こわいぞ 国際陰謀組織のまき
2005年03月24日(木) 11時13分
「私はニャントロ星人か」
書店に行くと、陰謀論の本がたくさん売られている。私もそういうのをたくさん読んだ。それらの本によると、世界征服を狙う悪の秘密組織があり、国際的な大事件は全て彼らの陰謀によって計画的に起こされたものだというのである。
仮面ライダーや××戦隊××レンジャーなどが大好きな私としては、そういう話を聞くと、ショッカーや黒十字軍や死ね死ね団を思い出すのだが、国際政治を動かしている陰謀組織の方がもっと実力が上らしいのだ。
仮面ライダーに出てくる秘密組織などは、「世界征服」という大目標のわりには、幼稚園のバスを乗っ取ったり、くだらないことをチマチマやっているだけである。ひどいのになると、子供を虫歯にさせたり(デンジマン)、トイレットペーパーを買い占めたり(キカイダー)、まじめに世界を征服する気があるのか疑いたくなる。
そこにいくと、国際政治を動かしている組織達は、フランス革命、アメリカ建国、世界恐慌、同時多発テロなど、ショッカーや黒十字軍とは比べものにならないほど大きなことをやっている。
それらの組織は、ある本ではフリーメーソン、ある本ではイルミナティといろいろ挙げられている。武田了円という人の著書では、世界征服をたくらんでいるのは、ニャントロ星人という宇宙人だという。名前はいかにも弱そうだが、彼によると田原総一郎や、アグネスチャン、黒柳徹子、麻原彰晃など、みんなニャントロ星人だというから手ごわい。
フリーメーソンやらニャントロ星人やら、組織もいろいろ、陰謀もいろいろだが、その手口に共通性がある。それは「世界を1つに」という美しい言葉で巧みに惹きつけながら愛国心を無くさせ、民族の弱体化を狙い、実際は人類を奴隷化させるというのである。となると、世界連邦なんてのは、もっとも怪しいではないか。私なんか、もう少し有名になったら、「塩浜もフリーメーソンの手先だ」「塩浜はニャントロ星人だ」「人類奴隷化を狙うワンワールド主義者だ」と言われるに違いない。
この後「ニャントロ星人の援助はまだか」へ
書店に行くと、陰謀論の本がたくさん売られている。私もそういうのをたくさん読んだ。それらの本によると、世界征服を狙う悪の秘密組織があり、国際的な大事件は全て彼らの陰謀によって計画的に起こされたものだというのである。
仮面ライダーや××戦隊××レンジャーなどが大好きな私としては、そういう話を聞くと、ショッカーや黒十字軍や死ね死ね団を思い出すのだが、国際政治を動かしている陰謀組織の方がもっと実力が上らしいのだ。
仮面ライダーに出てくる秘密組織などは、「世界征服」という大目標のわりには、幼稚園のバスを乗っ取ったり、くだらないことをチマチマやっているだけである。ひどいのになると、子供を虫歯にさせたり(デンジマン)、トイレットペーパーを買い占めたり(キカイダー)、まじめに世界を征服する気があるのか疑いたくなる。
そこにいくと、国際政治を動かしている組織達は、フランス革命、アメリカ建国、世界恐慌、同時多発テロなど、ショッカーや黒十字軍とは比べものにならないほど大きなことをやっている。
それらの組織は、ある本ではフリーメーソン、ある本ではイルミナティといろいろ挙げられている。武田了円という人の著書では、世界征服をたくらんでいるのは、ニャントロ星人という宇宙人だという。名前はいかにも弱そうだが、彼によると田原総一郎や、アグネスチャン、黒柳徹子、麻原彰晃など、みんなニャントロ星人だというから手ごわい。
フリーメーソンやらニャントロ星人やら、組織もいろいろ、陰謀もいろいろだが、その手口に共通性がある。それは「世界を1つに」という美しい言葉で巧みに惹きつけながら愛国心を無くさせ、民族の弱体化を狙い、実際は人類を奴隷化させるというのである。となると、世界連邦なんてのは、もっとも怪しいではないか。私なんか、もう少し有名になったら、「塩浜もフリーメーソンの手先だ」「塩浜はニャントロ星人だ」「人類奴隷化を狙うワンワールド主義者だ」と言われるに違いない。
