近視と手術

January 30 [Fri], 2009, 13:06
近視になっている目というのは、眼球が普通よりも大きく、眼軸が長くなっている状態にあります。眼軸を縮めることは不可能ですが、角膜の屈折を変えることで視力を回復させるのが、「放射状角膜切開術」というものです。

放射状角膜切開術は、近視が回復したり、または軽減するというメリットはありますが、危険性があることも事実です。例えば、かなり深く傷つけないと屈折度が変わらず、しかも屈折度が安定せずに、遠視になる人もいるということです。こういった危険性を考慮したうえで、また長い目で見て本当に必要かどうかをよく考えて、手術を受けるかどうかを判断しましょう。

日本人の近視の人の視力は、裸眼視力で0.1くらいの人が多いようです。近視の人が老眼になると、近いところはかえってメガネなしで見えるようになる、という事実があることを知っていますか?


放射状角膜切開術は当然、視力の安定していないお子さんには勧められません。また視力の安定した大人でも、老眼になったあとのことを考えると、危険を冒してまで近視手術で視力を回復させるべきかどうか、よく考える必要があると思います。

レーザー手術の場合でも、術後は両眼共に裸眼視力が1.0以上になるでしょうが、40代半ばぐらいから老眼を自覚するようになり、老眼鏡が必ず必要となります。なので、レーザー手術で近視が改善しても、メガネが必要になる可能性が高いということです。
P R
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