キングカズマ(サマーウォーズねたばれ) 

September 03 [Thu], 2009, 23:43
サマーウォーズ見てきました




(ここからねたばれ)












うおおおおおおおすげえええええええ

OZの世界観
おばあちゃん
キングカズマ

この三つがすばらしいのです

あの頭がおかしくなりそうな仮想世界の彩りと、現実(しかも田舎で侍の末裔の家)のギャップがとても魅力的!

その旧家のおばあちゃん(90歳)が序盤で大活躍するんですが
電話をたくさん居る自分の知り合いにかけるシーンがあって
引っ張り出された手紙が散らばってるところで泣いてしまった…
私おばあちゃん子だからおばあちゃんには弱いのです
「今頑張らないんでいつ頑張るんだい!」「あんたならやれるよ」「あんたしか居ないんだよ!」
おしりをひっぱたいて、立ち上がらせて。
かっこいいんだ…!

このおばあちゃんを見る為だけに見ても、後悔しない映画です


私がすきなのは、キングカズマ!
かっこいいよー
カズマは女の子だと思ってました
浅黒いちびっこ男の子だけど、おっきいんだよ^^立ち向かうんだよ
「もっと取引先に言うみたいに言って」
ってなんだ!!!かわいいぞこの!!!

カズマの師匠もかっこいい!(波平さんの声の人は声優の鏡ですね)
「兄弟はいいぞーおやつは半分だし、顔を合わせりゃ喧嘩なんてしょっちゅうだ」
ってカズマに言いながらウォーミングアップをするシーンがすき!
あと翔太兄がとても好み^^なんてかわいいんだ…!なんておばあちゃん思いで不憫な子なんだ^^^^^おいしそうな目でしかもはや見られない^^^^


あの最後の花札勝負もとっても良かった^^
外部の他人が初めて名乗り出てくれる、大事なところね
あのシンプルな白いアバターだからこそいいの!あのシーンは!うわーん!!


この監督はいつも見せ場が本当に上手いと思います
主人公の影が薄かったけど、脇役でカバー!

バトルシーンや緊張感も文句なしです
震えてしまった


良いシーンは数えきれない程あったけれど、この映画は人を選ぶ感じだなあとも思ったよ。
評価が辛い人が多いのもしょうがないかなー

私は「ぼくらのウォーゲーム」からのファンなんですが(あの光子郎はダサかっこよかったなー)、大筋が被るところ多かったから
もしかしたら知ってる人はちょっと萎えちゃうかも

細田監督はこうゆうのがすきなんだなって、すきな人だけが楽しめば良い映画です^^てゆうか映画ってそうゆうものだよね!
私はだいすきです
あんまり深く考える映画ばっかりでも疲れちゃうしね´`

「?」ってところがあったのは確かにそうなんだけど、それ以上に見た後まるっとすっきりしたからいいかな^^小説版に期待します


結構幻滅した人も多いようですが、まあハズレくじひいちゃったと思って!ふぁいと!



あと何回見に行こうかな^^


眩む 

May 30 [Sat], 2009, 2:09
髪の抜け落ちたその皮膚穴から
私というアイデンティティや
今までの何もかもが
全てあふれてこぼれて床にシミを作ってしまうんじゃないかと


思ったのだ。



他人が安心する度
私の体温は削られる

電車がプォーと泣き叫ぶ
やかんですら
湯を沸かせるっていうのに
私にはなにもない。
なにもない
なにもない。


初めて、傷付いているという事実に気付いた。
私は間違いなく傷付いている。
思いも寄らないところで、
とても簡単に


だってガムはおいしいけど
私には味がない。
味がない
味がない。


塩茹でされたい。
ソテーに添えられたい。
そっと横を飾りたい。


特別じゃなくても
ごはん食べて
うんこして
お風呂入って
歯磨いて
寝て
生きて


そんな風にまだ見た事ないあなたを思いながら
少し左を空けて歩く


それくらい出来た、


世界はしあわせで
明日地球が爆発しても
死なない人がいる
知らない人もいる



こんなに意味がほしいのに。

遺書 

May 22 [Fri], 2009, 2:42
自分が死んだら何もかもがうまくいくなんて
そんな虫の良い言い訳ばかりして
何もしないではいたくない

止まっていると
自分の身体から
皮膚から
たくさんグリンピースが生まれ出す夢を見てしまう

山手線が平然と動き出す、

誰にも迷惑をかけないなんて事も
誰かに気にしてもらうって事も
できない。


息をするたびに
私は私を辞めてしまいたいと
そう思う。


死んで解決するならそうしたいけど、
そんな些細な事で動くものは何一つない。



きゅうりの種を取りながら
ほんとうにそう思う。

くるしめ 

December 11 [Thu], 2008, 16:47
かなしい事に、
わたしは浮浪者なのです。

そんな嘘をついたら君は

マグカップを落とした。


信じたのかよ。

ことばたらず 

November 30 [Sun], 2008, 20:59
すきもきらいもうまく言えないこの口は不器用と呼ぶのか。
取り零してしまったのだ。
取りこぼしてしまったのだ。

とりこぼしてしまったのだ。


すぐ同調する日本人。
同じ色じゃなくちゃ安心できないのでしょう?
でもそれは私も同じなのでしょう?

