合性界面活性剤が含まれたシャンプーはハゲの原因?

January 26 [Mon], 2015, 23:23
クレゾール中毒とはどんな病気か
 クレゾールは消毒殺菌薬として広く用いられていますが、高い組織浸透性と強い蛋白変性(破壊)作用があるため、これが経口、経気道または経皮により体内に入ると、消化管、気道、皮膚などの局所損傷のほか、肝臓、腎臓、血液、中枢神経など全身に障害が起こります。

原因は何か
 クレゾール(メチルフェノール)には、フェノールと同じく蛋白変性作用があり、それを利用して消毒殺菌薬として用いられます。クレゾールは水溶性が低いため石鹸液に溶かしクレゾール石鹸水として用いますが、これは日用品としても広く使われています。昔、病院でかいだ特有のにおいをもった消毒薬といえば、思い浮かぶ人も多いと思います。
 このように汎用されているため、誤ってあるいは故意に飲んだり皮膚にかけてしまう機会が多く、中毒の原因になりやすいのです。
 高い組織浸透性と強い蛋白変性作用があるため、飲んだ場合は上部消化管の腐食や穿孔(せんこう)(孔(あな)があくこと)、皮膚にかかった場合は紅斑や熱傷、吸入した場合は咽頭・喉頭の浮腫(むくみ)や気道の狭窄(きょうさく)を生じるとともに、全身の臓器が損なわれます。

症状の現れ方
 急性中毒では、経口、経気道、経皮、いずれの場合も数分でそれぞれの局所症状が現れます。また30分程度で、頭痛、めまい、呼吸困難、筋力の低下、興奮、体温の低下などといった全身症状も現れ始めます。重症例では、その後けいれんがみられ、1〜2日後に代謝性アシドーシス(血液が酸性になること)、メトヘモグロビン血症、溶血、DIC(播種性(はしゅせい)血管内凝固症候群)、肝腎障害などが生じ、死亡することもあります。局所の障害でも、消化管の穿孔や呼吸麻痺などにより数時間以内で死亡することがあります。
 慢性中毒では、頭痛、嘔吐、めまい、失神、嚥下(えんげ)困難、肝腎障害、肺水腫(はいすいしゅ)を生じます

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