ステイする薬剤師

April 01 [Mon], 2013, 22:43
そうだ、はっきり言おう。

嫌いだ。

まるで、昔の自分を見ているようでな。

まあ、実際、この中の三割程度しか伝わっていないと思う。

五割くらいは言葉にして出したが、かなり俺の言うことは文脈がおかしかった。リアス式海岸みたいな言葉だった。

しかし、どうにか伝わったようだった。

これは、伝わってしまったと言うべきか。もしかしたら、必要以上にとげのある言葉になってしまっていたのかもしれない。

今まで、薬剤師も見たことがないような表情を浮かべていた。

憤りと何かが混ざった顔。その何かは、あまりに憤りの割合が大きく、霞んでいて何なのかわからなかった。

愛澤は立ち上がり、梯子を上ってロフトに上がった。

ちょっと意外だった。てっきり、何か言い返してくると思っていたから。
P R
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