無酸素運動。
何も生み出さない。

奪うだけ。

言いたいように言うだけ言って、
後は黙るだけ。

月のクレーターに溜まった蜂蜜をすくって舐めて

あまい、

当たり前な事しか言えない


知らない匂いが混ざり合うこの国は狭過ぎるね。

めくらな私が見えないのをいいことに
君は平気で顔をしかめている

でも君の声を聴くのに
ほんとは何もいらないんだ。


だいこん 

November 29 [Sat], 2008, 10:24
自分が消費されていくのだ。
おろしがねにかけられて、頭からごりごりごりごり
ごりごりごりごり


世界はとてもうそつきである。
世界はとてもうそつきである。


こうやって膝を抱えて家でゲームしたり漫画読んだりしているこの行為は、ただ賞味期限を先延ばしにしているだけであって

でもいつか食べられなくなる日が来るから
その時の為に偽造シールを用意しておく。


分かっている。
あなたや君が知らなくても
私は分かっている。


幾ら誤魔化しても、分かっているのだ。私だけは。


腐ってる。

親指第二関節から手のひらの中心まで 

November 20 [Thu], 2008, 22:51
右手でそっと測る。

唇の端から端を
人差し指でなぞる。


久し振りの人から届いたメールに、「ありがとう。隣の人にも伝えて下さい。」と返事をして、あら私大人になったんだなあ、と驚く。

常に
私は観客席。

最前列で手を叩いているくせに
あなたの誘いには乗らない。

ステージの端でこけたくなんかないよ。


でも、いくら私が立ち上がって
両手を上げてあなたの名前を呼んだって

見えない。
聞こえない。

だから行かなくちゃ。
行かなくちゃ。

ころんだ先に 

November 01 [Sat], 2008, 21:12
どうしていつもみんな、初めは私に寄ってくるのに
少しでも近付こうとすると
サッと線を引くのかな。

私の砂場はしっちゃかめっちゃかにする癖に。

いつまで経っても3歩半埋まらないよ。
だったら初めからやさしい顔なんかしてほしくないのに。


触らないで

って一言あなたが言うだけで
諦めるから。
諦められるよ。




自分より苦しそうに息をする金魚に餌を与える事で優越感を感じる人間になんかなりたくなかったのに!


たいようとうみ 

November 01 [Sat], 2008, 20:58
シャッター音でちぎれる世界は
僕の手のひらの中で
時々やめたくなる人間を
こんなにやさしくさせる

冷たいタイルの隙間をなぞって
歩くのをためらった

君はあれからずっと
きれいなままだけど
僕はあの日から変わってしまっているんだろうか。

一年ぶりに来た砂浜は
観光客で賑わっている。
僕と君の秘密を閉じ込めた、いい匂いだったこの場所は
テレビで紹介された話題の美しい海になってしまった。

流行はいつか廃れる。
だからまたここは、静かで居心地の良い海辺に戻るけど

その時まで僕は、君の居心地の良い場所で居られるかな。

「君は君で居たらいいじゃない。」

見透かしたように、君が笑った。

僕は本当にびっくりして、目をぱちぱちさせる。

「君は、私の海なのよ。」

潮風がふく。波打ち際の人達がぱしゃぱしゃと逃げて行く。


何故か納得してしまった。
僕が海なら、君はなんだろう。

「何度でも受け入れてね。私はいつまでも許すから。」

告白より恥ずかしい、そして美しい言葉だと思った。

彼女は僕の太陽だったのだ。

愛察 

October 19 [Sun], 2008, 9:43
エレベータを、急ぎ足で上る。
いつもならこれでもかってくらい、ゆっくり噛み締める帰り道を駆けるのです。

ぎりぎりで間に合った電車のドアをするりと抜けたら一息ついて、
今更だけど笑顔の練習をする。

変だなあ、この前会ったばかりなのに。
いつも君と約束する日は、初めて出会った時くらい緊張するのよ。

すーすーはー。
深呼吸。
ガタンゴトン。
トンネルを跨ぐ途中、真っ暗な窓の向こうに笑ってみた。
髪型を整えて
口をギュッと結ぶ。

(はやく、)


私の心を見透かしたように、目的の駅名アナウンスが流れた。


どきどきしている。



さっきまでこんなに苦しくて、もういっその事なら会いたくないと思っていたのに。

開くドアが待遠しい。


車輪がギィギィと音を引っ張って、私の視力が景色に追い付く。


あの赤いニット帽、黒の巻き毛。

君はようやく顔を上げると、ぱくぱくと唇を動かした。


( おかえり。 )



「…ただいま。」


ぷしゅう


歯車の噛み合った電車は、そっと私を外へ招いた。




――――――――――――

愛を察するあいさつなのです。
P R
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