58.瓜田李下 

July 22 [Sun], 2007, 22:38
おれはまた、その手を離しちまった…

今となっちゃガキの頭が金だろうが黒だろうが気になんてならねェ
だが、あのときは違った
喧嘩ばかりの毎日…蓮華がまだおれの隣に居たときは。


「だーから、浮気なんかしてねェって。お前のいうハレンチとかいうこともしてねェよ」
「おめェはそうでも、向こうが無理矢理…」
「そんなわけねェっつってんの!俺の言うことが信じられねェの?」

そんなはずがねェ。たった一人の嫁だ。誰よりも信頼しているに決まっている。
なのにどうも納得できねェ自分がいた。
「大体、なんだあの食欲は。おれもおめェもそんなに食う方じゃねェだろ」
おれたちの喧嘩も他所にエースは食卓に噛り付き、蓮華手製の料理を山ほど食っている。
さっきからずっとだ。夢中に食っているように見えるが時折頭が下がっている。食欲と睡眠欲を一度に満たそうとでもいうのだろうか。我が息子ながら感動を覚える。
「ガキは沢山食って大きくなるんだよ。あんなもんだろ」
果たして本当にそうなのか?エースはまだおれの膝にも満たない身長だ。その身長でおれより沢山食っているということは普通なのだろうか。育児本などはハレンチな行為だと一度も目を通したことがなかったし蓮華にも見せなかったが、やはり見ておくべきだったのかもしれないと今更ながらに思う。いや、まだ手遅れじゃないかもしれない。明日にでも仕事の帰りに買って帰るとしよう。

「お前は気にしすぎなんだよ。エースは健康そのもの。それでちゃんと俺たちの子だ。」
きっぱりと言い放った蓮華には母親の威厳というものがあった。母は強しとはこのことかとぼんやり思考を巡らせる。
「分かってるさ。疑ってはいねェ…だが…」
そこでエースの方へと視線をやった。テーブルの上に置いてあった料理を全て胃袋へ移し終えたエースはまだ足りないのか蓮華に纏わりついている。
蓮華に向ける視線が心なしかハレンチに見えるのはおれの気のせいだろうか。
蓮華が頭を撫でてやると、大袈裟だと云いたくなるほどに喜んでみせ蓮華の身体にぎゅっと抱きついた。
それを見ていて最近蓮華を思い切り抱きしめていなかったなと思い当たる。
エースが生まれてからというもの意図的かはたまた偶然にか蓮華から離れようとせず、おれが近付く隙すら与えなかった。
その点おれが触れると嫌がるので質が悪い。子供が父親を疎ましく思うのは極一般的だということぐらいは知識にあったが、いくらなんでも早すぎねェか?パパ大好きvという時期が少しぐらいはあったってイイだろう。
兎にも角にもエースは物凄いお母さんっ子だった。
大きくなったら蓮華と結婚するなどと言い出したらどうしようとエースが言葉も話せぬうちから悩んでしまうのはなかなか重症かもしれねェ。

そしてあまりにも悶々しすぎたのかとうとう蓮華の怒りも爆発し、頭を冷やして来い!と外へ蹴りだされた。
そんなことは初めてだったので、呆然と扉を見ていると不意に肩を叩かれた。

「お、おめェは…ッ!」
以前恋焦がれ一度は諦めた男の姿。屈託なく笑う表情は今でも眩しく健在で、おれは再び恋に落ちた。

「恋に落ちる…はァ、そうだよな。正に落ちるだぜ…畜生…蓮華…ッ」
「大丈夫かィ?お前さん…」
独り事に集中していたおれが余程不気味だったのか男が眉を寄せる。
「うるせェな、放っておいてくれ。おれは今忙しいンだよ」
いつまでも肩に乗っていた手を振り払い溜息をついて立ち上がる。男が笑う気配がした。
「なに笑ってンだ。」
「いや?特に意味はねェさ。元気になったみてェだな」
「まァな、こうしちゃいられねェ。行動あるのみだ」
云いながらまふっとしたものを相手に押し付ける。
「なんだィ?こりゃァ…」
受け取るか否か迷っている相手に痺れを切らし、手を離すと慌ててそれを手中に収め首を傾げていた。
「礼だ。何のかは云わねェがな」
「ふうん、そいつはありがとよ。」
「ハレンチなことに使うンじゃねェぞ」

