"天然"コンクパール 

November 05 [Thu], 2009, 22:02


Conch pearl
Bahama(購入地)
(上:全体、下:パールのアップ)
パール長さ:約10mm





Conch pearl
Bahama(購入地)
(上:全体、下:パールのアップ)
パール長さ:約7mm

鉱物ではないのですが、
私はコンクパールがとても好きです。
以前にもコレクションの一部をご紹介しました。

今日改めて別のコレクションを2つ紹介します。
どちらもコンク貝の中にコンクパールを納めたデザインです。
コンク貝がこのような巻貝なので養殖は無理と言われていました。

しかし、本日(現地時間2009年11月4日)配信の GIA "G&G eBrief" で
コンクパールの養殖について報じられたそうです。
(右欄にリンクのある福本修さんが発行する
無料メルマガ「宝石学の世界」による情報です。)

記事のコピーはできませんので、より詳しいことを知りたい方は
こちらより Vol.371 をご覧下さい。

外観から識別することは難しいらしいです。
少なくとも今まで入手したコンクパールは天然物ですが、
今後は養殖物を
「コンクパールは養殖が出来ず大変貴重で・・・」
という従来の説明と共に売る悪徳業者も現れかねないですね。

そのような業者が現れないこと
そのような業者にだまされる人がいないこと
を祈ります。


PS:
なお、新しいコレクションが入手できましたので、
古いコレクション(写真2つ目の方)につきましては
恒例により、ヤフオクにて安価にてお譲りいたしました。
幸い、コンクパールに以前から興味があったという方に
落札していただくことができ、嬉しいことです。

なお、余談ですが、初めてバハマに行った時は
どこの宝石店でもコンクパールを売っているものと信じていました。
ナッソーのメイン通りには宝石店が軒を並べているのですが、
そのどこに入って店員さんに聞いても
「コンク貝は食べるけど、パールは知らないね」
というものでした。

1日探し回って1軒だけ販売している店を見つけ、
第1回の旅はその店で買うことができました。

その後、コンクパールは宝石店でもオーナーが所有していて
店頭には並べないので、店員は知らないという事情も分りました。
今日の2品はどちらも
オーナーコレクションを譲っていただいたものです。

エッグ・オパール 

October 31 [Sat], 2009, 19:53

Opal
[SiO2*n(H2O)]
including
Cristobalite ball
[SiO2]
Mexico

昨日の番外レシピから無理矢理卵繋がりで
不思議な内包物を含むオパールです。

オパール自体はほとんど遊色のない
オレンジ色のコモンオパールですが、
真っ白なふわふわボールを内包しています。

オパール・エッグと呼ばれることもありますが、
様々な鉱物を卵形に磨いたものを「○○エッグ」と呼ぶので、
それと混同しないように、ここではエッグ・オパールとします。

このボールの正体は方珪石(クリストバル石)です。
成分は石英と同じですが、結晶形が違います。
高温で安定な結晶形なので、
熱水がまだ高温の間に結晶したものが
そのままオパール中に閉じ込められて冷めました。

十勝石(雪片黒曜石、スノーフレークオブシディアン)
の中の白い雪も方珪石です。

同じ方珪石でも、
ふんわりとオパールに閉じ込められるとふわふわボール、
急に冷やされて黒曜石に閉じ込められると雪の結晶・・・

面白いものです。

卵梅干めかぶ納豆ご飯 

October 30 [Fri], 2009, 12:16
石とは全然関係ありませんが、
私が毎朝食べるご飯の紹介です。
「たまごレシピコンテスト」というのに応募してみました。

生卵・卵御飯が好きな人は5、卵焼きが好きな人は6がお勧めです。
「減塩梅干の間抜けな味が嫌い」という人にもお勧め!

