【唯一無二の存在】

May 31 [Sun], 2009, 11:48
日本のモータリゼーションの発達は貨物車から始まった・・・・
とは言え、高度成長期に入れば小型乗用車などの「マイカー」が現実的となり、各社からこぞって
小型大衆車が発売されました。
しかし、やはりまだ乗用車は高根の花の存在であり仕事にも使えるクルマを求める声が多かった。
またコストダウンのためには同じ部品を共有するクルマを増やす事が急務でもあった。
そこで自動車メーカー各社は乗用モデルの兄弟車として様々な商用車を用意しました。
ライトバンとして誕生したファミリアには乗用車のほかにトラックを。乗用車として誕生したカローラ
にはライトバンを、同じく乗用車として誕生したフローリアンにはトラックのファスターを・・・
基本コンポーネンツを共有したモデルが乱立したのも高度成長期ならではだと思いますね。
さて、そんな中でいち早く誕生したサニーはライトバンとトラックを持つモデルとなりトヨタパブリカや
マツダファミリアと同じ土俵に立ち各社共々人気を博しました。
しかしオイルショック後に訪れたキャブオーバー人気の為に中型ボンネットトラックはおろか、小型
ボンネットトラックの世界も窮地に立っていました。
いすゞはワスプの生産を止め、マツダがファミリアトラックの国内向け生産を止め・・・と、各社とも
先細り感の強かった小型ピックアップに見切りを付けて行った。
その中で残ったのはトヨタパブリカトラックと日産サニートラックでした。
しかし時は既にキャブオーバー全盛となり、小型ピックアップの需要はもはや国外にしか残されて
おらず、トヨタは1988年を最後に小型ピックアップ界から撤退した。
さて、そんな中でも何故にサニーだけが生き残れたかと言うと、実はパブリカはスタンダードとDXの
2グレード体制で1つのボディのみを販売していましたが、サニーはグレードこそDXしか無いものの
ボディは標準ボディとロングボディの2種類を用意していました。
元々狭くて小さな荷台だけに長さに余裕がある方を選ぶ方が多かったようで・・・
因みに現在では、そのノスタルジックなデザインと侮れない走行性能がファンの心をガッチリとつかみ、
レースベース車やキャルルックなどのカスタマイズベースとして高値で取引されています。

今回はそんな根強いファンが多いサニートラック(最終型)についてご案内したいと思います☆


なんにせよ元々は「仕事グルマ」なので^^;


最終型は角型ヘッドランプや黒塗りリヤコンビランプベゼルを採用して精悍になった
(と言うか無表情になったと言った方が正しいかも^^;)


明暗を分けた「ロングボデーの設定」
サニトラ位じゃない?日産がトヨタに勝てたのは^^;


名機「A12」エンジン。基本設計は初代サニーの時代から変わらないが、シリンダヘッドの
ロゴは新しいNISSANとなっています☆


これも昭和46年から変わらないデザインを持つ。ちなみにワイパーやヘッドランプのスイッチも
当時から変わらず、インストから生えています^^;


生産拠点がバネットと同じ愛知機械であった為か、シートの設計もC120バネットに通じる物がある。
因みに最終型ではグレー内装になりましたが、それ以前はブラウンの内装色でした。


標準ボディ車です。見た目ではロングとさほど区別が付かないかも^^;
P R
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