一言言い残し、おれはその場を去った。
何も理解せずにまたのこのこ家に戻るわけにゃいかねェ。
再び惚れさせるぐれェできねェとな。

おれの元から恋が二つ消えた。
消えたならまた何度でも作ればイイ。おれはそんなことじゃ負けたりしねェよ

50.安寧秩序 

July 14 [Sat], 2007, 16:43
鳩と柿の種がおれの元から離れていった。
新たな船出を迎える前、冒険心からか表情は嬉しさを隠せぬようで。
行くな、とは云えるはずもなく…。見送るしかなかった。新たな幸せを願って。

再開を果たし再び恋人となった蒼似とも喧嘩が原因で別れちまい、おれはもうぼろぼろで荒れてたかもしれねェ。

唯一の救いが蓮華と結婚出来たこと、か。
別れる前から求めていたが、もしかしたら…と何度も思った。
そんなおれを信じて待っていてくれた蓮華、何度礼を言っても足りねェな。ありがとう(ぎゅと伴侶抱き締めて/唐突)

そして、そんな中ガキが生まれた。
元気いっぱいの長男…はイイんだが、どういうことか知り合いの野郎とそっくりだ。
おれもアイツも髪は金だし、なんでこんな黒髪のガキが…?
まさか、あの野郎…おれの蓮華に…(怒りに肩震わせ)見つけたら問いただしてやるか(苛々)
蓮華は浮気なんざするはずねェから、強引に及びやがったンだな。破廉恥な野郎め(おぃおぃ)

22.暖衣飽食 

June 17 [Sun], 2007, 0:43
鳩ルッチの旅立ちが近ェ…。
最近そのことで揉めてばかりだ。
「なァ、何処にも行くなよ。おれの傍にずっと居ろって。」
強請ってはみるものの、一向に首が縦に振られることはなく。
「鳩…」
「来い、司狼」
喧嘩の後、声を掛けられ鳩がすたすたと歩き出した。
おれが慌てて後を追うと、鳩の足が一つの部屋の前で止まる。
「な、なんだ…?ココ…」
警戒心丸出しで部屋を見ている内に鳩はなにも云わず部屋の中へと消えた。
「オ、オイ。待てって…!」
扉を開くと、そこはパーティ会場だった。
だが、妙なことに人っ子一人見当たらない。
「何で誰もいねェんだ…?」
首を傾げるおれに鳩が喉奥で笑った。
「もう終わったからだろう。だがここに用はない。こっちだ。」
鳩は更に奥へと向かう。一体なにがしてェのかおれにはさっぱり訳が分からなかった。
「キッチン…」
やってきたのはキッチン。そこには美味そうな料理が並んでいた。食い切れなかったものだろう。
いつしかの麦わらに見せたら喜ぶだろうな…と思いながらも鳩が骨付き肉に手を伸ばしたのを見て思わず声を掛けた。
「な、なにしてンだおめェっ」
「今夜の夕食はここで済まそう。お前もどうだ?」
鳩は云うと優雅にテーブルに腰を下ろし脚を組む。流れるような仕草に胸が高鳴った。
色気があるといえば怒られるだろうか。
未だ立ち竦むおれに鳩が眉根を寄せる。
「喰わないのか?」
「あ、ァあ…いや。喰うぜ。折角だしな!」
パンやら肉やら野菜やらを味も分からねェままに貪った。これなら蓮華の飯の方が美味ェなと思いながらも喰うスピードが衰えることはない。
見つかればどうなるかということを考えるだけで恐ろしかった。よく平然とやれたもんだぜ、と感嘆する。
限りを知らねェおれに気付いた鳩が溜息を零す。鳩の方は上品に高価そうなものばかりを選んで喰っていたようだ。
「お前…行儀というものを知らねェのか。頬にまでつけて…どうすればこのようなことが出来るのか教えて貰いてェものだな。」
鳩の手がおれの方へと伸び、頬についていたのだろうパン屑を指で掬った。
「……ッ…」
「どうした?赤面させて。なにかあったのか?」
「お、おめェ!!ハレンチな真似するんじゃねェよっ!」
「はァ…?」

そして気付けばまた喧嘩(ひゅるり)