ご想像通り、過程も出来上がりもグッチャグチャなので
写真は載せないつもりでしたが、、、、、載せちゃいました(笑)

というのは、11/1(日)朝7:00TBSの「カラダのキモチ」で、
大腸(&その出力)がテーマとして取り上げられたのですが、
そこで出演していた大腸博士の食事が
1.納豆、めかぶ、オクラの混ぜもの
2.ヨーグルト
3.野菜スープ

だったのです。

「1」は私の卵梅干めかぶ納豆ご飯と見た目そっくりでした。
というわけで、テレビで流すなら、ブログに写真載せたって・・・
というわけです(笑)

この食事、野菜スープを野菜ジュースに変えれば私の食事と同じ。
(ただし、私はこれらを一緒には食べません。
ヨーグルトと野菜ジュースは適当な時のおやつです。
一緒だと・・・・・味、合わないと思う・・・
誤解無きよう、為念。)

生まれてこの方便秘知らずで毎朝快調なのも、
実はこの朝食のおかげなのかとも思います。
腸の働きが悪い方はお試しあれ。
見た目は悪いけど、このメニュー、実は優れものみたいです。

生姜は漢方の基本で、体温をコントロールしてくれます。
これからの冬の冷え性にはもちろん効果抜群ですし、
夏も朝これを食べてから出かけると暑さの感じ方が違いますよ。
惜しみなくたっぷり入れて下さい。

生姜食べ過ぎると胸焼けすることもありますが
納豆のネバネバのおかげか、この料理法だと大丈夫です。
胃が弱くてコーヒーも飲めない私が言うのですから
間違いありません。

この料理の中に珪素は・・・・・
たぶん入ってないと思います。
入ってるとすればめかぶのミネラルの中に少々・・・
(う〜ん、苦しい)



卵梅干めかぶ納豆ご飯
[ジャンル]
和食
[難易度]
★☆☆☆☆
[調理時間]
3分
[[ 材料と分量 ]]・・・1人前
  • 鶏卵
  • 1個
  • 梅干
  • 1個
  • めかぶ
  • 1パック
  • 納豆
  • 1パック
  • コショウ
  • 適量
  • おろし生姜
  • 多めがお勧め
  • ご飯
  • 1膳
[[ 手順 ]]

下準備

1 ) 納豆とめかぶは冷凍保存できるので安売りでまとめ買いして冷凍し、納豆は使う前日、めかぶは2日前に冷蔵庫に移して解凍しておきましょう。解凍忘れたらレンジでチンでもOKです。

作り方

1 ) まず納豆だけを真っ白に糸引くまでひたすら混ぜます。白いイボイボ棒は納豆混ぜ用の棒で、これで混ぜるととても楽です。

2 ) 梅干を入れてつぶします。これが味付けになるので味気ない減塩梅干より昔風のしょっぱ酸っぱい梅干が合い、私は十郎梅と塩だけで作られた梅干(塩分18%!)を使っています。(面倒な人はチューブ練り梅も可。)

3 ) コショウ、おろし生姜(チューブ入りで十分)、納豆に付いてきたからしを入れて調味料が均一に行き渡るように混ぜます。

4 ) ここでめかぶと卵を投入。濃い目の味が好きな人は納豆やめかぶに付いてきたたれをお好みで1つでも両方でも入れて下さい。これをまた軽くかき混ぜます。

5 ) 最後にご飯を入れてまた混ぜます。私は個人的には白米より胚芽米とか雑穀米が合うと思いますがお好みで。

6 ) ご飯に混ぜずに4の状態のものをフライパンで焼いても美味しいですよ。納豆のネバネバのおかげか、ふんわり仕上がります。ただし、焼きすぎるとめかぶの風味が落ちるのでご注意を。

水晶中のエメラルド結晶 

October 28 [Wed], 2009, 16:52

Beryl
[Be3Al2Si6O18]
(Emeralds in and on a quartz)
Minas-gerais, Brazil

1年半ぶりに再開します。
と言っても、どのくらい書けるか分りませんが(笑)

先日、こんなとんでもない標本を入手しました。
ブラジル産のエメラルドというと
白い石英の塊に雲母と共に埋もれてる
というイメージですが、この標本はなんと
きちんと結晶した水晶の内包物としてエメラルドが入ってます!!

