千手観音とは

December 16 [Tue], 2008, 10:46
 千の慈手、慈眼を持ち、全ての衆生を済度するという観音様。普通は正面の合掌手を除き四十手を持ち、掌中に各一眼があり、一手毎に二十五有(40*25=1000である)を救うといわれている。頭上に二十七面または十一面がある。正式には千手千眼観自在菩薩という。千手観音菩薩は、変化観音の最も変化した姿で、それだけ人を救済する力の強い観音様です。本当に千本の手を付けた作例も有りますが、42本の手で代用する作例が多く、有名な京都の三十三間堂の場合も、42本です。

中国残疾人(障害者)芸術団の千手観音

December 16 [Tue], 2008, 10:45
 日本テレビ系の番組「極上の月夜(げつよる)」)の第1回放送(2006年10月16日)で中国舞踏団「千手観音」のパフォーマンスが放映されました。2005年2月に中国の国民的番組「春節晩会」に登場した際には、74.8%という高視聴率で、約10億人が見た計算になり、驚異的な人気を得ています。ピタリと息の合った演技を見せる21人全員が、実は中国で唯一の障害者プロ歌舞団「中国残疾人(障害者)雑技団(芸術団)」のメンバーです。世界各国で、年間270回以上の公演を繰り返し、2008年の北京五輪の開会式でもこの「千手観音」を披露する予定だそうです。演ずる男女21人は16歳から30歳で全員聴覚に障害があるのに、音楽に合わせて繰り広げられる一糸乱れぬ動きは感嘆に値します。音のない世界でどうやってリズムを合わせているのでしょうか。2歳のときに聴覚をなくした、先頭で踊る女性団長のタイ・リファさん(30)は、「私たちは耳の代わりに全身で音を感じ、さらに出演者同士が呼吸を合わせることで踊りをまとめます。ここまでやるには、1日に十数時間の猛練習が必要なんです」と語っていました。YouTubeで写真ではなく6分弱の動画での映像を今でも見ることができます。 エンターテインメントを超えた、まさに神秘的な美しさ、感動を 是非味わってみてください。

三十三間堂の千手観音

December 16 [Tue], 2008, 10:44
 三十三間堂とは、正式には蓮華王院本堂といい、妙法院の管理下にある天台寺院です。三十三間堂の名は南北に延びる内陣の柱の間数が三十三あることに由来しています。三十三間堂の中には千一体の千手観音と俵屋宗達の画で有名な雷神・風神像と二十八部衆像、合わせて三十体の仏像が納まっています。高さは大棟まで15m、東西22m弱、南北125m強と壮大な建造物です。一歩お堂の中に入ると、千一体(一体は中央に位置する国宝千手観音坐像とその両側に五百体ずつ立並ぶ重要文化財千手観音立像)の観音様がワーット目の前に飛び込んできます。正確にいえば、どこまで続いているのか先がまったくわからない数限りない仏像が立っています。ものすごい畏怖を感じます。一つ一つの仏像を眺めていくと、金色に輝く千体の観音像もいいが、それを守るように最前列に置かれている二十八部衆や両脇に置かれる雷神、風神が、またそれぞれ違った姿、形をしていて一段と畏怖の深みを感じさせます。これほどまで圧倒的な迫力、威圧感をもった仏像の群像を目の前にすることはここ三十三間堂でしか体験できないのではないかと思います。一度訪問すべき場所です。