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よく私は「どうして有名人に会って、話を聞くことが出来るのですか?」という質問を受けることがあります。答えは私が、そういうネットワークを持っているからです。これは自分で作ったものです。私の場合は「英語」が出来たこと。映画・音楽・スポーツに通じているだけではなく、自分自身がプレイヤーでもあることも幸運でした。どういうことかと言うと、有名人達は世界のあちこちに行き、大抵同じ質問に何度も答えると言う「仕事」をしている訳です。しかも、インタビューする側は当たり障りの無い質問をします。これはインタビューを受ける側にとっては退屈な作業です。
そこに私が、彼らの知りたい情報を持参して現れ、全く違う切り口から話をするものだから、つい話をしてくれる。しかも彼らの知人の紹介で、私は出向いているので、断れないというよりも、向こうも私に「一体どうして、そんなネットワーク」を持っているのかと気になる訳です。だから会えるのです。突撃取材のように、ホテルに押し掛けて話を聞いたこともあります。一流のスター達は、人間的にも素晴らしい人が多く、多くの人が思うように気難しい人ばかりではありません。むしろ日本人の有名人の方が、威張っていて、話が出来ないつまらない連中が多いものです。外国人は肩書で人を見ません!
スポーツ選手やミュージシャンの場合は、基本的に自分のプロデュースは自分で行います。売れないミュージシャンがプロモーションの為に来日し、インタビューを受けて自分を知ってもらうことは、自分の収入を上げる為の活動ですから積極的です。時間の許す限り自分を売り出そうとします。しかし、大物になれば「わがまま」になります。ですから有名になるほど、会う機会をつかむことは困難になります。別にこれくらいのプロモーションでいいだろうと思うこともあれば、大物は共同記者会見をやれば、それだけで十分な宣伝になるからです。
逆に映画俳優は完全にプロモーション活動は「仕事」です。宣伝してどれだけヒットしても、ギャラは変わりません。もう既に受け取り済みです。映画出演の契約を交わす時に、どれだけプロモーションに協力するかまで、契約書に盛り込まれているからです。だから、大手の会社のインタビューは受けるが、小さな所は相手にしないこともあります。また自分のプライバシーが必要以上に晒されることによって、自分の価値が下がることを恐れて、出来るだけメディアに露出しようとしない人も多く、また自分のスクリーンでのイメージを大切に守ろうとするため、映画と実際にギャップの大きい人は、インタビューを受けたくないという理由もあります。もっと言えば、馬鹿なのがバレたら困ると言う人は、インタビューの答えは事前に作っているので、予測しない質問にはノーコメントを通すことが多いのです。
そもそもなぜ日本人の取材インタビューが面白くないか?外国人がなぜそう思うかを、ミュージシャンを例に取って、最初にお話しておきましょう。
それは、専門誌(紙)のインタビューの場合は、まずCDを売りたいという会社の意向を受けた取材記事が多いので、ハッキリ言ってしまえば、新作のアルバムが大した出来ではなくとも、ミュージシャンが大物の場合、持ち上げる記事を書こうとするので、ミュージシャンは白けてしまう。更に彼らは自分が話したい事を多く持っているのですが、その話とレコード会社の利害が一致しない為、しぶしぶ適当にインタビューをこなしている場合が多い。新聞社やテレビの取材の場合は、担当記者は何も音楽記者になりたくて新聞社に入社した訳ではないのです。地方廻りからスタートしてサツ廻りや、政治経済から文化部に来る人もいるのです。別に音楽マニアではない彼らの知識は、広く浅い。そのためにインタビュー内容は「いつもの」質問になるのです。
