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昔、職人さんの気っ風の良さを、表現する言葉として
「江戸っ子は宵越しの銭はもたねー」
という言葉を、はやらせた親方がいたそうです。
これは、実は腕に自信のある、職人ほど金を持ってると、遊ぶんだそうです。
「俺の腕なら、引く手あまただぁ。」
こんな、調子で、懐に金がある間は、朝、仕事に出てこない。
親方は、予定がたたなくて、大弱り。
そこで、一計を案じた賢い親方がありました。
「粋な職人てぇーのは、すぱっと、つかっちまうもんだ」
「気っ風の良さが粋な職人ってーもんだ」
こう、若い職人たちに吹き込んだんだそうです。
そこで、意気に感じた、腕の良い職人は、
「そうだ、明日又、稼ぎゃーいいんだ」
そんな、こんなで、今日の金は、その日のうちにつかっちまう。
こうなると、自然、毎日仕事に出なくては、ならなくなって、親方の、作戦大成功!
何か、どことなく今の時代でも、通じる話かもしれませんね。
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