プリスクール(2)

May 22 [Mon], 2006, 18:36
親が脂汗をかいた面接を経て、息子の学校が始まった。

担任の先生の前評判もやたらと良く、実際に会ってみれば非常に信頼できる、親の気持をよくわかってくれる先生であった。
「初めての子供をプリスクールに行かせた日の自分の気持ちを今でも覚えています」という言葉には、思わずうっすら涙を浮かべながら「よ、よ、よ、よろしくお願いします!!!」と叫びたくなるような先生であった。
クラスの他の保護者たちも本当に良い人ばかりで、すぐに打ち解けて一緒に仲良く子供を見守った。
今まで日記にも書いてきたように、この学校はとにかくイベントがたくさんあって親参加型。先生たちもこの学校の教師であることを誇りに思っていたし、親も先生も「子供に良い経験をしてほしい」という気持で一丸となっていたと思う。
クラスの中、現場でのことに不満を持っている保護者は、最初から(今までずっと)いなかった。

しかし問題は新学期早々園長がクビ(!)になって、来年度からJr-Kindergarten(遅生まれの5歳児クラス)がなくなると発表されたことだった。
うちの息子はまさにその遅生まれ。遅生まれの子供は3歳児クラス(P-3)、4歳児クラス(P-4)を終えたあとプリ付属のJr-K→小学校付属の幼稚園(K)へ、とつごう2年幼稚園に通うことになる。
だからJr-K閉鎖によって、いずれにしても再来年(2007-2008)はどこか他の学校へ行かなければならないことが自動的に決定した。
だったら今年からスタートしてしまおう。チャンスは多いほうが良い。

「すぐに受験の準備」と決心したと同時に「この学校にいる間はできる限りのことを一生懸命やろう」と決めた。

そしてこの冬、去年とほぼ同じ学校を受験して、おかげさまでこの3月に息子の転校先が決まった。

入学確定の手続の時、転校先の園長先生が息子が試験の時にやった答案(?)を見せながら詳しく説明してくれたが、親の私が想像していた以上に出来が良かった....調子がいいというか何というか、とにかく息子のヘソ曲がりっぷりには、ほんとうに参る。

「遅生まれの男の子」というのは本当に親をヤキモキさせてくれる。とにかく同じ学年の中では本当に小さくて一番未熟だ。女の子よりも早いのは運動能力だけで、たいていのこと(とくに言葉)は、うんと遅い。
この1年、先生がたくさん良い経験をさせてくれたのだと感謝すると同時に、いかに去年はまだReadyではなかったかということを痛感した。

面接で学校側が何を見ているかというと、要するに
-教師が言うことを理解する
-与えられた課題をこなそうとする意欲がある
-できないことに挑戦する気持がある
-途中で集中力が切れても呼びかけられたらすぐに課題に戻ることができる
-自分が何を感じているか何らかの形で表現できる
-他のお友達と仲良くできる
......というようなことらしい。
基本的には問題に対する答えが正解であるかどうかという知能テスト的なことは要求していないそうだ。

今回行かせることにした学校は、家から車で3分<歩け、自分!

本当に「堅い」学校で、人によっては「クレイジー」「軍隊学校」というぐらい堅い.....とはいっても、日本人やミッションスクール育ちにとってはユルユル。
一番大事な子供との相性だが、ベタベタと子供扱いせず、さっぱりと「小さな人」として扱ってくれるところが、とても息子に合うと思う。
園庭が少し狭いのが不満だが、システムがかなり整理されているので親のほうも安心感がある。

正直いって、学校のゴタゴタでこういうことになった経験からも、園長やオフィスがシッカリした雰囲気なのが心強い。

そんなわけで、あと1週間で夏休みに入り、6月の第2週からは新しい学校がはじまる。

  • URL:http://yaplog.jp/shang-tu/archive/26
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