新聞に載った来日ミュージシャンの記事が面白くないのは、不特定多数のファンではない人々を相手に記事を書いているからであり、担当記者にとっては、そのミュージシャンの記事も、昨今のCD売上枚数の推移、ブルーレイが売れているか?次世代メディアの動向は?という記事へのウエイトも同じなのです。そういう記者からインタビューを受ける側は、まず面白いとは思わないのですが、影響力は無視出来ません。しかし、テレビの出演は別です。歌を披露すれば、何者にも代えがたい宣伝になります。雑誌のインタビューでは音楽の善し悪しは伝えられませんが、テレビは違います。ですから、最近はテレビの取材は大切にする人が多いのです。

また、もう1つ大きな専門誌(紙)と一般メディアの差があります。専門誌はレコード会社とは共存共栄ですから、提灯持ちのような記事も書きます。悪いものは悪いとは書けない。更に、記事が読者の前に晒される前に、検閲と言うか(笑)事前にチェックされます。写真もそうです。オノ・ヨーコさんの記事に載った写真を見たことがありますか?いつまでも綺麗ですね。あれ、実は肌のシミは全て修正させています。ところが公正を期する新聞社は、記事の事前チェックなど、もっての外です。ミュージシャンの言いなりにはなりません。詳しいようでミュージシャンに癒着する専門誌と、浅いけれど、公正な立場を貫く新聞社。この違いを知った上で、記事を読むと面白い発見があるかも知れません。ただ新聞社には、このような姿勢を政治や社会記事にも求めたいものです。
特に記事の事前チェックを求める傾向は、海外ミュージシャンはそれほどでもありません。日本でそれほど売れなくても、他の世界の国々で売れるからです。しかし、日本での記事の影響が自分の生活を直撃する、日本のミュージシャンには多い。事前チェックが出来ない取材は受けないというミュージシャンはいくらでもいますし、これを載せないと駄目だと言う条件を付ける者までいる始末です。ショービジネスの世界は、例えば日本のプロレスの灯は今や消えかかっていますが、アメリカでは一時ほどの勢いは無くても、依然としてビッグビジネスであるように、そこに生きる人々のレベルの差で、隆盛が左右されると言っても過言ではありません。
次回からこのシリーズは、申し訳ございませんが、有料コンテンツとさせて頂きます。
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よく私は「どうして有名人に会って、話を聞くことが出来るのですか?」という質問を受けることがあります。答えは私が、そういうネットワークを持っているからです。これは自分で作ったものです。私の場合は「英語」が出来たこと。映画・音楽・スポーツに通じているだけではなく、自分自身がプレイヤーでもあることも幸運でした。どういうことかと言うと、有名人達は世界のあちこちに行き、大抵同じ質問に何度も答えると言う「仕事」をしている訳です。しかも、インタビューする側は当たり障りの無い質問をします。これはインタビューを受ける側にとっては退屈な作業です。
そこに私が、彼らの知りたい情報を持参して現れ、全く違う切り口から話をするものだから、つい話をしてくれる。しかも彼らの知人の紹介で、私は出向いているので、断れないというよりも、向こうも私に「一体どうして、そんなネットワーク」を持っているのかと気になる訳です。だから会えるのです。突撃取材のように、ホテルに押し掛けて話を聞いたこともあります。一流のスター達は、人間的にも素晴らしい人が多く、多くの人が思うように気難しい人ばかりではありません。むしろ日本人の有名人の方が、威張っていて、話が出来ないつまらない連中が多いものです。外国人は肩書で人を見ません!
