捨て零。 

July 18 [Wed], 2012, 1:33


札幌から東京に帰ってきました。私にとって二度目の北海道。
ツアー公演であまり観光はできなかったものの
なんでもない景色だったり、空気だったりにすら、いちいち刺激されて
それでも全然つかれることがなくって、むしろとても心地よかった。

母親が旅行好きだったので、小さなころから海外も国内も、色々なところに連れて行ってもらったけれど
自分から行きたがったところでない限り、少しのお散歩お買いものに行くことも嫌いだった私は
どこへ行っても旅館からなかなか動こうとしなかったり
いまでも見に行ったもの、断片的にしか覚えていなかったり
(あの橋を覗いた窓!あの路地裏の地面!あの部屋の照明!とか)

ほんとうに、もったいないことばかりしてました。
一人でどこにでも行けるようになった今では
お散歩も、旅行もすごく楽しいのになあ。
団体行動は相変わらず苦手だけども。。笑

あ、でも、サンズ(今回のツアー公演の団体名)の座組って、メンバー変わってもなんでか毎回居心地がよくって、
私のわりには、たくさん人と関われた旅行でした。だから実りも多く思えたのかな

高校生になってからも
どうしてもどこにも行きたくなくって、出かける直前に泣きだしたり
お母さんも辛そうだったなあ
だからいっそう辛かった
がんばっても楽しめない自分を、どうにもできなかった
せっかくのハワイだっていうのに
海とか、サンセットとか、みとれるくらい綺麗だったのに
あれは一体なんだったんだろう

いつか、全部回り直したい。
あのお城とか、湖とか街並みとかが、どこの国のものなのかとか
ちっとも思いだせないのだけど
ぼんやりした断片じゃなくって、きちんと全部景色ごと、のみ込みたい。


空港の手荷物検査のときに、こっそり、荷物のNGリストをチェック。
私はいつか、アラスカの雪原の、一面なんにも見えないだだっ広いところで
線香花火するのが夢なのですが
花火はやっぱり、持ち出せないものの中に入ってました。しゅん
好きなところで好きなことをしたいのよう!
どうしたらいいんだー!

でもこの話を友だちにしたら、なんでかとても心配されてしまいました
確かに、ひとりでそんなことやってたら、いろんな意味で死にそうかもしれない…笑

火が燃え尽きたあと
真っ白な雪に埋もれての最期だったら本望だなって
ちょっぴり思っちゃってる自分がいるのも本当だけれど

そのとき
「帰ろうか」って
言ってくれるひとが隣にいたなら、
きっと幸せ

とかなんとか!



どうしたって"特別"は"特別"だから
それにしてあげられるのはたった一人で
だからずっと誰ともいっしょにいられるわけではなくって
でも愛着や親しみは離れたからって簡単に消えるものではなくって
だからいままで
「あの子が好きになってくれた私」
を放棄することで
相手を遠ざけることを自分の中で、勝手に肯定してきて
でも、優しいあの子もあの子も、それで嫌いになってくれることはなく
離れたがった(ように見えたであろう)私を遠くから見守るようになってくれてしまい
自己満足でしかない行為は結局
もどかしい距離になり
結局、私ばっかり我が儘放題のコドモみたい


大切だから、大好きだから
だから、もう会わないって
さっちゃんが教えてくれた
そういう選択肢もある
相手が望むことだけしてあげることが
優しさとは限らないこともある

ただ、その判断をするのは自分で
独りよがりになってしまわないかがいつも怖いんだ



だからこれからは
できるだけ、相手といっしょに考えたいと思うのです
言葉たくさん重ねて、すれ違いのないように
相手の気持ち、少しでも間違えないように
ないがしろにしないように
そして、なかったことにしないために

全部、必要だったって、
嬉しいことも悲しいことも
いままでのことひとつひとつに対して
思いたいから
本当にそう思えるように


好きだ嫌いだでそのままで
よくわからないまま、離れていくのは
なんていうか、もったいないよね

臭いものには蓋を…しない!(ちょっと違う)


歩みはずいぶん遅くなったけれど
もうどこかへ急いでいるわけではないし
待っていることや待たせていることも増えてしまったけれど
器用ではないからせめて
ひとりひとり、ひとつひとつ、誠実に


つねに何かに追われている気分だけれど
秋から少しずつ立て直すとして
いまは時間のかぎり、ひとつずつきちんとやってくしかない
敵はタイムオーバーのみ!


今日、ゆうほさん(照明家さん)がピエロ2ndのTシャツ着てくれててうれしかったなあ
仕込みとか、仕事してるときのスタッフさんてつくづくかっこいい!
そして、きっかけタイミング明かり作り、どれをとっても
作品のことよくわかっているなあって随所で感じられて
なんだか、なんていうか、とても幸せな気持ちになりました
みんなが作品を理解して、おなじ方向へ組み上げてゆけるということ
どの役割でも、同じように大切なんだって、改めて実感したのでした。


まだまだ見えそうで見えてない奥が続いているから
まだもうしばらくは、ここでやれることがありそうです。


今年の花火は、ちょっと大人っぽい浴衣きてゆきたいなあ
もうすぐ23才だもの。女の子から女のひとへ
と、いえるほどちゃんと女の子らしくしてこなかったけども。。笑

カランコロン。足元で鳴らしたい

横顔。
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