[06/16] 鳩ルッチくんとパーティ後のキッチンに行きました
[06/16] 鳩ルッチくんとと喧嘩しました

18.明鏡止水 

June 12 [Tue], 2007, 19:57
整った息を呑むほどに美しい横顔。桜色の唇が綺麗な旋律を奏でた。
「ねえ…」
熱い吐息の後についてきたのは疑問符。おれに対する問いかけなのは確かだった。
「なんだ…?」
横顔に見惚れながら返事をする。ソラそらは相変わらずそっぽを向いたままだ。
「愛って、なにかしら…」
そこで、漸く視線が絡まる。場所は海辺、二人で並んで座っていた。
「愛…」
普段は口にすることのないその言葉。探さずともそこにあり、意識などしない。空気のようなものだ。あって当たり前なのであって、なくなって初めてその大切さに気付くのだ。

ふわりと花のような笑みが零れるのを見た。
堪らない愛しさが込み上げる。
「ごめんなさい?困らせてしまって。」
ふふ、と口元に手を添えそらソラが微笑んだ。
人との出会いは多いおれだったが、こういうタイプの女は初めてだ。
対応も分からず、知らず視線が泳ぐ。
「いや、イイが…おれとおめェを繋ぐもんぐれェでイイんじゃねェのか?」
長い睫毛が上から下へと流れ、また戻る。
そらソラが目を瞬き、そして再び微笑んだ。
「ええ、そうね。そうかもしれないわ…ありがとう。」
丁寧に言葉を選ぶ女だ。その言葉は柔らかく隙もねェ。傷付くこともなけりゃ突っ込むところもねェ。
掴みどころのねェヤツだと苦笑した。だがイイ女にゃァ違いねェ。おれには勿体ねェほどの。

不意に立ち上がって見下ろしてやった。
背の高ェ女だが、こうして見ると可愛いもんじゃねェか。
「さ、帰ろうぜ。」
自然と相手の方へ手が伸び、相手も自然と手を取った。
エスコートの巧ェ男ってのはよく耳にするが、エスコートされるのが巧ェ女ってのもいるもんだな。
軽く引けば、優雅に立ち上がり服についた砂を片手で払っている。
「ええ、そうね。」
ソラそらがにっこりと笑みを浮かべる。
癒しの笑顔だ…やっぱり、恋人に一人は癒し系だよな(しみじみ)

[06/10] ソラそらロビンちゃんと愛を探しに行きました

15.利害得失 

June 09 [Sat], 2007, 21:24
……手違いで全て消えちまった…(流石に凹)
思い出して書きてェが、何せ膨大な量で…ああ…(頭抱え)
保存しときゃァ良かったぜ(がっくり)
とりあえず、思い出せるだけ思い出して…(再びペン取り)


蓮華を探す旅の途中、おれは見知った姿を見かけた。
「ハレンチ狸じゃねェか!」
声を掛けると同時にハレンチ狸を腕の中に抱き込んだ。
「ちょ、ちょっとなにするのよっ!セクハラ!?セクハラなの!?」
ハレンチ狸はじたばたと暴れながら叫ぶ。
おれはそんなこともお構いなしに強引に口説いた。
「久しいな、どうだ?折角だし恋人になれよ」
「タクシーにタダ乗りしてるしね…仕方ないわ」
と、こうしておれは前代未聞のプレゼントなしゲットを果たしたわけだった。
付き合う前に出来なかった分、これから贈ることにするか(笑)

[06/08] 柿の種チョッパーちゃんに恋してます
[06/08] 柿の種チョッパーちゃんに恋してます

[06/08] 柿の種チョッパーちゃんに告白し恋人になりました

そして、恋人になって初めて意外な嗜好を知ることとなる…

[06/08] 柿の種チョッパーよりあみタイツが届きました

一体なにに使えってんだ(笑)っま、履いてから引き裂くってのも…(相手の短い脚にあみタイツ履かせつつ)

[06/09] 柿の種チョッパーへ怪しい小包を贈りました
     プレゼントはとても喜ばれました

[06/09] 柿の種チョッパーへクマのぬいぐるみを贈りました
     プレゼントは喜ばれました

狸同士で被っちまうのはどうかと思ったンで、クマにしてみたンだが…やっぱり狸の方が良かったか?(笑)いや、トナカイだったか。よし、今度は最新型のを贈ってやろう。
にしても、怪しい小包の方が嬉しかったなんざ、おめェもなかなか…(ニヤリ)


柾紀のSSはどうしても思い出せねェんでまたの機会に(汗)
クソ…折角可愛らしいデートに誘って貰ったのに…残念だぜ。

[06/09] 柾紀ゾロくんとこっそり夜釣りに行きました

13.多事多難 

June 07 [Thu], 2007, 21:02
おれは、蓮華の元から去ってしまった。
成長した姿を見るどころか、デートすら云うほどしてねェってのに。
「蓮華…」
声が震える。
また、やっちまったのかおれは。
紗都にしろ蒼似にしろ、手放したいなど思ったこともなかった。
それなのに…何故…

