想い 

2004年06月01日(火) 12時57分
将君へ

元気にしていますか?

最近、ママは、仏壇の前に座る事が
めっきり少なくなってしまいました。

でも、決して将君の事を忘れてしまったからではないよ

仏壇の前だけが、
将君を感じる場所ではなくなったからです。

将君が天国へ行ってしまったときには
何をどうしていいのかわからず
ただ仏壇の前に座って泣きながら
将君と話すことしかできませんでした

でも、今は、違います
仏壇の前でなくても、将君をたくさん感じたり
思ったりすることが出来るようになりました

ママは、長い間、泣く事、悲しむ事だけが
将君を思うことだと思ってそうしてきました

でも、違うんだよね
泣くことも、悲しむ事も
将君を思う気持ちの一つの形だったんだよね

だから、もっと違う形で将君を思うときがあってもいいんだよね

将君を思う気持ちに正しい方法や間違っている方法は
ないんだよね

ママの思いすべてが、将君を思う気持ちそのものなんだから・・・

この9年半(10年)の間、ママがそうしてきたように
これからの時間も
ママは、たくさん将君を感じていられるように
色んなことを探して挑戦していければいいな

それでも、将君を失った悲しみや苦しみ、そして悔しさは
決して、消える訳ではないけれど

泣いたり頑張ったりしながら
将君と一緒に人生を歩いて生きたい

 

2004年06月17日(木) 1時31分
あれから9年半が過ぎた

あなたが生きた1歳6ヶ月の6倍以上の時間・・・
今、その時間の流れがとっても辛く悲しい


結婚して7年4ヶ月
やっと会えた二人の子供たちとの生活、ずっと、夢見てきた子育て・・・
ママは、毎日たくさん幸せを感じていた
この幸せな時間がこのまま止まればいいのにと思っていた

そして、1995年1月17日 午前5時46分・・・・
ママとあなたとの時間は、本当に止まってしまった
たくさんの幸せを閉じ込めたまま・・・

社宅の部屋の前には、桜の木があり
窓からはその桜の枝がよく見えた。

そのつぼみを毎日、ぼーっと見つめていた
日に日に大きくなり、ピンクに色づいていくつぼみを
見るのがとても辛くて悲しかった
なのに毎日毎日そのつぼみを見つめていて祈っていた
どうか、桜が咲きませんように・・・

そんなママの祈りも届くことはなかった
ある日、とうとう、一輪の桜の花が咲いた
その桜を見て、涙が止まらなかった

その後、毎年、春の訪れを感じる季節になると
あのときの一輪の桜の花と自分の姿を思いだす

あの日、私の人生は、終わったと思っていた

あれから9年半
私は、再び生きようと思えるようになった

あなたの死の意味を考え続ける中で
たくさんのことを気付かされてきた
たくさんのことに感謝できるようになった

あなたとの幸せな時間は
決して消えることなく、ママの心の中に
しっかりと刻まれている

あなたと暮らした時間があるから
今をが頑張って生きようと思えるのかもしれない

あなたの死の意味は、きっと見つけることはできないかもしれないけれど
あなたに会えるその時までしっかりと生きて行きたいと思う

桜の花を見てきれいと思えるようになった
今のママに自信を持って生きて行こうと思っている

あの日から変わらぬ笑顔のあなたに
会えるその日まで

日記20040618 

2004年06月19日(土) 1時52分
1995年1月17日
たった一人で天国へ旅立ったあなた

わずか1歳6ヶ月と12日のあなたの人生を思うと
生き残ってしまったママは、
あなたの死をどう受け止めていいのか苦しみました

あなたは、誰にでもニコニコ笑って
たくさんの人にかわいがってもらっていました

でも、しばらくの間ママは
その笑顔を思いだすことが、できませんでした

ママの頭に浮かんでくるのは
ママを探して泣いているあなたの姿ばかり

生きていることが、あなたに会いに行けないことが
こんなに辛いことなんだということをはじめて感じました

あれから、もうすぐ10年もの時間が流れようとしています

今、どうしていますか?
1歳半だった甘えん坊だったあなたも、この間のお誕生日で
11歳のお兄ちゃんになりましたね

あの頃のように、まだママを探して泣いているでしょうか
それとも、11歳のお兄ちゃんらしく
たくさんのお友達とサッカーや野球などの
スポーツを楽しんでいるのでしょうか

