最近、よく耳にする過払い金請求とは

April 16 [Thu], 2015, 13:41
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最近、テレビコマーシャルが頻繁に放送されていますので、過払い金請求という言葉を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。過払い金とは、読んで字のごとく、払い過ぎたお金のことなのですが、最近耳にする過払い金は、借金の返済の際に必要以上に払い過ぎていることを指します。具体的に払いすぎているのは、利息分です。
言うまでもなく、金融機関がお金を貸す際には、利息をつけてお金を貸すこととなります。この利息、金融機関が独自に設定することができるのですが、上限は法律で定められています。ただ厄介なことに、利息の上限を定めている法律は2つ存在しているのです。その法律とは、1つが出資法、もう1つが利息制限法です。出資法と利息制限法、2つの法律で利息の上限を定めていたとしても、どちらの上限も同じであるのならば問題ないことでしょう。しかし、出資法と利息制限法では、定められた上限が異なっているのです。
出資法の定める上限の方が、利息制限法が定める上限よりも高くなっています。金融機関はお金を貸すことを商売としていますから、当然、出資法が定める高い上限に基づいた利息をつけてお金を貸します。ただ、お金を借りる側にとっては、できる限り低い利息でお金を借りたいと考えるのが、これまた当然のことです。しかも、利息制限法という歴とした法律に、上限の規定があるわけですから、それに反した利息であるのならば高過ぎると主張できます。しかし、金融機関にしてみれば、違法な利息をつけてお金を貸しているわけではないのです。従って、お金を貸す側と借りる側の主張は、いつまで経っても平行線のままです。出資法では合法なのですが、利息制限法では違法となる利息を、これも耳にしたことがあると思いますが、グレーゾーン金利と言います。
グレーゾーン金利が存在していることは、明らかに法律の不備です。そのことによって多くの人が迷惑を被り、社会問題となりましたので見直されることとなり、利息は利息制限法で定められた上限に統一されるようになりました。ですから、現在はグレーゾーン金利は存在していないのです。しかし、前述のとおり、過去には存在しており、そのことで生じた不利益を現在、取り戻すことができるようになっています。これが、過払い金請求です。
過払い金請求は個人でも行うことができますが、個人で行った場合、金融機関によっては対応しないこともあります。ですから、過払い金請求を行うつもりでいるのならば、弁護士等、専門家に依頼した方が良いでしょう。