09. 「ありがとう」はこっちの台詞 

December 10 [Sun], 2006, 3:33
なぜあなたは……私のココロを捉えて離さないのだろう。


望:「……。」

敦:「…神子。…?神子、どうしたんだ…?その…」


イマニモナキソウナカオヲシテ。


望:「何でもないです。ただ敦盛さんが私のお願い通りこうして傍にいてくれるのが嬉しいんです。」

敦:「……。」

ならばなせ。


ナキソウナカオヲシテイル?


敦盛は望美に近寄り、そっと手を握る。

敦:「神子、私は私の意志で。ここに…。その……。あなたの隣にいるのだ。だから…。」


そんな顔をしないで。どうか笑ってほしい。

望:「ありがとうございます。敦盛さん、優しすぎますよ。」

そう言って望美は敦盛に抱きついた。

敦盛は望美の背中に手を回し、おそるおそる抱きしめた。

敦:「私は優しくなどない。私は……。」


「あなた」という存在によって与えられた場所にいるのだから。
あなたがいなければ…私はこうして傍にいることも。この世に留まることもなかっただろうから。

06. ねぇ、たまには… 

December 03 [Sun], 2006, 15:14
瀬:「ねぇ、むぎちゃん。…むぎちゃんてば!」

む:「なに?瀬伊くん。」

瀬:「お願い、一個だけ聞いてもらえないかな。」

む:「え……(瀬伊くんのお願いってロクなことないんだけど;)…いいよ、あたしに出来ることならね?」

瀬:「そ、ありがとう。じゃあこっち来て。」

む:「う、うん。」

(トテトテトテ……)

瀬:「じゃここに座って。」

む:「うん。……てわぁ!」

む:「瀬、せせせせ…瀬伊くん!ちょ…今こんなことしてる場合じゃ…!」

瀬:「ダメだよ。……顔色悪いのに僕が気づいてないとでも思うの?」

む:「う……思いません。」

瀬:「たまにはちゃんと休まなきゃダメ。てことで少し寝ちゃいなよ。」

む:「わかったから!ちゃんと寝るから! この姿勢は…。」

瀬:「これは僕を心配させた罰。」

む:「……いいの? だってあたしこのまま寝ちゃったら瀬伊くん何も出来ないよ?」

瀬:「そんなことないよ。さ、もう寝なよ。」

む:「うん……。ありがとう、瀬伊くん。」



瀬:(何も出来なくなんてないよ。キミの重みを感じながら、キミの寝顔を見ながら。僕はキミから安らぎをもらえるんだから。)


たまにはゆっくり休んで、そして僕だけの家政婦さんでいて。……少しでいいから…


拍手用:頑張りやな君へのお題

08. つらい時には笑わせるよ 

December 01 [Fri], 2006, 1:49
日:「つらい時に相手を笑わせてあげるってすごいですよね。」

火:「え、どうして?」

日:「だって、私ならムリですよ…。つらかったら一緒に悲しんじゃうと思うし……。」

火:「うん、それでいいと思うよ。オレ、そんな香穂ちゃんだから……。」

日:「…え?」

火:「…っとうわぁ…! な、なんでもないよ、うん。」

日:(……?)

火:「っと、つつつつ、つら…つらいとき…となんだっけ?」

日:「つらい時相手を笑わせてあげるってすごいですよね、って話です。」

火:「そ、そうだったね。オレはどうだろう。笑わせるかな…。やっぱさ、自分が落ち込んでいるときこそ、好きな子には笑っていてほしいから。うん。」

日:「そっか……。そうですよね。……いいなぁ。」

火:「え?何が??」

日:「火原先輩の好きな子。だって火原先輩にそんなに大切に思われてるんですよ?
それに先輩、今すごーく幸せそうな顔でしたもん。大好きなんだなぁって。」

火:「……えっと…うん。好き、かなすごく。…………目の前にいる子が。」

日:「…え? えーっと?」

火:「…なんでもないよ…。今はまだそんな時期じゃないだろうし。最終セレクション頑張ろうね!」

日:「は、はい!」

   (えっとー……。コレはいい意味で受け取っていいのかな…)

拍手用:頑張りやな君へのお題
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