ママには、11歳のあなたの姿が想像できません
あなたの成長を見ることができない悲しさと寂しさは
ママが、年をとって自分の人生を終えるそのときまで続くことでしょう


あなたとおなかの中から一緒だった
双子の優ちゃんは、もう小学校5年生・・・

この10年でとってもお姉ちゃんになりました


この間、学校で地震の勉強をしてからあなたが死んでしまったことが、
はじめて悲しいと思ったと話してくれました

今までも成長と共に優ちゃんなりの表現できょうだいが
いなくなった寂しさを表現してきました

あなたを失った悲しさは
時間と共に、形を変えてママやパパや優ちゃんの心の中に
新しい悲しみになって、刻まれていっているような気がします

あの日から、ママは本当に色んなことを考えて生きてきました
たくさんの人と出会って、たくさんのことを感じてきました

そして、今、自分の人生を終えるまで
精一杯生きて行こうと思えるようになりました

そう思えるようになったのは、あなたたちがいてくれたから

自らの「死」をもって本当に多くのことを
ママに教え考えさせてくれた将くんのおかげで
ママは、とっても強くやさしくなれた気がします

そして、あの状況の中でも生きていてくれた優ちゃんのおかげで
ママは、再び生きる喜びと頑張っている
自分を受け入れる幸せを感じることができました

これからのママの人生、色んなことを考えて捜し求めて
胸を張って生きていけるように頑張りたいと思います

そんなママの姿を、二人が見ていてくれると信じて・・・

手紙 

2004年06月19日(土) 2時17分
しょうくん・・・
あなたが天国へ旅立って7年半が経ちます。
突然起こった地震、
ママはあなたをかばうことも助けてあげることもできず、
重いたんすの下でたった一人で天国へ旅立ってしまいました。

パパはね、
パパがそばにいないときに地震が起こってしまったから、
しょうくんがパパの代わりにママやゆうちゃんを
助けてくれたんだって言っていたよ。
でも小さすぎて自分を守る力までなかったから
死んじゃったんだって・・・

ママはね、パパがそういっているけれど
そんな風には思えないの。
ただただ、助けてあげれなかった事を
申し訳ないと思っている。

あんなに辛くて苦しい毎日を過ごしていて
明日が来なければいいと思っていたのに
ママは、まだ生きているんだ・・・
そんな、ママをしょうくんはどんな風に
見ているんだろうね。

ママの姿が見えないとずっと泣いていた
一歳半のしょうくん。
あれから7年半が過ぎて
この間のお誕生日で9歳になったね
随分、お兄ちゃんになって
生きていたら、きっと言ってくれていただろうね
「ママたちを絶対守ってあげるよ!」ってね

ゆうちゃんはね、泣いているママよりも
元気で笑っているママが大好きみたいなんだ
きっと、しょうくんもそうなのかなって
ママの都合の良い風に勝手にそう思うようにして
たくさん笑う様にしている。

だから、たくさん笑えるようになったよ。
でもね、しょうくんのことを忘れたわけじゃないからね
ママの心の中には、いつも二人でいっぱいだよ。

頑張ったり、落ち込んだり・・・
そんな、ママだけど
二人を思う気持ちは、他の誰よりも
強いつもりだよ。

いつか、きっとしょうくんに会える日がくる
その日まで、ゆうちゃんとたくさん思い出を作って
それをお土産にしてしょうくんに会いにいくよ。

きっと、今でもどこかで
ママたちのことを見てくれていて
ママが持っていったお土産を
「懐かしいね」なんて話をするのかな?

今は、二人のために頑張って生きて行かなくちゃね

将くんへ 下書き 

2004年07月20日(火) 1時04分
将くんへ

あの日から、あなたの生きた1年6ヶ月の何倍もの時間が過ぎてきました

突然、天国へ旅立ったあなた
今、どこで何を思って過ごしていますか?

ママは、突然のあなたの死を受け入れられないまま
お葬式をすませました。

そして、家に戻った時、
それまで支えていた何がが取れてしまったように
ママは、悲しみの渦の中に埋もれてしまいました

あの日、あなたと一緒に出かけた時のままのお部屋
前の日まできていた洋服が干してあり
前の夜に食べた食器が水切りカゴの中にありました

そして、台所に立てばいつものように
ママの足元にしがみつくあなたの姿が思い出され
お風呂にはいれば一緒に入ったことを思い出しました

今にも、ふすまを開けていつものように
とびっきりの笑顔で「ばぁ!」と顔を出してくれそうな気がして
家の中の総ての物にあなたの想い出が詰まっていて
何を見てもただただ涙が出るばかりでした

ちょうど、あの頃は、人見知りが始まり
ママの姿が見えないと泣いてママを探していた将くん
たった一人でいってしまった天国で
泣きながらママを探しているような気がして
一人ぼっちにさせていることがかわいそうで
毎日、将くんのところへ行くことだけを願って生きていました

