◇きまぐれ紹介コーナー34
森林認証…森林の違法伐採、過剰伐採などの現状を受け、そういったことが行われていない、適正な森林管理が行われている(森林認証の種類によって、様々な基準がある)森林から伐採された木について、認証をつけるというもの。これにより、消費者が適切に伐採された木を選択するという選択肢が与えられる。いくら地球環境に悪影響を与えようとも、安ければいいとなるのか、それとも多少高いお金を出しても、森林を守り育てていくために付加価値の部分にお金を払うか。日本ではまだまだ一般的に知られておらず、認証を受けてもなかなか付加価値にならず、手間がかかるがまだまだ儲けが上がるところまでつながるのは難しいところにある。消費者が何を選ぶのか、最終的にはその部分にかかっているのだと思う。
FSC…森林認証の一つで、世界的に有名なもの。高知の梼原町が日本で始めてこのFSC森林認証を受け、注目されている。
FSCについて(http://www.forsta.or.jp/fsc-japan/fsc_1.html)
---------------------------
今日は、朝7時に大学を出発して、久万の役場へ。そこで木にこだわりのまちづくり研究会のメンバー(森林組合の方や、役所の方、建築士の方などなど…)と合流し、高知県の梼原町にバスで行ってきましたーー。

到着したのがココ、総合庁舎。中に役所の設備が入っているのですが、なんと高知銀行が一緒に入ってたりして、市民が様々なことをここで済ませれるように、開かれた形の建物になってます。そもそもここのつくりがすごい!

県産材の集成材をふんだんに使った建物で、なんだか入った瞬間普通の建物とは違う雰囲気を感じます。なんだか役所っぽくない!
梁や柱の組み方もなんだか変わってて、目をひきました。いやー面白いなぁー。
ここで、梼原町の町長さんや、森林組合の方などから話を受け、ディスカッションを行いました。町長さんの熱い思いってのがかなり伝わってきました。こうやってこだわって何かしていこうという動きがあって初めて、それに対して若い世代の仕事が育っていくものなのだと思います。
FSC認証も受けて少しでも林業の現状を変えていこうとする姿勢も見られ、興味深かったです。
お昼ごはんは脱藩定食を食べ、わらぶきの屋根も見学。

それからまた移動して、温水プール。これ、素材に木材を使ってる部分がたくさんあります。温水は、地熱で温めているらしいです。
総合庁舎に戻ってきてまたしばらくディスカッション。森林認証材は、まだまだ高い価格では売れないということ。ただ、その文販売量が増えたのは確かで、それで元はなんとか取れているらしい。

帰りに寄った体育館。ここも、面白い木の組み方をしています。決して大径木を使うわけではなく、細い木でも、きちんと構造計算を行うことで形にしていける。
また、この体育館の特徴が、小学校と地域の公民館のようなものと両方から行けるようになっているということ。半複合施設みたいな感じです。これからは少子高齢化で、子どもとお年寄りをいかにつなげていくか、という部分も非常に大切な部分になってくるのではないかと感じます。そういう意味で、施設事態が複合的になっていくというのは面白いと思います。
くねくね道をバスで久万まで帰ってきて、そこからははまさんの車で農学部に帰着〜〜。
帰ったのが6時半くらい。それから30分くらい和太鼓を叩いて、帰宅しました。

53冊目「陰日向に咲く」
前から読んでみたかったんですよー、劇団ひとりさんの書いた「陰日向に咲く」。ブックオフで衝動買い(笑)
書き口がなかなかに独特で、言葉遊び的な要素を含みながら、9人の人生が全く別のストーリーかと思いきやほんとすぐ近くで繋がっているというのが面白かったです。また、描写も訴えるものがあり、視点や引き出しの多さを感じさせます。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、僕は面白いと思いました。
映画「陰日向に咲く」(http://www.kage-hinata.jp/index.html)
しかも調べてたら映画化されるんですねぇー。びっくりです。