はじめ、トルマリンじゃないかと疑いました。
でも、この標本、ブラジルの本(or カレンダー)にも紹介されているらしいです。

裏を見ると




こんな可愛い結晶も付いてます。
他にも水晶の根元に3個ほど。
この結晶、色こそほとんどありませんが、
頂角の角度と、途中に入っている柱面に直角なクラックが
確かにベリルだと納得させてくれます。

もしトルマリン(elbaite)なら、
直前のイタリアン・トルマリンや、
同じ緑色でもこちらの写真のように
もっと鈍角な頂点になるはずですよね。

ベリルの場合はこちらのページの途中の結晶図(Beryl no.12 )のように、
こんな鉛筆のような結晶が最もシンプルな結晶です。

とは言え、こんな産状のエメラルドは見たこと無いので、
本当にエメラルドなのかまだ半信半疑です。

もし、「この標本の写真を本で見た」という方がいらっしゃいましたら
ご一報いただけると嬉しいです。

イタリアン・トルマリン 

May 12 [Sat], 2007, 17:57

Elbaite
[Na(Al,Fe,Li,Mg)3B3Al3(Al3Si6O27)(O,OH,F)4]
Brazil

別にイタリアで採れたトルマリンではありません。
では何故イタリアか?
それは「緑・白・赤」がイタリア国旗の色だからです。
(あ、写真は左右が逆だ。ま、いいか)

今日からジロ・デ・イタリアと呼ばれる
自転車レース
が始まります。
競輪とは違って、普通の道路を走って、
3週間かけてイタリアを全土を走ります。
街中も山も合わせて全3,442kmの過酷なレースです。
サイクル・ロード・レースと呼ばれて、
ヨーロッパでは人気のあるスポーツです。

5月のジロ・デ・イタリア
7月のツール・ド・フランス
9月のブエルタ・ア・エスパーニャ
この3大会が代表的な大会で
これらの大会で総合優勝した選手は国の英雄です。

全然石と関係ない話でしたが、
ここ数年サイクル・ロード・レース観戦にはまってるおかげで
このトルマリンも一目で気に入ってしまいました。

黒雲母 

April 13 [Fri], 2007, 23:20

Biotite
[K(Mg,Fe)3(Al,Fe)Si3O10(OH,F)2]
Madagascar

昨日、水晶の中に入っていた黒雲母です。
単体の結晶ではこんな感じで、
如何にも雲母らしい六角薄板の重ね合わせです。

和名は黒雲母ですが、
色は金属っぽい金色の光沢があります。

本標本は『トレジャー・ストーン』(ディアゴスティーニ刊)という
石のシリーズ本第15巻についてきたオマケですが、
とても綺麗などうどうたる結晶です。
シリーズは2001〜2005年に渡り隔週発行、
全119巻で完結しましたが、
1巻毎に鉱物標本1つ、宝石の原石やルース1つが付いてきて、
(最後の20巻は化石の標本でしたが、、、)
かなりな数の標本コレクションになりました。
発刊日には何軒かの本屋を見て歩いて
少しでも良い標本の入ってる本を探したものです。

話がそれましたが、英名の由来は、
雲母を研究したフランスの物理学者J.B.Biot(ビオ)氏だそうです。
となると通例「バイオタイト」と英語読みされてますが、
「ビオタイト」と言うべきかも知れません。
そうじゃないと、スギライトをスージーライトと言われても
文句言えませんよね。

ということで、昨日のタイトルも修正しました。

ビオタイト・イン・クォーツ 

April 12 [Thu], 2007, 23:22

Biotite
[K(Mg,Fe)3(Al,Fe)Si3O10(OH,F)2]
in
Quartz
[SiO2]
Brazil

両錐水晶の中に黒雲母が内包されたものです。
黒水晶特有のニビ色のに光る六角結晶が分かるでしょうか?
120度の結晶の角が観察できます。

全体像は

こんな感じで2本の水晶が交わっています。

同産地のもので、

こんな標本もありました。
黒雲母の光沢が良く分かります。

他に

こんなのもあります。

上の小さな水晶が貫入しています。
この小さいのが微妙に動くのです。
指先でつまんでゆすると、mm単位以下ですが
確かにカクカクと動きます。
でも、抜けそうで抜けません。
数ある中からこんな標本を見つけると
妙に嬉しくなってしまう、というのは、
鉱物愛好者の共通の病気でしょうね。

