看板が見えました

June 16 [Sun], 2013, 6:22

メノウの舎利石は気を発す。
四拍呼吸にて気を操作する。

1・2・3・4と吐く。
1・2と止める。
1・2・3・4吸う。
1・2と止める。

繰り返し練習する。

諸行無情ゆえに、あらゆる事象に興味を持つ。
諸法無我ゆえに、あらゆる物事から執着を捨て去る。
涅槃寂静ゆえに、何があろうとも泰然自若と構える。

(1)

 秋になって、後期の授業が始まると体育の授業でオリエンテーリングをすると掲示版に掲示がでていました。
地図を見ながら目的地に時間どうりに着くのを競うゲームということは、授業で聞いていたのですが実際に、実習でやるとは思いませんでした。
私は、こんな面倒なことに出ないといけないのかしらと思いましたが、教職の必修単位なのでさぼる訳にはいきませんでした。
近くの大学との合同だったので、私と組になったのは初めて会う男の子でした。
見た感じかっこいい男の子だったので私は「ラッキー」と思いました。
私よりは一学年上で義則さんといって、よくよく話を聞くと私のアパートのすぐ近所でした。
もともと地元の出身で、私の大学の敷地で子供の頃からよく遊んだそうでした。
幼稚園も私の大学の付属の幼稚園だったというので私はとてもびっくりしました。
二人で話しながら歩いていると、ほかの人たちはどんどん先に追い抜いていきました。
数日たってから、アパートに電話があり義則さんからでした。
「よかったら、今度映画を見に行きませんか」と誘われました。
私はうれしくなってすぐに「見たい映画あるんです」と答えました。

(2)

 私のアパートの近くの地下鉄の駅で待ち合わせをしました。
私は部屋の掃除をしたあと、服を選んだりお化粧をしたりで少し遅れてしまいました。
義則さんは時間どうりに来てまっていたようでした。
「遅れてごめんなさい」と私がいうと「僕も今きたところです」と言ってくれました。
途中の地下鉄のなかではなにか話をしないといけないと思い、私の郷里の親の話とかしました。
銀座まででると、映画館まで歩きました。
入り口の切符売り場で義則さんが切符を買ってくれました。
私もお金を出そうとしましたが「僕が払うから」といっう受け取りませんでした。
映画館の中にはいると、切符は指定席で前の方のいい席でした。
映画が始まるまで私はまた、郷里の話を続けました。
義則さんは時々相づちを打ちながら聞いていました。
恋愛映画と聞いていたのですが、ストーリーが始まってしばらくすると
かなりHな場面がでてきました。
女性が裸になりベッドの上で体をくねらせる場面が延々と続きます。
喘ぐような声が館内にいっぱいに響き始めると、義則さんが私の手を取ってなで始めました。
私はここで嫌われても困るしと、されるままになっていました。
スクリーンでは、女性が男性の腰に顔を埋める場面になりました。
私はあれをやってるんだとわかりましたが義則さんは気がつかなければいいと思っていました。
しかし、義則さんは私の手を引き寄せると盛り上がった熱い所に押し当てました。
私は本当に困ってしまいましたがここで大きな声をだしてもいけないしと思いそのままにしていました。
すると義則さんは私の手の平に熱い物を押し回すようにして腰を動かしてきました。
私は、思わず頭のなかが熱くなってなにがなんだかわからなくなっていました。
休憩時間になって、義則さんは席をたって飲み物を買ってきてくれました。
炭酸飲料は好きでないので普段は飲まないのですが、しかたなく受け取って飲みました。
映画が終わってから、映画館の下にあるデパートに入りました。
順番にエスカレータで下に降りていくと、アクセサリーの売場がありました。
私は「みてもいいい」と義則さんに聞いてからネックレスや、ブローチをいろいろ見て歩きました。
今度のコーラス部のコンサートの時なにかつけたほうがいいかしらと義則さんに聞くと、
義則さんはすこし頼りない雰囲気でうなずいていました。
私が気に入ったのを探して「これどうかしら」と言うと「よく似合うよ」と言ってくれました。
私がネックレスを台に戻すと、男の子はそれをとってレジに並びました。
私がびっくりしていると、「プレゼントにしてください」と言ってお金をはらっていました。
結構高いネックレスだったので、こんなにしてもらって悪いことしたと思いました。
食事をしていこうと言われて、近くのレストランに入りました。
近くの公園まで散歩しようと誘われ、二人で夜の町をあるきました。
義則さんは歩きながら私の手を取ると、さするようにしながら手を重ねてきました。
私がされるままになっていると、今度はもう一方のてを私の腰にあてがい、手のひらを回しながらお尻にさわってきました。
私は、足下が震えそうになりながら、義則さんと一緒に歩きました。
繁華街を抜けると、人通りもすくなくなり、あたりも街灯のあかりだけになりました。
やがて、目の前に黒い闇のような暗がりが広がってきました。
公園にの中にはいると、なかは街灯もすくなく、暗い星空が見えてきました。
どこまで行っても恋人達が座るベンチが続いていました。
公園の奥にはいっていくと次第に人影もへり、私たちはやっとあいているベンチを見つけました。
「ここにしよう」と言われて私達はベンチに座りました。
義則さんは私を見つめながら「とても素敵だよ」と私のよろこびそうな言葉を口にしました。
義則さんの手が私の膝に伸びると、私の膝頭の感触を楽しむように動き始めました。
微妙な感覚に、私の膝が震えると、義則さんの指先はさらに大胆に、巧みな動きを始めました。
思いもかけない感触が私の体の芯から広がり、泉のように溢れだしました。
頭の中まで、熱い奔流が流れこみ、私は半分夢のなかにいるかのように体が重くなりました。
帰り道、裏道を通ると、ラブホテルの看板が見えました。
義則さんに誘われて私は一緒になかに入りました。
欲望の嵐が私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと続くのなら、私の体はもう屈服するよりないと覚悟を決めました。
義則さんの欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。
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