ラベンダーが香ったら僕を思い出して
2010.02.08 [Mon] 20:05

谷地村啓のガチムチひとりごっつ動画第四弾。
今回はアーバンギャルドの今後のサウンドの方向性をも匂わせる話題です。
オーケストレーションとしてのエレクトロニクス。
エレクトリカルパレードと時計じかけのオレンジのサントラで御飯何杯でもいける方にとっては楽しい内容かもしれません。
最近気が狂いそうになるほど情報を浴び続け(一日十七時間はネットを開いている気がします)次なる制作のための切れはしやメロディを蒐集しているわけですが、段々自分の感覚が、五感ではなく情報によって処理されつつあることに危惧を感じます。
多分エロ動画蒐集癖のある方は身に覚えがあるでしょう。
視聴することが目的で動画を集めるのでなく、アーカイブすることに悦楽を感じ始めてしまうパターン。
これこそデータベース化であり「動物化するポストモダンじゃーん(C)東浩紀」と震撼するわけですが、データベース化されたパーツに対してたまには懐疑しておきたいなと常々思うのです。
実物のかわいい女の子より「セーラー服」という文字配列に萌えてしまうなんて昔は笑い話でしたが(会田誠の作品で「美少女」と書かれたポップに自慰行為を繰り返すヴィデオアートがありましたね)最近自分がまさしく「動物化」しつつある気がするんです。
手に負えないのは東が例示したアニオタはまだ(二次元とはいえ)ヴィジュアルのパーツに萌えていたのに対し、松永は言葉に過剰反応してしまうという点でしょう。
「水玉」という言葉。「テクノポップ」という言葉。
或いは「森」や「沼」でもいいですが、
固有名詞にまつわるさまざまなエピソードがその文字配列を見た途端脳内を水浸しにするんです。
で、歌詞というのは大抵そんな言葉の意味や用法の乱反射を利用したオブジェでもあるわけだ。
セーラー服という言葉に「思春期」や「少女」、「おニャン子」や「機関銃」といったタグ付けが瞬時になされてしまう。
まあこの緊張感も大事なのですが、もっと五感の柔らかさや音にしたときの気持ち良さをも省みたいと思うのです。
意味の牢獄から抜け出したい時があるんです。
もっとね、ラベンダーの香りがしたり、マドレーヌを齧ったら記憶が甦る類いの快感が欲しいなあ。
セカイはカメラには収まりきらないんだぞと。そんな簡単に語り得るものではないんだぞと、云いたい次第です。
3月20日、イープラスは即日完売とのこと。ぴあとローソンはまだありますのでお早めに。
■ADAPTER。2マン企画『に。』
日時:3月20日(土)
場所:渋谷BOXX
http://www.shibuyaboxx.com/
開場:17:30 開演:18:00
前売:3300 当日:3800 (1D)
出演:
アーバンギャルド
ADAPTER。
http://www.adapter-web.net/
★チケット一般発売日:2010年1月30日(土)〜
※チケット発売日を変更いたしました。
ご了承ください。
・チケットぴあ(Pコード:348-161)
http://t.pia.jp/
・ローソンチケット(Lコード:77192)
http://l-tike.com/
・イープラス(PC・携帯共通)
http://eplus.jp
※並列入場
★Fukusukeさん(メトロノーム)によるソロプロジェクト・ADAPTER。の2マン企画にアーバンがお呼ばれします。
チケット売切必至!予約はお早めにどうぞ。
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