テニスをしたことがある

November 14 [Fri], 2014, 22:04
 秋になって、教室の掲示板に張り紙がでていました。
学友会の掲示で恒例の秋の教室対抗テニス大会の参加募集でした。
そういえば、去年は私の教室が優勝したとかで、優勝記念の写真が飾ってありました。
先生は今年も優勝しましょうとずいぶん乗り気でした。
しかし、去年優勝した時のテニスの上手な先輩はもう卒業して今はいませんでした。
今年は誰を選手にするかの相談になったとき、礼子さんが高校の時テニス部だったので、
まず最初に決まりました。
あと、ダブルスのもう一人の選手がなかなか決まりませんでした。
テニスをしたことのある人は、誰もいませんでした。
私がかろうじて、授業でテニスをしたことがあるくらいでした。
でも、全然下手でとても大会になど出られる腕前ではありませんでした。
結局礼子さんに選んでもらうことになって、「有紀ちゃんいっしょにでましょう」と言われました。
「負けてもいいから、いい思い出になればいいとから」と言われて私は出ることにしました。
練習をしておきましょうと礼子さんが言うので、大学のコートで二人で練習しました。
しかし、礼子さんがあきれるほど、私は下手でした。
「試合の前にテニスの上手な人に特訓をしてもらいましょう」と礼子さんが言いました。

(2)

 友達がテニスコートを予約しておいてくれるからとの話でした。
礼子さんと一緒に、男の子の大学のテニスコートにいきました。
男の子のお父さんが大学の教授だそうで、職員用のテニスコートでした。
礼子さんの紹介してくれた男の子はみなとてもテニスが上手でした。
男の子の一人は祐二さんさんと言い、礼子さんのクラスメートのお兄さんでした。
私が練習をしたいと言うと祐二さんが、カゴいっぱいにポールを用意してくれました。
そして、ボールを一つづつ私の方に投げてくれました。
私は、素振りの要領でポールを打ち返しました。
礼子さんはほかの男の子と隣のコートで試合を始めました。
カゴのボールが全部終わると、二人でボールを集めました。
なんども繰り返してボールを打つとやっと、向かいのコートの中にボールが落ちるようになりました。
こんどは、祐二さんと交互にボールを打ち合う練習をしました。
すこしづつですが上手になるような気がして、私はうれしくなりました。
2時間ほど練習してから私たちは、更衣室にもどりました。
更衣室にもどると、ちょうどどこかの大学との練習試合が始まるとのことで、女子の更衣室でも男の人たちがいっぱい着替えていました。
車で送ってくれると、祐二さんが言ってくれたので、
断るのも悪いと思って、テニスウェアのまま車で帰ることにしました。

(3)

 途中でお茶を飲んでいきませんかと祐二さんに誘われました。
私はテニスウェアのままなので断った方がいいと思ったのですが、礼子さんは全然きにしていない様子ですぐにOKしていました。
車が少し走って近くの駐車場にはいると、喫茶店に案内されました。
店にはいるとすぐ、真ん中に急な階段がありました。
祐二さんは、なにも気にしていない様子で階段を上にあがっていきました。
私は、ちょっと困ったと思いましたが礼子さんはスコートのしたのアンダースコートが半分見えているのに、平気な顔をして階段を上がっていきました。
しかたなく、私も後に続きました。
すこし話をしてから私たちは帰ることになりました。
先に祐二さんが降りてしまったのであとから私が階段をおりることになりました。
祐二さんの視線が、下から見上げているような気がして、私は足が震えそうになりました。
やっとのことで階段を降りると、礼子さんも今度は少し困ったような様子で降りてきました。
駐車場に戻ると車で送ってもらうことになりました。

(4)

 礼子さんの部屋まで来ると、礼子さんは祐二さんにお礼を言って部屋に入りました。
それからしばらく走ると、車は私のアパートの近くまで来ました。
私が道案内すると、車はその通りに曲がって私のアパートの前につきました。
部屋にはいると、私はお茶の支度をして、祐二さんに出しました。
お茶を飲みながら祐二さんは私の机を上を眺めると、小さな箱を手にしました。
この間、友達と面白がってコンビニで買ったコンドームの箱でした。
もう使ってありますねと祐二さんは箱の中身を確かめながら言いました。
祐二さんは、私の手をつかむと引っ張りこんで倒そうとしました。
私は、必死で手を振りほどいて逃げました。
祐二さんは両手を広げて私を追い回すと部屋の隅に追いつめました。
祐二さんの手が私の体を抱え込むようにして押し倒し、仰向けにさせました。
欲望の嵐が私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと続くのなら、私の体はもう屈服するよりないと覚悟を決めました。
祐二さんの欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。

今後、一億年間の転生輪廻を楽しむため。
腹式呼吸法にて気を練る。

 1・2・3・4と吸う
 1・2・3・4と止める
 1・2・3・4と吐く

千里眼と順風耳。
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