この後「ニャントロ星人の援助はまだか」へ
「ニャントロ星人の援助はまだか」
私が世界連邦に関わり始めたのは1990年頃。環境問題を解決するには、国家という単位だけでは無理で、世界が手を取り合っていかなければならないと思った。
しかし、当時は陰謀本(前回の記事を参照)にはまっていたので、どこから悪の秘密組織の魔の手が伸びるか、怖さも半分あった。
国会のメンバーを見せてもらうと、総理大臣経験者、党首クラスがウジャウジャ。これはすごい。国際的秘密組織による支援のおかげか。
ところが次第にわかってきた。国会議員たるもの、一人で100も200もの団体とつきあっており、世界連邦はその中の一つに過ぎない。行事の時は、秘書が代理で来て、しかもずっといればまだしも、資料だけもらってサッサと帰る。議員本人が出席するのは数名である。私は1990年以降、総会の本人出席を全員言う自信がある。逆に言うと、暗記できるくらいの人数ということである。
また私の前任の桑原一夫事務局長は、80歳以上の高齢であったが、「これが私にとっての最後の御奉公だと思っている」と言って人件費を貰わずに頑張っていた。
もしも国際的陰謀組織がバックにあるなら、もう少し何とかしてくれよ・・・ということで、数学の背理法によっても、陰謀組織がバックについていない、ということがよくわかった。
2000年秋、私の直属の上司のあたる桑原一夫事務局長が倒れ、入院した。ど、どうすればよいのだ?私しかいないよな。それとも、こういう時にニャントロ星人から指令が私の所にくるのか?
(次回:「ニャントロ星より応答なし」)
「ニャントロ星より応答なし」
2000年秋に倒れ、入院した世界連邦の桑原一夫事務局長。80歳過ぎの人を全身麻酔して手術に成功したというのは、その病院にとっても新記録らしい。
それともニャントロ星の進んだ科学のなせる技か。
今まで世界連邦の事務局は、桑原事務局長と主事の私の2人でやってきた。桑原さんが倒れたら私がやるしかあるまい。
不安はあるが、今さら状況がわからない奴がどこからか来て引っかき回されるのはウンザリである。
ともあれ、病院に駆けつけると、「後のことは、坂本さんに頼んでおいた。坂本さんも了承してくれた。今後は坂本さんの指示で動いてくれ。」と桑原氏。
坂本さん?誰だ、それは?
ついに国際的陰謀組織の者が直々に現れるのか。ニャントロ星人のお出ましか。
ただ、桑原さんは、少々失礼ながら、長々話しをして、相手がうんざりして「わかった、わかった。」と言うと、OKされたと思い込む得意技がある。本当に坂本さんが了承したのか慎重に見極めよう・・・などと思っていると・・・
「すぐに坂本さんが国会で動けるよう、国会の通行証を手に入れる手続きを取りたまえ。すぐ電話しなさい、早く。」
ここまで明確に命令されては動かざるを得ない。
結局、調べてみると坂本さんは、「仕事のことを心配しないで静養してください。」ということは言ったが、具体的に事務局長を引き受けたつもりはないし、その気もないとのこと。
桑原「では河村さんに頼みたい。」
会長「いや、河村さんも忙しくて無理だ。やはり塩浜君にやってもらうしかないと思うが・・・」
結局、桑原さんが引き続き事務局長、私は「主事」から「事務局次長」に肩書きが変わった。
恥ずかしながら私のようなヒヨッコには、まだ「事務局長」とは名乗らせられないらしい。まだまだ修行が足りなかったようだ。
(2004年2月ようやく私は事務局長になった。)
それにしても、横から新しい人が来て振り回されるという心配も、ましてや国際的陰謀組織から指令が来る心配も全て杞憂に終った。
2000年秋から2003年11月まで、私が1人で事務を行うこととなり、忙しくなるは、身体は疲れるは、という毎日になった。
おーい、フリーメーソンでもイルミナティでもニャントロ星人でも何でもいいから手伝ってくれえ。1人じゃ辛いよーー