[06/07] 司狼パウリーくんは蓮華サンジくんの前から去りました

放心状態で街中を歩く。兎に角、歩いてりゃ何とかなるんじゃねェかと思っていた。
すると直ぐに、蓮華によく似た金髪を見つけ慌てて駆け寄る。
「蓮華…!!」
叫べど喚けどそいつが振り返ることもなく。
「待てよ…!」
肩を掴んで強引に振り向かせた。
「な、なんだ…?」
突然のことに驚いたのだろう相手は大きな瞳を瞬かせた。
「…わ、悪ィ!人違いだ!」
頭にボールを乗っけた可愛らしいそいつは蓮華とは全く似てはおらず。
「なにかあったのか?」
きょとんとおれを見つめる姿は愛らしいという言葉がマッチしていた。

教師をやっているということもあり、話し上手で笑顔の絶えない亜季サンジという男におれは激しく惹かれ始めていた。
「こ、これ受け取ってくれ…」
「……え?」
「トナカイ人形だ…あ、いや、別に変な意味はねェんだが…」
「ん?おう、ありがとな」
微笑まれる度に胸が高鳴る。

「これは…あー…」
「今日はなにをくれるんだ?」
プレゼントされる生活に慣れた亜季サンジがクスクスと笑みを零す。
「つまみセットだ。酒と一緒に喰えば最高だぜ。」
「俺、未成年なんだけど。」
なにを渡しても邪険にされることなどなく、おれは癒しを求め亜季サンジの元へ毎日のように足を運んだ。

そしてある日、とうとうおれは自分の想いを告げてしまった。
途端に表情が曇っていき、それでも言葉をなかなか発することのない相手の優しさに笑みが零れる。
「ホントは分かってたンだ。想いを聞いてくれて有難な。」
おれの言葉に揺らぐ瞳、笑顔を向けてやると躊躇いがちに首が縦に振られた。

[06/07] 亜季サンジちゃんに等身大チョッパーをプレゼントしました
[06/07] 亜季サンジちゃんにおつまみセットをプレゼントしました
[06/07] 亜季サンジちゃんに恋してます
[06/07] 亜季サンジちゃんに恋してます

[06/07] 亜季サンジちゃんにフラれました

伝えることは全て伝えた。今回はおれの魅力がなかったと…なかったと…ン?待てよ、おれァ確かにトナカイ人形だと告げたにも関らずフラれたってこたァ…柿の種チョッパーの所為じゃねェか(おぃ)
ってなわけで、近い内テメェの元に行くかもしれねェ(ニヤリ)もしかしたらだがな、そんときゃよろしく頼むぜ(笑)

12.百聞一見 

June 06 [Wed], 2007, 20:23
以前惚れていた麦わら小僧の恋人にまで惚れたおれァ今までとは少し違った攻め方をしてみた…

[06/05] 桃夜ウソップちゃんに恋してます
[06/05] 桃夜ウソップちゃんに恋してます
[06/05] 桃夜ウソップちゃんに飲み放題の券をプレゼントしました
[06/05] 桃夜ウソップちゃんに手作りのお弁当をプレゼントしました
[06/06] 桃夜ウソップちゃんにフラれました


が、あっさり撃沈。
手作り弁当なんざ、涙が出るほど嬉しいはずだろうが。
おれの尊敬しているアイスバーグさんなんかなァ、以前飯を作ってやったら泣きながら喰っていたぞ。
「ンマー…パウリー、これは一種の才能かもしれんな。どうやったらこんな味を引き出せるンだ?」
「美味ェか?アイスバーグさん。」
「ンマー…なんというか…個性的な味だな、物凄く。」
おれァ一生この言葉を忘れねェ。
やっぱり船大工ってのァ独創性が大事なわけだ。アイディア、これは全ての基本ともなる、そうだろう?
そして、おれの作ったチョコレートとマヨネーズ掛けご飯は大成功だったというわけだ。
隠し味のタバスコが効いたのかもしれねェな。
タバスコはなんつうかほら、自分じゃ食ったこたァねェがおれの好きな葉巻に似たタバコに似た名前だったからよ。
美味ェと思ったンだ。調理場で見たときに。直感ってヤツだな。インスピレーション。(違)

