブリー

・相変わらず「めんどくさいなー」とか思ってるキンブリー

・でも結局何も仕掛けてこないテオ(ありえない)

・精力がもらえないとちょっと困るキンブリー

・なので頑張って誘ってみる

・とりあえず先輩夢魔(ドラ←え!?)から困った時に使えといわれた物を取り出してみるキンブリー

・猫耳だったり、メイド服だったり・・・

ゲナーンとかなってるキンブリー

・もう帰ろうかなって思ってるキンブリー

・観察してて面白いのでそのままにしてるテオ





物語が進まなくね?

製作中小説

October 18 [Tue], 2005, 14:43
「なんだこの団体は?」

くすんだ金髪を鬱陶しげに掻き揚げながら椅子にふんぞり返っていたテオは目の前の奇妙な光景を同僚の看守に尋ねた。
決して広いとは言い難い廊下を一列に縄で繋がれ、ヅラヅラと人相の悪い男たちが進んで行く。
この光景を見ても目線を一回上げただけで、たいした反応を見せないということはこれがなんなのかを知っているのだろう。

「東方司令部の司令官殿がテロの一味を一網打尽したんだと〜」

「それがなんでこっちまで流れてくるんだ?」

「さぁ?そんなことは知らん」

そろそろ髪でも切るか。
自分で聞いておきながら会話とは関係のないことを考える。
外見に対してそう執着はないが視界に髪の毛が入ってくると邪魔でしょうがない。
伸びた前髪を一房つかみ睨みあげる。

「上は何を考えてんだ?」

「ナニのことでも考えてるんじゃねぇ?」

同僚の寒いギャグには気づかない振りをして気になったことを口に出した。

「足りるのか?」

「あぁ、独房だろ」

パッと見た感じでは足りるか足りないか微妙な線だった。
もし足りなかった場合は要らない奴から捨てるのかと思いつつ質問の返答には大した興味もなかった。

「持って帰れだと」

「・・・何を?」

いきなり増やされた仕事もない、誰かが旅行に行ってお土産を買ってきたわけでもない。
いったい何を持って帰れと。

「囚人」

「・・・・は?」

イメクラじゃねぇんだよ、お持ち帰りなんぞできっかよ。

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トランプと仮面とアリスをこよなく愛でております。 夢はでっかく、度胸はちっさく、行き当たりばったりを生きている・・・訳ではないと思います、多分。 最近着物に目覚めた。
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