珪化木 

March 28 [Wed], 2007, 20:05

Mainly quartz
(Siliceous wood, Petrified wood)
[SiO2]
Madagascar

一言で言えば木の化石です。
化石の場合、元の成分が何かで置換される訳ですが、
これは、主に炭化水素系の有機物が、
石英を主とする鉱物で置換されてます。

年輪なんかの模様は元の木の感じを残しつつ、
瑪瑙の様な硬度や艶を持っています。
大きな物は一定の厚みに切って
テーブルなどに使われたりします。

写真の木は、三畳紀(約2億2千万年前)という
大昔の物だそうです。
私はあまり化石には興味が無いので、
この時代が化石として古いのか新しいのか
とんと検討が付きませんけれど、、、


Mainly quartz
(Siliceous wood)
[SiO2]
秋田県由利郡大内村滝鉱泉

こちらは国産の珪化木です。
新生代第三紀(6500万〜180万年前)のものだそうです。
比較的新しいと言っていいのでしょうか?
木の繊維質の感じは見て分かりますが、
装飾品としては使えそうにありませんね。
やっぱり年季を経た物の方が美しくなるのでしょうか?

化石としての紹介はしませんでしたが、
このブログのトップバッターであった
ベレムナイト・オパールもイカの祖先の化石です。
今のイカにも柔らかい骨もどきがありますが、
ベレムナイトの中心の骨もどきがオパールになったのが
ベレムナイト・オパールです。
外見は円柱ですが、芯に穴が空いてます。

ウッド・オパールもオパールによる木の化石です。

貝オパールも化石と言う事になりますね。
「豚の爪」と勝手に呼んでる貝オパールも紹介しました。

こうしてみると、鉱物のコレクションのつもりで、
結構化石も集めてるんだな。

パープル・パライバ・トルマリン 

March 22 [Thu], 2007, 18:30

Elbaite
(Purple Paraiba tourmaline)
[Na(Al,Fe,Li,Mg)3B3Al3(Al3Si6O27)(O,OH,F)4]
1.44ct
Mozambique

話題のパープル・パライバ・トルマリンを入手しました。
もちろん非加熱非処理です。

今までもいくつかルースを入手していたのですが、
やっと納得できる色合いの物を見つけました。
カットがトリリアントとちょっと珍しい形ですが、
よく輝いてなかなか良いカットです。

銅とマンガンのせいでしょうか?
普通のピンク・トルマリンとはやはり違いますね。
独特の湧き出てくるような輝きがあります。

全宝協の定義ではこの色はパライバ・トルマリンとは呼べないですが、
世界的には
「銅及びマンガンを含むエルバイトは
"パライバ・トルマリン"の名で流通しています」
というコメント付きの鑑別書が一般的に作られています。

全宝協の定義もいずれ変わるのでしょうか?

薔薇輝石 

March 16 [Fri], 2007, 18:21

Rhodonite
[(Mn,Fe,Mg,Ca)SiO3]
Conselheiro Lafaiette, Minas Gerais
Brazil

過去に薔薇輝石は2度紹介してますが、
2005年5月同年7月
今日のは貴重な透明柱状結晶です。
長さは25mmあり、
写真で分かりますとおり
向こうが透けて見える透明度です。
断面は長方形の四角柱です。

カットすれば綺麗なロードナイトのルースになるでしょうが、
標本としてこのまま見ていたいですね。

(薔薇輝石は正確には準輝石族ですが、
ここでは輝石カテゴリに一緒させてます。)
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