んで、今回はそれを弁当用にアレンジして…あッ!!そうか、分かった!飯が冷えてて不味かったンだな!!
クソ…それは盲点だったぜ。桃夜ウソップ、今度うちへ来い。美味ェ飯を食わせてやっからよ。


そして次に目をつけたのが…あー…実はずっと前から気にはなっていたンだが。どれぐれェ前かというと…

[06/02] ソラそらロビンちゃんに恋してます

だな。3年前か?
因みに、その時何故告白出来なかったのかというと、街に来たての蓮華に一目惚れしちまったってなわけなんだが(笑)
そんなソラそらロビン(名の響きもイイ、素晴らしいネーミンスセンスだ/しみじみ)と久々の再会を果たしたおれは口説きモードへと変わった。

[06/02] ソラそらロビンちゃんに飲み放題の券をプレゼントしました
[06/06] ソラそらロビンちゃんに恋してます
[06/06] ソラそらロビンちゃんに等身大チョッパーをプレゼントしました


「なァ、先日の飲み放題(の割引)券はもう使ったのか?」
「ええ、有難う。」
「今日ァこんなもんを用意してみたンだが…トナカイの人形らしい。」
「ええ、有難う。」(←実は適当に相槌打ってるだけだったりする/笑)
「貰ってくれるか?」
「ええ、有難う。」
「それで、その…おれと恋人に…」
「ええ、有難う。」

[06/06] ソラそらロビンちゃんに告白し恋人になりました

っつうわけで、おれはめでたくソラそらロビンと恋人になることが出来た(どーん)
恋人になってくれて有難な、ソラそらロビン。ちゃんと大事にすっから、末永く頼むぜ(ニィ)

11.燎原之火 

June 05 [Tue], 2007, 16:45
蓮華とのデートコースは兎に角海上レストランが多かった。
この日も三食皆海上レストラン(行き過ぎ)
小さい蓮華を連れ、レストランに入る。
やはり整った顔立ちをしている蓮華は注目の的で、おれとしても鼻が高ェ。
その上蓮華は女が好きらしい。女が傍を通る度に手を振り声を掛ける。
女共もその愛らしさからか無碍に扱う者など居ない。
だが、此方としては折角のデートだというのに女の方ばかり見ている蓮華は面白くない。
例え傍から見ればお父さんと息子、もしくは美少年と援助交際中のオッサンだとしても、おれたちは紛れもなく恋人なわけで。
情けねェがどうしようもねェくらいに惚れちまっているのも事実。
それに小さなガキから自分好みに育てるってのもまた一興。
まさか人前でハレンチな行為は出来ねェが、口元をナプキンで拭ってやりながらその柔らかな感触を実感し一人赤面などもした。

そして今度はお前から誘ってくるたァ…なんだ?誘ってンのか?(勘違い)

[06/04] 蓮華サンジくんと海上レストランに行きました
[06/04] 蓮華サンジくんと海上レストランに行きました
[06/04] 蓮華サンジくんと海上レストランに行きました


早く大きくなってくれ、蓮華…せめておれが犯罪者だと言われねェくれェにまで…(笑)
いや、だが小さなぷにぷにした身体も触り心地良くてイイんだがよ。

……と、真剣に悩むおれがいる。

[06/05] スモーク日記:司狼パウリーの秘密を知っている×2

それはそうと、ウサギの尻尾付けたままバナナワニのところなんざに行ったら調教どころか喰われちまうぜ?
で、だ。おれに助けられて礼をするのと、ワニに食われちまうののどちらがイイか、特別に選ばせてやろう。(非道)

[06/05] 蓮華サンジよりうさぎのしっぽが届きました
[06/05] 蓮華サンジくんとバナナワニの調教に行きました

10.田夫野人 

June 04 [Mon], 2007, 23:13
今度の恋の相手はやたらと元気な麦わら少年。
ちィと学習したおれは応用を利かせてみることにした

[06/03] 麦わらルフィくんに等身大チョッパーをプレゼントしました
[06/03] 麦わらルフィくんに恋してます
[06/04] 麦わらルフィくんにほっぺにチュをプレゼントしました


が、あえなく撃沈…

[06/04] 麦わらルフィくんにフラれました

クソっ!何処ら辺がダメだったンだよ!!狸グルミか!?いや、アレは完璧だ!
ハレンチさがイイと雑誌に載ってたが、ありゃデマだったのか。

落ち込んでいたおれの元に一通のメールが届いた。
差出人は先日おれの不注意で別れちまった蒼似ナミ。
内容は、女らしい胸を打たれるものだった。
「なんで去っちまったンだ…」
後悔が後を襲う。
あれほどまでに愛してくれていたのに、その愛を疑うなんざどうかしている。
無理に元気を出そうとしていることはメールを見ただけで手に取るように判り、おれは膝をついた。