あの日から、ママは本当に辛く苦しい時間を過ごしてきました

笑って生きることが、あなたを悲しませるような気がして、
家族で出かけることが、あなたに寂しい想いをさせてしまうような気がして
楽しい事ができなくなってしまいました

あなたたちへ 下書き 

2004年07月20日(火) 1時05分
ふたりの子供たちへ

あなたたちが
パパとママに会いにきてくれたのは
結婚して6年4ヵ月たってからでした

パパとママは、あなたたちの誕生を心から感謝し
あなたたちを育てられるかかえきれない喜びを
感じながら毎日を送っていました

でも、あの日、突然起こった阪神淡路大震災は
パパとママ、そして優ちゃんの大切な将くんを
一瞬にして奪ってしまいました。

そのときの悲しみは
言葉では言い尽くせない大きなものでした
ママを探して泣いている将くんの泣き顔だけが
頭に浮かんできて、そばに行くことばかりだけを
考えて毎日を過ごしてきました

そのときのママは、生きる希望もそして笑顔も失っていました

そんな日々を送っていたママに
「ママ大好き・・・」「将くんはここにいるから大丈夫」
やっと話せるようになったたどたどしい言葉で
励まし続けてくれた優ちゃんの言葉、そして存在は
再び、生きる希望と笑顔を与えてくれました

ゆうちゃんへ 下書き 

2004年07月20日(火) 1時36分
ゆうちゃんへ

ゆうちゃん・・・
将くんが、天国へ行ってしまってから
たくさんの時間が経ったね

あの時、1歳6ヶ月でまだ一人では何もできなかった
優ちゃんが、今ではいろんなことを一人でやりたい言いはじめ
ママから少しずつ離れて大人になって行こうとしている
最近の優ちゃんを見ていると
この9年半の時間の長さを感じます

あれから、ママと優ちゃんは、他の誰よりも影響しあって
生きてきた気がします

ママのうれしい事、悲しい事、辛い事・・・
すべての感情をそのまま優ちゃんに伝えてきたので
優ちゃんなりに、言葉では伝えきれない思いで
ママの事を見た来たことでしょう

その思いの中には、ママやパパ、そしてお友達にも
伝えられない辛い気持もたくさんあったと思う
そういう気持にさせてしまったのは
ママにもたくさん責任があったと思う

優ちゃんの辛い気持ち、悲しい気持ち・・・・
気付いていてもどうすることもできなかった
どうしてあげるのがいいのかさえもわからなかった

これから先も、ママがどんな事をしてあげれるかわからない
でも、これだけは、知っていてほしい
あの時、生きていてくれたこと
今、ここに存在している事を心から感謝していること
そして、優ちゃんを絶対に失いたくないと思っていること

ちょうちょ 

2004年07月22日(木) 1時51分
パパとママとゆうちゃんと
いろんなことをして、遊んでいるときに

いつも、ちょうちょが飛んで来るんだよ

あたたかい春だったり、あつ〜い夏だったり
ちょっと涼しくなった秋だったり、寒い冬だったり

ママには、ちょうちょが
将くんに思えてならないんだ

だって、楽しいと思ったときには
いつの間にかに、ちょうちょが、飛んでくるから

将くんかもしれないって思った時
将くんがそばにいるような気がして
心が、暖かくなって、気持ちがふっと軽くなるんだ

今度、また、楽しい事するから
会いにきてね

あいたいなぁ 

2004年07月22日(木) 2時04分
あの日から9年と9ヶ月

1歳半だったあなたも、もう11歳と3ヶ月だね


あの日から、あなたの死を受け入れられずに

すごく悲しんで苦しんできたよ


9年と9ヶ月・・・

長かったなぁ


でも、その反対に、あなたと過ごした時間が

昨日の事のように感じるんだよね


9年と9ヶ月・・・

短かったのかなぁ


今頃、どうしているのかなぁ・・・

お友達は、いるのかなぁ・・・

パパやママや優ちゃんの事見えているのかなぁ・・・

大きくなっているのかなぁ・・・

それとも1歳6ヶ月のままかなぁ・・・


ねぇ、おしえてほしいんだ

ママは、最近、あまり泣かなくなった

笑うことが多くなった

そんなママをどう思っているのかなぁ

僕が死んじゃったのに、どうして笑ってるの?って

思っている?

悲しんで泣いているママの方がすき?

笑っているママの方がすき?

そばに行ってあげれないママの事うらんでない?

いろんなこと聞きたいなぁ・・・

いろんなこと伝えたいなぁ・・・


ママさぁ

今、とっても頑張っているよ

時々、すごく頑張っている自分が

悲しくなってしまうぐらいに頑張ってる

そんなママのこと、見えてるのかなぁ・・・



会いたいなぁ

抱っこしたいなぁ

もし、会えたら

伝えたい事があるんだ・・・

死んじゃっても、会えなくても

ママは、あなたの事、ず〜っとず〜っと 大好きだよ

その事を忘れないでいてねって・・・


今、どうしているんだろう・・・

会いたいなぁ・・・

会いたい・・・ 

2004年07月30日(金) 2時27分
将くん

ねぇ・・・

いま、どうしてる?
お友達は、できた?

