喫茶店でお茶を飲み

November 11 [Tue], 2014, 20:10
 コーラス部の合同の練習のあと、みんなで大学の喫茶店でお茶を飲みました。
いろいろと話をしている内に、春に授業で歌舞伎の鑑賞に行ったときの話になりました。
私は、さぼって行かなかったので話がよくわかりませんでした。
なにかとても歌舞伎の話に詳しそうな男の子がいて、私にいろいろ説明してくれました。
どうも大学で、歌舞伎の研究をしている大学院生だという話でした。
話を聞いていてもあまりおもしろくなかったのですが、ひとまず話を合わせて「ぜひ今度、見に行ってみたいですね」と言いました。
帰り道に同じ方角の男の子達といっしょに帰ることになりました。
私が地下鉄の乗り換え駅で乗り換えようとすると、さっき歌舞伎の話をしていた男の子が「途中まで送ります」と行っていっしょに地下鉄を降りました。
送ってくれなくてもと思いましたが、せっかくなので断ってもまずいのかしらと思いました。
地下鉄のなかで、少し話をすると男の子は邦夫さんと言って、東北の出身だそうでした。
東京では一人暮らしで、まだ彼女もいないと話してくれました。
それからさっきの歌舞伎の話の続きがはじまりました。
どうやら私が歌舞伎を見たいと言ったのを真に受けた様子でした。
私が適当に話を合わせていると「こんどの一緒に歌舞伎を見に来いませんかと」誘われました。
ちょっと困ったことになったと思いましたが、東京で一人暮らしでたいへんみたいだし、
断るのも悪いと思いました。
それで、「ぜひ行きたいです」としかたなく返事をしました。

(2)

 次の日の午後、国立劇場の近くの駅で待ち合わせをすることになりました。
東京に来て女子大に通い初めて男の子に誘われるのは初めてだったので、胸がどきどきしてきました。
歌舞伎のあと、お茶くらいは誘われるだろうけれど、そのあと公園に誘われたらどうしようとか。
初めてのデートでキスされたらどうしようかとか色々心配になりました。
もしかして私と話があわなくて、もう次のお誘いはないかもしれないし、
できるだけおとなしく普通の感じに振る舞ったほうがいいのか、それともいつもの感じのままでいいのか、どうしたらいいのか心配になると胸がいっぱいになりました。
夜は心配でなかなか寝付けませんでした。
当日は予定の時間よりかなり早く駅についたので、近くのマクドナルドでコーヒーを飲んで時間をつぶしました。
待っている間も胸のドキドキは強くなるばかりでした。
ようやく、待ち合わせの場所に戻ると、邦夫さんが私を待っているのが見えて、ようやく胸がすこし楽になりました。
国立劇場に入ると、パンフレットをもらって席に着きました。
まだ幕が閉じたままでしたが、どこかで見覚えのあるような幕の模様でした。
しばらく待って幕が開くと歌舞伎をみながら、邦夫さんはいろいろ解説をしてくれました。
それでどうにか、話の筋だけはなんとか分かりました。
歌舞伎が終わると銀座で食事をしようと誘われました。
私は胸がドキドキしながら、邦夫さんと並んでさっきの地下鉄の駅まで戻りました。
地下鉄で銀座まで出ると、どこかの有名なレストランに入りました。
私はあまり余計なおしゃべりはしないほうがいいと思ってなるべく自分からはしゃべらないようにしていました。
邦夫さんは、いろいろと自分の大学のことや勉強のこと、郷里のことなどを私に話しつづけました。
食事も終わって、お茶を飲んで、帰りは送ってくれることになりました。
近くの公園まで散歩しようと誘われ、二人で夜の町をあるきました。
邦夫さんは歩きながら私の手を取ると、さするようにしながら手を重ねてきました。
私がされるままになっていると、今度はもう一方のてを私の腰にあてがい、手のひらを回しながらお尻にさわってきました。
私は、足下が震えそうになりながら、邦夫さんと一緒に歩きました。
繁華街を抜けると、人通りもすくなくなり、あたりも街灯のあかりだけになりました。
やがて、目の前に黒い闇のような暗がりが広がってきました。
公園にの中にはいると、なかは街灯もすくなく、暗い星空が見えてきました。
どこまで行っても恋人達が座るベンチが続いていました。
公園の奥にはいっていくと次第に人影もへり、私たちはやっとあいているベンチを見つけました。
「ここにしよう」と言われて私達はベンチに座りました。
邦夫さんは私を見つめながら「とても素敵だよ」と私のよろこびそうな言葉を口にしました。
邦夫さんの手が私の膝に伸びると、私の膝頭の感触を楽しむように動き始めました。
微妙な感覚に、私の膝が震えると、邦夫さんの指先はさらに大胆に、巧みな動きを始めました。
思いもかけない感触が私の体の芯から広がり、泉のように溢れだしました。
頭の中まで、熱い奔流が流れこみ、私は半分夢のなかにいるかのように体が重くなりました。
邦夫さんは、私をベンチから立たせると、手を取ってベンチの裏に連れて行きました。
木立の間の芝生に邦夫さんは横になると、私の手を取って私をその上にしゃがみこませました。
欲望の嵐が私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと続くのなら、私の体はもう屈服するよりないと覚悟を決めました。
邦夫さんの欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。

今後、一億年間の転生輪廻を楽しむため。
腹式呼吸法にて気を練る。

 1・2・3・4と吸う
 1・2・3・4と止める
 1・2・3・4と吐く

千里眼と順風耳。
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