スポーツ選手やミュージシャンの場合は、基本的に自分のプロデュースは自分で行います。売れないミュージシャンがプロモーションの為に来日し、インタビューを受けて自分を知ってもらうことは、自分の収入を上げる為の活動ですから積極的です。時間の許す限り自分を売り出そうとします。しかし、大物になれば「わがまま」になります。ですから有名になるほど、会う機会をつかむことは困難になります。別にこれくらいのプロモーションでいいだろうと思うこともあれば、大物は共同記者会見をやれば、それだけで十分な宣伝になるからです。
逆に映画俳優は完全にプロモーション活動は「仕事」です。宣伝してどれだけヒットしても、ギャラは変わりません。もう既に受け取り済みです。映画出演の契約を交わす時に、どれだけプロモーションに協力するかまで、契約書に盛り込まれているからです。だから、大手の会社のインタビューは受けるが、小さな所は相手にしないこともあります。また自分のプライバシーが必要以上に晒されることによって、自分の価値が下がることを恐れて、出来るだけメディアに露出しようとしない人も多く、また自分のスクリーンでのイメージを大切に守ろうとするため、映画と実際にギャップの大きい人は、インタビューを受けたくないという理由もあります。もっと言えば、馬鹿なのがバレたら困ると言う人は、インタビューの答えは事前に作っているので、予測しない質問にはノーコメントを通すことが多いのです。
そもそもなぜ日本人の取材インタビューが面白くないか?外国人がなぜそう思うかを、ミュージシャンを例に取って、最初にお話しておきましょう。
それは、専門誌(紙)のインタビューの場合は、まずCDを売りたいという会社の意向を受けた取材記事が多いので、ハッキリ言ってしまえば、新作のアルバムが大した出来ではなくとも、ミュージシャンが大物の場合、持ち上げる記事を書こうとするので、ミュージシャンは白けてしまう。更に彼らは自分が話したい事を多く持っているのですが、その話とレコード会社の利害が一致しない為、しぶしぶ適当にインタビューをこなしている場合が多い。新聞社やテレビの取材の場合は、担当記者は何も音楽記者になりたくて新聞社に入社した訳ではないのです。地方廻りからスタートしてサツ廻りや、政治経済から文化部に来る人もいるのです。別に音楽マニアではない彼らの知識は、広く浅い。そのためにインタビュー内容は「いつもの」質問になるのです。
新聞に載った来日ミュージシャンの記事が面白くないのは、不特定多数のファンではない人々を相手に記事を書いているからであり、担当記者にとっては、そのミュージシャンの記事も、昨今のCD売上枚数の推移、ブルーレイが売れているか?次世代メディアの動向は?という記事へのウエイトも同じなのです。そういう記者からインタビューを受ける側は、まず面白いとは思わないのですが、影響力は無視出来ません。しかし、テレビの出演は別です。歌を披露すれば、何者にも代えがたい宣伝になります。雑誌のインタビューでは音楽の善し悪しは伝えられませんが、テレビは違います。ですから、最近はテレビの取材は大切にする人が多いのです。

また、もう1つ大きな専門誌(紙)と一般メディアの差があります。専門誌はレコード会社とは共存共栄ですから、提灯持ちのような記事も書きます。悪いものは悪いとは書けない。更に、記事が読者の前に晒される前に、検閲と言うか(笑)事前にチェックされます。写真もそうです。オノ・ヨーコさんの記事に載った写真を見たことがありますか?いつまでも綺麗ですね。あれ、実は肌のシミは全て修正させています。ところが公正を期する新聞社は、記事の事前チェックなど、もっての外です。ミュージシャンの言いなりにはなりません。詳しいようでミュージシャンに癒着する専門誌と、浅いけれど、公正な立場を貫く新聞社。この違いを知った上で、記事を読むと面白い発見があるかも知れません。ただ新聞社には、このような姿勢を政治や社会記事にも求めたいものです。
特に記事の事前チェックを求める傾向は、海外ミュージシャンはそれほどでもありません。日本でそれほど売れなくても、他の世界の国々で売れるからです。しかし、日本での記事の影響が自分の生活を直撃する、日本のミュージシャンには多い。事前チェックが出来ない取材は受けないというミュージシャンはいくらでもいますし、これを載せないと駄目だと言う条件を付ける者までいる始末です。ショービジネスの世界は、例えば日本のプロレスの灯は今や消えかかっていますが、アメリカでは一時ほどの勢いは無くても、依然としてビッグビジネスであるように、そこに生きる人々のレベルの差で、隆盛が左右されると言っても過言ではありません。
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