商人は忙しそうに見せろ(2)

June 16 [Thu], 2011, 6:23


一般的に言って、店内の物の置き場所というのは、
どうしてもお客さんの通行の邪魔にならないようにと考えがちです。


銭天牛の予言
そうすることが、お客さんへのサービスなのだと思ってそうするわけですが、
師匠は、「そうじゃない」と言います。


それどころか、「わざと邪魔になるところに置け」
と言うことさえあるのです。


たとえば、「読書のすすめベストセラー」という立て看板があります。


最初は、車いすやベビーカーなどが通りやすいように、
これを通路の邪魔にならないところに置いていたのですが、
師匠の意見で、通路に少し引っかかるように置くことにしました。


つまり、わざわざ通行の邪魔をするような位置に変更したわけです。


選ばれる女
その理由を、師匠はこう説明しました。


「それが目立つところだからなんだよ。
そうすると人の流れが止まる。
そこに広告や商品を置いてみな。
お客さんが広告を読んでくれたり、
商品を手に取ってくれたりするの。
それを他のお客さんが見れば、『忙しそうな店だな』と思うわけ」また、
師匠が外からうちの店の中を見ていて、
「もう一個、奥に背の高いものが欲しいな」と言ったこともあります。


その理由も、「そうすると忙しそうに見えるから」ということでした。

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