2005年07月05日(火) 11時45分
徐々にではあるが、心の奥に潜む獰猛で御しがたい本来の私のどろどろとした獣が身体を嘶かせている。つい最近の私が人から人格者だと思われていたのはただただ眼前のみを見ていたからで、ふと、視点を遠くにし、空から自身を見た時、只ならぬ違和感を感じ取った。

鎖で絡め取っていた筈の身体は、眼前のみを凝視していたせいで、亀裂が入ったり、所によっては引き千切られていた。

良く観るんだ。鎖は、自らを御す為にある。それを忘れてはいけない。

地表に姿を現しそうになった獣は、ゆっくりとゆっくりと、張り巡らされた根の先端へと向かっていく。姿を顕わにするのは今ではない。そう理解したのか、鼻息を鎮め、獣は渋々とまた塒で目だけをぎらつかせていた。

拓かれれば 

2005年07月04日(月) 21時19分
狭い箱の中。


通気性の悪い圧迫された空間にぎっしりと敷き詰められた栄養素の乏しい土。空気は澱み、何も育たないような枯れた大地。それは外界からの刺激を遮断する密閉された場所。


それでも、土を掘るとびっしりと根が張り巡らされている。根。それだけで構成されている。


それが私だ。


私の世界はひどく閉じている。それは追々綴っていければ重畳。
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