おでかけライブin山形に出す同人誌の小説の一部

December 16 [Wed], 2015, 1:01
おでかけライブin山形に初めて参加することにしました。
まだ受付段階ですが出るつもりです。
と言うわけで小説の一部を公開します。
二冊出すので今日は一冊めの花吐き病です。

「ようこそ、物語の屋敷へ。私はこの屋敷の案内人」
「ここでは化物が見てきた光景いや我が主が見てきた光景を物語にした場所。今日読む物語は一人の青年とその仲間のお話」
「どうぞご賞味あれ」
昔々あるところに一人の化物がいました。
化物は見ました。
一人の青年が一生治らない病気に苦しんでいる姿を。
永遠と花を吐き出し続ける青年。
しかし化物には何も出来ません。
そして青年の仲間にも病気が伝染しみんなして花を吐き続けました。
悲しい結末が待っているかというとそれは違いました。
みんな笑顔だったのです。
ここからは化物がずっと見てきて書き続けた話。
「ゲッホ!」
「大丈夫ですか、ご主人」
「また来たのか、榎本先輩」
毎回来るエネいや榎本先輩。
「なによ、心配しているんだからね。一応」
「はいはい、ゴッホ!」
さっきから妙に咳が収まらない。
風邪でも引いたのかな?
いやさっきから喉に何かあるような感じがある。
俺は思い切って咳き込んで見ると口から赤い花が出てきた。
「うわぁぁぁぁ!」
「どうしたの、シンタロー!」
「口から花が出てきた」
「え?」
突然の言葉に口を開きっぱなしの榎本先輩。
そして正気に戻ると直様何処かに行ってしまった。
「どうしよ。つか、どうなってんだ?」
病気か?
いやこんな奇妙な病気なんて知らないし。
そうこう考えていると突如部屋の扉が大きい音を立てて開いた。
「お兄ちゃん、エネちゃんから聞いたよ。はやく病院に行こう!」
「大丈夫だ、モモ。これくらいなんともない」
「ダメだよ、出なきゃ団長さんたちを呼んで無理矢理でも」
「やめてくれ!」
アイツ等には知られたくない、心配されたくない。
だったら。
「行くから、だからモモは先にアジトに行ってくれ」
「本当に一人で大丈夫?私も」
「大丈夫だから」
玄関先で何度も大丈夫かと訪ねてくるモモ。
榎本先輩も元の体に戻って心配そうに見てくる。
俺は大丈夫だと言って先にアジトに行かせた。
その後保険証などを持ち近くの大きい病院に行くことにした。
たまたま偶然口に花が入っただけだと言われると思っていたのだが現実は違った。
「如月さん、残念ながらこの病気は治らないんです」
「待ってください、病気って冗談でしょう?」
「冗談ではありません、貴方が吐いた花を調べたら立派な病気です。病名を花吐き病です」
「花吐き病?」
続きはイベントで
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:夜
読者になる
2015年12月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/sinntarou/index1_0.rdf