風邪とともに現れる咳喘息

January 17 [Sat], 2009, 13:25
風邪をひいたあと、他の症状は無くなったのに咳だけがしつこく残るという経験を何度もしたことがあります。
それが1〜2週間ならまだいいのですが、大抵の場合ひと月くらいも咳が続いてしまうのです。
鼻水や痰などの症状はとっくに止まっているのに咳だけが続くと、何か風邪以外の病気を併発したのだろうかと、不安になることもしばしばでした。

忙しさにかまけて、つい病院へ行かないまま市販の咳止め薬を買ってきては飲むのですが、一時的には止まったように見えても1日くらいするとまた出始めるという状態でした。
そうこうしているうちに、少しづつですが咳は収まってきていつの間にか治ってしまうのですが、その頃にはもう風邪を引いたときから数えてひと月や、ひどいときはそれ以上も経ってしまっているということがよくありました。
やっぱり風邪が長引いていただけなんだなと、かってに結論付けていたのですがつい最近、「咳喘息」という
病名があることを知りました。

調べてみた結果まずわかったことは、咳喘息というのはやはり風邪に併発して起きる場合が多いということでした。そして驚いた事は咳喘息は「喘息の前段階」として位置づけられていて、きちんと治療せず悪化させると本格的な「喘息」に移行してしまうということでした。

咳喘息の原因と症状

January 17 [Sat], 2009, 13:24
咳がなかなか止まらないことで、何か別の病気を併発したのだろうかと考えたことは、結局当たっていたことになります。
でもそれが喘息の一歩手前の病気とは、さすがに想像しませんでした。主症状は咳だけでほかに喘息のようなゼイゼイやヒューヒューというような呼吸困難の症状が無く、熱もありません。特に早朝や夜に布団に入って体が暖まると出始めるという人が多いようです。
ひどい人ではそういう症状が一ヶ月どころか一年以上続くそうです。私の場合はのどにイガイガ感がかなりありました。

咳喘息のその他の症状としては、咳の発作がひどいときには胸の痛みや嘔吐、時には失神してしまうこともあるといいます。冬とか夏とかの季節とは関係なく起きるのが咳喘息だそうですが、やはりどうしても寒い冬に私の場合は風邪をひいてしまう事が多いので、冬に風邪をひいて咳だけが春まで残ってしまうということを何度も経験しています。

また咳喘息の傾向として女性に多く見られることや治っても再発を繰り返すこと、そしてアレルギーを持っている人に多いということです。ちなみにこれらの点は全て私自身に当てはまります。
生活環境からの原因としては、たばこの煙やハウスダスト、室内外の温度差、飲酒、運動などが上げられています。

咳喘息の診断と治療法

January 17 [Sat], 2009, 13:22
咳喘息というのは医学的には比較的新しい疾患概念で、イギリスなどでは喘息と同じ扱いがされているそうです。自分自身に咳喘息の症状がありながら、咳喘息という病名があることもまだ知らない人もかなりいるのではないでしょうか。私自身がそうでしたから。

咳喘息の診断は難しいといわれていますが、専門医の診断基準としては、聴診器で聞いてもゼイゼイヒューヒューの音が入らない咳が8週間以上続く、最初に気管支拡張薬を使ってみてそれが有効(咳がある程度収まる)であった時に「咳喘息」と診断して、その後に吸入ステロイド薬の治療を開始するそうです。
咳喘息はそのまま自然に治ることもありますが、成人の約30%が症状が出ている段階で喘息へと移行するといいます。子供の場合はもっと高い確率ということになりますね。

このように数字で現実を知らされると、素人判断はやはり危険だなとつくづく思いますね。
そうならないうちに早めに専門医の診断を仰ぐことが大事です。喘息は気道の粘膜が炎症を起こしているので、ちょっとした刺激にも反応して気道が収縮するために咳が出るのですね。普段の生活の中でこれからはできる限り、刺激を避ける努力が必要だなと実感しています。
まず第一に風邪やインフルエンザにかからないこと。そしてストレスを溜め込まないように睡眠を十分確保する、バランスの取れた食事などに気をつけてみたいと思います。