私が世界連邦に関わり始めたのは1990年頃。環境問題を解決するには、国家という単位だけでは無理で、世界が手を取り合っていかなければならないと思った。
しかし、当時は陰謀本(前回の記事を参照)にはまっていたので、どこから悪の秘密組織の魔の手が伸びるか、怖さも半分あった。
国会のメンバーを見せてもらうと、総理大臣経験者、党首クラスがウジャウジャ。これはすごい。国際的秘密組織による支援のおかげか。
ところが次第にわかってきた。国会議員たるもの、一人で100も200もの団体とつきあっており、世界連邦はその中の一つに過ぎない。行事の時は、秘書が代理で来て、しかもずっといればまだしも、資料だけもらってサッサと帰る。議員本人が出席するのは数名である。私は1990年以降、総会の本人出席を全員言う自信がある。逆に言うと、暗記できるくらいの人数ということである。
また私の前任の桑原一夫事務局長は、80歳以上の高齢であったが、「これが私にとっての最後の御奉公だと思っている」と言って人件費を貰わずに頑張っていた。
もしも国際的陰謀組織がバックにあるなら、もう少し何とかしてくれよ・・・ということで、数学の背理法によっても、陰謀組織がバックについていない、ということがよくわかった。
2000年秋、私の直属の上司のあたる桑原一夫事務局長が倒れ、入院した。ど、どうすればよいのだ?私しかいないよな。それとも、こういう時にニャントロ星人から指令が私の所にくるのか?
(次回:「ニャントロ星より応答なし」)
「ニャントロ星より応答なし」
2000年秋に倒れ、入院した世界連邦の桑原一夫事務局長。80歳過ぎの人を全身麻酔して手術に成功したというのは、その病院にとっても新記録らしい。
それともニャントロ星の進んだ科学のなせる技か。
今まで世界連邦の事務局は、桑原事務局長と主事の私の2人でやってきた。桑原さんが倒れたら私がやるしかあるまい。
不安はあるが、今さら状況がわからない奴がどこからか来て引っかき回されるのはウンザリである。
ともあれ、病院に駆けつけると、「後のことは、坂本さんに頼んでおいた。坂本さんも了承してくれた。今後は坂本さんの指示で動いてくれ。」と桑原氏。
坂本さん?誰だ、それは?
ついに国際的陰謀組織の者が直々に現れるのか。ニャントロ星人のお出ましか。
ただ、桑原さんは、少々失礼ながら、長々話しをして、相手がうんざりして「わかった、わかった。」と言うと、OKされたと思い込む得意技がある。本当に坂本さんが了承したのか慎重に見極めよう・・・などと思っていると・・・
「すぐに坂本さんが国会で動けるよう、国会の通行証を手に入れる手続きを取りたまえ。すぐ電話しなさい、早く。」
ここまで明確に命令されては動かざるを得ない。
結局、調べてみると坂本さんは、「仕事のことを心配しないで静養してください。」ということは言ったが、具体的に事務局長を引き受けたつもりはないし、その気もないとのこと。
桑原「では河村さんに頼みたい。」
会長「いや、河村さんも忙しくて無理だ。やはり塩浜君にやってもらうしかないと思うが・・・」
結局、桑原さんが引き続き事務局長、私は「主事」から「事務局次長」に肩書きが変わった。
恥ずかしながら私のようなヒヨッコには、まだ「事務局長」とは名乗らせられないらしい。まだまだ修行が足りなかったようだ。
(2004年2月ようやく私は事務局長になった。)
それにしても、横から新しい人が来て振り回されるという心配も、ましてや国際的陰謀組織から指令が来る心配も全て杞憂に終った。
2000年秋から2003年11月まで、私が1人で事務を行うこととなり、忙しくなるは、身体は疲れるは、という毎日になった。
おーい、フリーメーソンでもイルミナティでもニャントロ星人でも何でもいいから手伝ってくれえ。1人じゃ辛いよーー
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