大輪朱鷺草(タイリントキソウ) 

2006年02月05日(日) 9時30分

大輪朱鷺草(タイリントキソウ)はラン科プレイオネ属の多年草である。
台湾原産なので昔は台湾朱鷺草(タイワントキソウ)とも呼ばれていた。
初夏に日当たりのよい湿地に咲く地生蘭である。
薄い桃色をのことを朱鷺色(ときいろ)と呼ぶが、そこから朱鷺草の名がつけられた。
しかし、変異が多く、紫桃色、桃色、白などのものもある。
開花時期は5〜6月である。
なお、日本原産の朱鷺草(トキソウ)とは属の異なる別物である。
写真は5月に箱根の強羅公園で撮った(植栽)。
学名:Pleione formosana

★大輪を垂れて涼しき花の色
 群れ咲く様はただ愛らしく

レリア・ルベスケンス 

2006年02月04日(土) 9時35分

レリア・ルベスケンスはラン科レリア属の着生ランである。
レリア属はメキシコからブラジルにかけて50種ほどが分布し、樹木や岩肌にへばりついている。
カトレアに非常に近い近縁種で、属間交雑により園芸品種が生み出されている。
レリア・ルベスケンスはメキシコやグアテマラなどの標高800メートル以下の樹木や岩場にくっついて生活している。
草丈は30〜40センチくらいである。
開花時期は10〜1月である。
花の色は淡い桃色で、中心部分が濃い紫色をしている。
写真は12月に熱川バナナワニ園の温室で撮った。
学名:Laelia rubescens

★品のよい色も艶やかルベスケンス
 南国生まれの南国育ち

深山辣韮(ミヤマラッキョウ) 

2005年12月04日(日) 9時48分

深山辣韮(ミヤマラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
北海道と岩手県、山形県、長野県に分布し、亜高山帯や高山帯の岩場や乾いた草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は15〜40センチくらいである。
葉は線形で平たい。
開花時期は7〜8月である。
紫色の小さな花を花茎の先にたくさんつける。
稀に白花もある。
花被片は雄しべより少し短い。
写真は10月に箱根の強羅公園で撮った(植栽)。
学名:学名 Allium splendens

★育つのは遥かに高い山の上
 かがんで咲くよ深山辣韮

水擬宝珠(ミズギボウシ) 

2005年12月03日(土) 9時39分

水擬宝珠(ミズギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
愛知県以西の本州から九州にかけて分布し、湿地の周辺に生える。
草丈は40〜80センチくらいになる。
同じような場所に生える小葉擬宝珠(コバギボウシ)に比べて、葉が細長い。
開花時期は8〜9月である。
花茎の先の方に、細長いラッパ形をした薄紫色の花をまばらにつける。
写真は9月に筑波実験植物園で撮った。
学名:Hosta longissima var. brevifolia

★湿原に眠るがごとき姿見せ
 水擬宝珠の花は静かに

筋擬宝珠(スジギボウシ) 

2005年11月27日(日) 10時22分

筋擬宝珠(スジギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
特徴は葉に白い斑の入っていることである。
葉は1本の茎に1枚ずつついている。
開花時期は7〜8月である。
一つの花茎に10個以上の蕾をつけ、下から順番に咲いていく。
花の色は淡い紫色で、朝に開き夕方にはしぼむ。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Hosta undulata

★朝開き夕べにしぼむ淡き色
 筋擬宝珠は何を思いて

大葉擬宝珠(オオバギボウシ) 

2005年11月26日(土) 11時30分

大葉擬宝珠(オオバギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、やや湿り気のある原野などに生育する。
擬宝珠というのは、橋の欄干に付ける葱坊主のような形をした装飾のことである。
葉は大きな卵形で、弧を描くように走る葉脈が目立つ。
開花時期は7〜8月で、50〜100センチくらいの花茎を伸ばし、白ないし薄紫色の花を横向きに咲かせる。
若い芽や茎は山菜として利用されている。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Hosta montana

★びっしりと生えた大葉にするすると
 茎を伸ばして花を咲かせて

小葉擬宝殊(コバギボウシ) 

2005年11月23日(水) 10時15分

小葉擬宝殊(コバギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
日本全土に分布し、湿原に生育する。
草丈は30〜50センチくらいになる。
長さ10〜20センチの細い葉は、葉柄が明瞭である。
開花時期は7〜9月である。
やや下向きに咲き、淡い紫色をしている。
長さは4〜5センチで、雄しべが6本、そして雌しべが突き出している。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Hosta albo-marginata

★恥じらいて咲くがごとくに俯いて
 小葉擬宝殊は色鮮やかに

擬宝珠(ギボウシ) 

2005年11月20日(日) 9時38分

擬宝珠(ギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、やや湿り気のある原野などに生育する。
擬宝珠というのは、橋の欄干に付ける葱坊主のような形をした装飾のことである。
開花時期は6〜8月で、白ないし薄桃色、薄青色などの鐘状の花を総状につける。
原種、園芸品種とも多種類に及び、大型種から小型種までさまざまである。
俳句の季語は夏である。
写真は7月に清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Hosta(ユリ科ギボウシ属)

★欄干の飾りに例えし名なれども
 姿風情は白無垢のよう

熨斗蘭(ノシラン) 

2005年11月13日(日) 10時33分

熨斗蘭(ノシラン)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
東海地方以西の本州から沖縄にかけて分布し、沿岸域のやや湿った林床などに生える。
また、庭園の縁取りや根締めなどに利用される。
海外では、済州島にも分布している。
名の由来は、葉の形が熨斗(のし)に似ていることからきている。
熨斗(のし)はノシアワビのことである。
草丈は30〜50センチくらいである。
葉は厚く光沢のある線形で、先端は垂れ下がる。
開花時期は7〜9月である。
総状花序をなし、白ないし薄紫色の小花をつける。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Ophiopogon jaburan

★青々と茂る葉陰にそっと咲く
 熨斗蘭の花俯きながら

白花杜鵑草(シロバナホトトギス) 

2005年11月12日(土) 9時09分

白花杜鵑草(シロバナホトトギス)はユリ科ホトトギス属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵や低山の半日陰に生える。
杜鵑草(ホトトギス)の変種で、突然変異により色素が抜けたものである。
杜鵑草(ホトトギス)の名の由来である斑紋もない。
開花時期は8〜10月である。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Tricyrtis affinis f. albida

★斑紋がないと駄目かな杜鵑草
 意地悪せずに仲間に入れて
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