眩む

May 30 [Sat], 2009, 2:09
髪の抜け落ちたその皮膚穴から
私というアイデンティティや
今までの何もかもが
全てあふれてこぼれて床にシミを作ってしまうんじゃないかと


思ったのだ。



他人が安心する度
私の体温は削られる

電車がプォーと泣き叫ぶ
やかんですら
湯を沸かせるっていうのに
私にはなにもない。
なにもない
なにもない。


初めて、傷付いているという事実に気付いた。
私は間違いなく傷付いている。
思いも寄らないところで、
とても簡単に


だってガムはおいしいけど
私には味がない。
味がない
味がない。


塩茹でされたい。
ソテーに添えられたい。
そっと横を飾りたい。


特別じゃなくても
ごはん食べて
うんこして
お風呂入って
歯磨いて
寝て
生きて


そんな風にまだ見た事ないあなたを思いながら
少し左を空けて歩く


それくらい出来た、


世界はしあわせで
明日地球が爆発しても
死なない人がいる
知らない人もいる



こんなに意味がほしいのに。

遺書

May 22 [Fri], 2009, 2:42
自分が死んだら何もかもがうまくいくなんて
そんな虫の良い言い訳ばかりして
何もしないではいたくない

止まっていると
自分の身体から
皮膚から
たくさんグリンピースが生まれ出す夢を見てしまう

山手線が平然と動き出す、

誰にも迷惑をかけないなんて事も
誰かに気にしてもらうって事も
できない。


息をするたびに
私は私を辞めてしまいたいと
そう思う。


死んで解決するならそうしたいけど、
そんな些細な事で動くものは何一つない。



きゅうりの種を取りながら
ほんとうにそう思う。
P R
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