先日、たまたまテレビをつけたら、ディスカバリーチャンネルで
『ブルース・リー特集』をやっていました。
番組では、「強くて格好良い、哲学的なアクションヒーロー」、
ブルースの登場により、それまでマイノリティとされていた
アジア人が、映画というメディアを通して、白人のみならず、
世界中の人々の人種差別に関する既成観念を変えた功績や
(特に『燃えよドラゴン』で、アジア人、黒人、ヨーロッパ人の格闘家が
共演したことはエポックメイキング的だったらしいです)、肉体を
磨き上げるためのブルースの壮絶な修練、そして、現在でも
ブルースが残した足跡が多くの人々に多大な影響を及ぼし続けて
いることなどが紹介されていました。
ブルース・リーって笑顔も可愛い
と萌えながら
観ているうちに、1つのことに気がつきました。
“ブルース・リーと、マイケル・ジャクソンは似ている。”
それは、あることを極めようとするが故の苦悩。
天賦の才能と育った環境、キーパーソン達との出会いなど
有り得ない偶然が重なって、2人のような天才が世に出て、
神の様な技で人々を魅了するが、天から与えられた運命に
あやつられるかのように非業の死を遂げる… う〜む。
ある種、「求道」すればするほど、最初は「自分への挑戦」
だったものが、「自分で無いものへの挑戦」になっていくの
かも知れない。特にマイケルはホントに色んな意味で、
どんどん“人間ばなれ”していったと思う。
中島敦作 『李陵・山月記―弟子・名人伝』には、弓の修練を
重ねて名人となり、対象を見ないでも命中するようになった男が
最後には“弓というもの”、を忘れてしまう話(名人伝)と、かつては
秀才であったが、狷介で自負心が高く、自らの身分に満足しきれず、
詩人として名を成そうとするも挫折。その後、虎と化してしまう男
(山水記)が見事に描かれています。
ブルースの名言『考えるな、感じろ』と、『戦わずして戦う』は、
“名人”の域に達するためのご指南。そして、“名人”は、
全ての道にある。
けれど、頑張りすぎて、先の『山水記』の虎になってしまうのも
悲しい。(虎繋がりで、最近話題の“伊達直人”もアニメではストイックな人物だったかなと思い出しました。)
何事もバランスが大切よね、と改めて感じた次第です。
『ブルース・リー特集』をやっていました。
番組では、「強くて格好良い、哲学的なアクションヒーロー」、
ブルースの登場により、それまでマイノリティとされていた
アジア人が、映画というメディアを通して、白人のみならず、
世界中の人々の人種差別に関する既成観念を変えた功績や
(特に『燃えよドラゴン』で、アジア人、黒人、ヨーロッパ人の格闘家が
共演したことはエポックメイキング的だったらしいです)、肉体を
磨き上げるためのブルースの壮絶な修練、そして、現在でも
ブルースが残した足跡が多くの人々に多大な影響を及ぼし続けて
いることなどが紹介されていました。
ブルース・リーって笑顔も可愛い
と萌えながら観ているうちに、1つのことに気がつきました。
“ブルース・リーと、マイケル・ジャクソンは似ている。”
それは、あることを極めようとするが故の苦悩。
天賦の才能と育った環境、キーパーソン達との出会いなど
有り得ない偶然が重なって、2人のような天才が世に出て、
神の様な技で人々を魅了するが、天から与えられた運命に
あやつられるかのように非業の死を遂げる… う〜む。
ある種、「求道」すればするほど、最初は「自分への挑戦」
だったものが、「自分で無いものへの挑戦」になっていくの
かも知れない。特にマイケルはホントに色んな意味で、
どんどん“人間ばなれ”していったと思う。
中島敦作 『李陵・山月記―弟子・名人伝』には、弓の修練を
重ねて名人となり、対象を見ないでも命中するようになった男が
最後には“弓というもの”、を忘れてしまう話(名人伝)と、かつては
秀才であったが、狷介で自負心が高く、自らの身分に満足しきれず、
詩人として名を成そうとするも挫折。その後、虎と化してしまう男
(山水記)が見事に描かれています。
ブルースの名言『考えるな、感じろ』と、『戦わずして戦う』は、
“名人”の域に達するためのご指南。そして、“名人”は、
全ての道にある。
けれど、頑張りすぎて、先の『山水記』の虎になってしまうのも
悲しい。(虎繋がりで、最近話題の“伊達直人”もアニメではストイックな人物だったかなと思い出しました。)
何事もバランスが大切よね、と改めて感じた次第です。
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