2007年04月08日(日) 1時36分
ガイズは一生、貴男の奴隷です―


 『お願いがあるんだ…俺をルスカの傍に置いて』
その一言で、俺の人生は大きく変わっていった…
あの、地獄の刑務所から抜け出す為に俺はルスカの性奴隷になる事を誓った…

俺は、今日も鎖に繋がれている……
繋がれていると言っても、自分で外そうと思えば外せる簡易なモノだが…
あえて、鎖の意味を言うのならば俺の立場を再自覚させるためである。
今の俺は、刑務所に居た時よりも惨めな生活をしているだろう。
俺を刑務所から助け出してくれた天使が今、俺の自由を全て奪っていくのだから

 「ガイズ、今日も良い子にしていたか?」
「お帰りルスカ!!俺、今日も良い子にしてたよ」
「ガイズ…」
いつもなら優しく抱き締めてくれるのに、今日のルスカはなかなか抱き締めてく
れない…
「ルスカ?」
早く温もりが欲しくて、俺はルスカの名前を呼び、縋りつこうと手をのばした。
しかし、その手は空を切るだけに終わってしまった…ルスカの位置は変わってい
ない、ただ俺がルスカに触れるのを躊躇ったのだ…
今の、彼の顔からは粗相をした愛玩動物(ペット)を蔑む目をしていたから…
「あっ…」
俺は、自分の侵した過ちに気付いた。
「ゴメンなさい」
「………………」
「ルスカの言い付け守るから…」
ルスカから俺への言い付け、それは、自分の事を“俺”と言わない事。
「ガイズ…お前には“俺”なんて似合わないって言っただろう?」
「うん…覚えてる…」
こんな簡単な事も守れないのか?と言いたげに見下ろされて俺は、これ以上言葉
を紡げなかった。
「じゃぁ、約束を破った時の事は覚えてるか?」
「ルスカ、お願いだからガイズを捨てないで…ルスカが居ないと嫌だよ…」
俺に愛想を尽かした様な顔で言われ、俺は必至に言葉を紡いだ。
ルスカに捨てられたら俺は、生きてはいけないだろう…
今の俺を愛玩動物としてでも、愛してくれるのは彼だけなのだから…
「ガイズ…」
俺の名を熱っぽい声でルスカが呼ぶ−
これから、快感だけが支配する世界に誘う(いざなう)様に…
そして、俺は友を奪われたルスカを癒すためだけの愛玩動物になる。
−事実を受け入れる度に、俺は快感とルスカの虜になっていく−

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