◇きまぐれ紹介コーナー42
今回参加したイベントに来ていた人達を紹介。
てんつくマン…路上に座り、目を見てインスピレーションで言葉を書きます!という路上詩人で有名人なった方。「動けば変わる」をテーマに、若者達が目標に向かい挑戦していく様を描いた自主映画「107+1〜天国はつくるもの〜」を製作し、観客動員5万人を突破。その後、中国への植林活動や、30秒で世界を変えちゃう新聞の製作・配布、カンボジア支援などにも関わり、多くの人を巻き込みながら幅広い活動を行っている。
『てんつく』107+1〜天国はつくるもの〜(http://tentsuku.com/)
小原玲さん…元はフリーランスの報道写真家だったが、ある時を境に動物カメラマンになる。てんつくマンの作った30秒で世界を変えちゃう新聞の表紙に載っているアザラシを撮った人。現在は日本のホタルの撮影に凝っているらしい。↓のサイト見てみてください。めちゃカワイイです。
小原玲WEBフォトギャラリー(http://www.reiohara.com/)
鬼丸昌也さん…カンボジア・ウガンダなどでの、地雷除去支援、元子ども兵の社会復帰の支援、国内での伝える活動などを行うNGO「テラ・ルネッサンス」の代表。2001年、初めてカンボジアを訪れた時、地雷被害の悲惨さと、地雷を通じて見えてくる世界の諸問題の原因を知り、このことを多くの人に伝えるための講演活動を始めたそうです。現在年間100回もの講演会を開き、伝える活動を続けている。愛媛にも何度か来てくれていて、胸にずしっと響く事実を伝えてくれます。
テラ・ルネッサンス(http://www.terra-r.jp/)
FUNKIST…2001年結成の、ボーカル、ギター、ベース、フルート、ドラム、パーカッションという組み合わせの、7人編成バンド。ボーカルの方が、南アフリカと日本とのハーフで、南アフリカでのある出来事をきっかけにして、多くのメッセージをのせて歌を歌うようになったそう。
FUNKIST(http://funkist.info/index.php)
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今日は、香川の「元気の種」で行われた、「世界が愛しくなる日パート2」というイベントに参加してきまし
た。
朝9時に農学部を4人のメンバーで出発し、昼ごろに香川に到着。香川だけにやっぱりうどんをおいしくいただき、会場の「元気の種」へ。普段はフェアトレード商品や、エコ商品などを扱うショップだそうです。倉庫を改装したつくりで、手づくりの感じがいい雰囲気を出してました。
イベントが始まり、最初はてんつくマンと、動物カメラマンの小原さんの話。
アザラシをはじめ、クマ、プレーリードッグなど、写真をいろいろと見せてくれたのですが、ほんとにほんとにめちゃくちゃカワイイ…。感動する写真の連続でした。
報道写真家だった小原さんが、どうして動物カメラマンになったのか?
報道写真家をやっていると、自然とできるだけやせている子ども、苦しそうなシーン、絵になる風景をさがすようになるという。その場所で一番苦しいもの、一番印象的なもの。
「どうしても目の前に苦しんでいる人がいるのに助けないのか」
「人の不幸で自分は飯を食べている」
そのストレスから、自殺に追い込まれる報道写真家もいるという。
そういった仕事を続ける中、被写体も撮影者も読者も悲しい仕事に疲れを感じる。
ある時、妻が病気になって入院している時に、もらったアザラシのポストカードを見て、2人で盛り上がったことから、実際に自分がアザラシの写真をカナダの半島まで撮りにいくことにする。その時、カワイイアザラシ撮る魅力に引き込まれ、そこから動物写真家となる。
撮影している時に、単純にカワイイと思って夢中で撮っていて、一気に理屈は飛んでしまうらしい。確かに…って思うほど、本当にカワイイなーと思う。
18年、ずっとそんなアザラシを撮り続ける中で、意図せず地球温暖化によって与えられる流氷への影響の目撃者となる。年によって流氷の量は違ってくるものの、異常に流氷が少ない年があったり、毎年溶ける速さは早くなっているそうだ。
アザラシが親と一緒にいる期間は短く、その中で成長し、泳ぐ練習をし、その日がくると親は次の子作りのために旅立ってしまう。しかし、流氷が溶けるのが早くなることで、泳ぐ練習もできないままに海に放り出され、死ぬ赤ちゃんが非常に多くなってきているということだった。
そういう事実を目の当たりにしながらも、毎年撮り続ける。そこにはやはり、”好き”だという気持ちがあるから。人が本当に動く時ってのは、理屈じゃないんだな、と感じさせられた。
次は、テラ・ルネッサンスの鬼丸さんの話。
以前一度聞いた話だったのですが、また改めて、思い出させてくれました。
少年兵は今の世の中になってもいる。
少年兵になるには大きく分けて2つ
強制的に連れて行かれるか、
自分から進んで兵士になるか
戦争や内戦を行っている地域で、生活費を稼ぐために自分から兵士に進む子達がいる。それってなんて悲しいことなんだろうか。
戦争が終わっても、心の傷は癒えない。
休みを挟んだ後、てつくマン、小原さん、鬼丸さん、FUNKISTのボーカリストの4人でのディスカッション。一番印象的なのは、彼らが自分の歩む道を本当に”好き”で望んで活動していると感じることだろうか。苦しいことも実際多いはずだ。けれども、それでもその道を選ぶのは、やっぱり好きだからなんだろうな、と思う。
最後はFUNKISTのライブ。今回初めてライブに参加したのだけれど、お客さんも巻き込んで、会場全体で盛り上がっている雰囲気がとてもよかった。
彼らの曲の中に、「バナナトレイン」という曲があります。
ボーカルの渋谷さんが南アフリカで感じた気持ちを歌詞にしたもの。
バナナ畑を走る2時間程度の列車の旅。のどかなバナナ畑を抜ける。急に電車の中で飴やお菓子が販売され、何かと思っていると、列車の外に集まる大勢の子ども達。動く列車の中から、多くの観光客は子ども達に向けてお菓子を投げる…。
きっとそれが当たり前の日常なのだろう。けれど彼は持っていた飴を投げられなかった。
そんな彼の目を見て、赤ん坊を背負い、ぼろぼろの服を着たある少女がにっこりと微笑んだ。
不平等な場所はどこだ? ここか? そこか?
どこだって変わんねえよ 俺ら一つ一つの命だ。差なんてねえよ。
あん時だってそうだろう
「触んじゃねえよ」なんて近寄るものみんな遠ざけてた俺に
君がくれた物はただ一つの笑顔
世界を変えよう あん時 本気でそう思ったんだ
そんなメッセージをまっすぐに歌う彼らの思い。
とても素敵なライブでした。
1日、なかなか濃密な一日でした。学生が多いかな、と思っていたが、意外にもそうではない感じで、子連れの家族が結構多いことにびっくり。様々な人が関わって、この場所ができているんだと感じました。
でも、残念なことに、この「元気の種」は今年で閉店してしまうらしい…。でも、ここで生まれた思いはきっとつながって、何かを変えていく力になるのだと感じました。