見上げた空はおれの心とは裏腹に澄んでいて、真夏日と今朝テレビで流れていたことを思い出した。

8.剛毅果断 

June 03 [Sun], 2007, 23:09
人々が船出する少し前にそいつは現れた。
愁いを帯びた瞳は色香を漂わせ、見る者を魅了していることなど本人は全く気がついてはいないのだろう。
「どうかしたのか?」
おれは街に住む先輩だと威張りたかったのかもしれねェ。気付けば声を掛けていた。
とはいっても、車内からだったから聞こえるかは不安だった。聞こえてなければそれでもイイと思っていた。…が、
「……誰だ?アンタ。」
深い青が此方を向く。深夜にも関らずそいつの髪は輝いていた。かぐや姫が月から降りてきたのか、と唾を飲む。
「おれァ司狼。おめェこの街に来たばかりか?ンなとこふらついてたら危ねェぜ。」
云えば、そいつの瞳が揺らぐのが見えた。何か引っ掛かることでもあったんだろうか。
まさかおれも危ないうちの一人ですと名乗るわけにもいかず、只不器用に微笑んでいると(←十分怪しい)
そいつが口を開いた。
「レースに、負けちまったンだ…。」
それでココに居てたってわけか。
「最初のレースだったのに…」
あまりにも落ち込みっぷりが凄まじかったので、車内に引っ張り込み訳を訊く。
職が賭博師らしいそいつは、勝負と名のつくものにどうしても勝ちたかったらしい。
「まァ、元気出せよ。」
何を云ってやればイイのか分からなかったおれは、とりあえず客が忘れてった万華鏡を手渡した。
そいつは驚いた顔をしていたが、つき返されることはなかった。

[06/03] 蓮華サンジくんに万華鏡をプレゼントしました

次の日、同じ場所同じ時間にそいつは居た。
「おめェ…なにしてンだ…」
あまりの無防備さに溜息が零れる。一度痛い目に遭わねェと分からねェのかコイツは。
「……あ。」
そいつはおれと目が合えば嬉しそうに駆け寄ってきた。
「ココに居たらまたアンタと会えるかと思ってよ。その通りだったな。賭博師の腕前も上がったかも。」
柔らかな笑顔に胸を打たれた。なんて顔しやがる…
「何故おれを…?」
疑問を口にすれば、そいつは目を瞬いた後とびきりの笑顔で
「レースに勝ったんだ。」
と云った。

その笑顔にトキめかねェヤツがいると思うか?
気付けば運転席の窓から手を伸ばし、そいつの腕を掴んで頬へ…口付けていた。

[06/03] 蓮華サンジくんにほっぺにチュをプレゼントしました

途端赤面する様子を可愛いな…と遠く思いながら、余裕ぶるように微笑んでやった。
「おれと付き合わねェか?」
逃がしはしねェと腕を掴んだまま訊ねると、首が縦に振られる。

その場では巧くやれたが、別れた後顔が火照っちまったってのァココだけの話だ。
次からはこのパターンでいこう。

[06/03] 蓮華サンジくんに恋してます
[06/03] 蓮華サンジくんに告白し恋人になりました



…と、ココまでは良かったが…

「最近デートがワンパターンね。」
久々のデートを愉しんでいた蒼似の顔が曇る。
「そ、そうか…?」
「ええ、なんていうか…デート代ケチってる?」
その言葉におれはうっと詰まる。蒼似の言葉は確かに当たっていた。
何せ恋人が4人になったんだ。遣り繰りするのも結構大変なんだよ…
おれァプレイボーイにゃ向いてねェなとつくづく思う。金を掛けなくたって巧ェデートプランなんかを作っちまうんだろうな。
そんなこんなでおれは蒼似の前から去っちまった。
やっぱり、あんなイイ女に釣り合うにゃァまだ早かったか。
少々残念だ…また気が向いたらいくかもしれねェ(ぽそ)

[06/03] 蒼以ナミちゃんとハサミの海底バスに乗りに行きました
[06/03] 蒼以ナミちゃんとハサミの海底バスに乗りに行きました

[06/03] 司狼パウリーくんは蒼以ナミちゃんの前から去りました

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