ママ達の事は見えてる?

***********************************

1歳半で天国へ行ってしまった将くん

1歳を過ぎた頃から、ママの姿が見えないと
ママを探して泣いていた

天国に行ってからも、
ママを探して泣いてるそんな姿ばかり浮かんできて
そばに行ってあげなくちゃって
そんなことばっかり考えて生きていた

あれから、もうすぐ10年・・・
生きていれば、優ちゃんと同じ11歳・・・

少しは、我慢強くなったかな?

優ちゃんのクラスのたくましく成長している男の子の姿を見ていると
将くんも得意そうな顔で
「僕、もう、小さい子じゃないんだから大丈夫だよ!」
なんて、いつまでも心配しているママのそばに来て
肩をポーンとたたいて、励ましてくれるのかもしれないね

でも、まだ、11歳・・・
まだまだ、一人ぼっちが寂しくて
一人になったときに誰にも気付かれずに
泣いているのかもしれない

そんな、将くんの姿を思い浮かべながら
今は、「そばに行けなくて、ごめんなさい・・・」としか
言えないママ・・・

でも、ママは、将くんに会えるときまで
一生懸命生きるから・・・

***********************************

優ちゃん・・・

覚えているかな?

将くんが天国へ旅立ってから
何もできなくなってお布団の中で、毎日泣いていた時

優ちゃんは、涙を拭くためのティッシュを持ってきて
ママの頭を「よしよし」しながら言ってくれた。

「ママ、大丈夫だよ、将くんはここにいるから・・・」

ママは、幼い優ちゃんに励まされて生きていた。

泣いているママよりも
笑っているママが大好きな優ちゃん


いっぱいの笑顔で言ってくれた

「ママ、大好き!」

その言葉が、生きようと思う原点になった。
あの時のママは、
優ちゃんのために生きなきゃと必死で思っていた。

そして、優ちゃんの笑顔がうれしくて
たくさん笑って生きようと思えるようになった。

ママは、優ちゃんにいろんなことを教えてもらったし
たくさんの出会いをプレゼントしてくれた。

その出会いは、ママは、一人ぼっちじゃない事を
気付かせてくれた

***********************************

優ちゃん

あの時、1歳半だった優ちゃんも
11歳になったね

地震のこと、将くんと遊んだ事は覚えていないと言う

でも、学校やテレビ、新聞などで地震の事をたくさん
聞いたり見たりした

10年経って、はじめて優ちゃんの思いで
「地震」のこと、「将くんの死」を感じようとしているように見える

ずっと、「将くんの死を悲しいとは思わない」といっていた優ちゃんが
社会見学に行った施設で地震の事を学び
「将くんが死んだ事、はじめて悲しいと思った」と言った

将くんのいないことを寂しいと
あの時、将君を守れなかったママに
怒りをぶつける優ちゃん

ママは、それをただ受け止めるしかできない
どんなに頑張っても、優ちゃんに将君を返してあげれない

優ちゃんにとっての「震災」、そして「将くんの死」は、
始まったばかりなのかもしれない

***********************************

将くん・・・

ごめんなさい、ママは、今すぐに
将くんのところには行ってあげれません

いつか、将くんに会える日が来るまで
頑張って生きていこうと決めました

1歳半で、天国へ行ってしまった将くん
生きていれば、数え切れない程の人と出会い
将くんの命が未来につながるはずでした。
それが、あの瞬間に途切れてしまった。

ママは、年々、みんなの記憶から将くんの事が
将くんが生きていた事実が消えてしまうことが
とっても悲しくて怖い。

だから、ママは、生きようと思いました。
将くんが生きていた事を優ちゃんや
優ちゃんの子供たちに伝えていけたらと思っている。


将くんが作ってくれたたくさんの出会い
でも、将くんが生きていれば出会わなかった出会い

辛いけれど、ママは、その出会いに感謝しようと思う

将くんは、自分の死を持って
多くのことをママに教えてくれた。
ママは、これからも、両手をいっぱい広げて
将くんからのメッセージを受け取っていきたい

ママは、これからもいろんな出会いを大切にして
生きるために、そして、いつか訪れる「死」のために
前を向いて生きていきたい。

***********************************

将くん・・・

どうしてる?

「笑っているママ」は、将くんにもきっと見えてるよね

将くん、会いたいよ・・・・
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