滑舌と方言と、江戸言葉。

July 15 [Sat], 2017, 13:54
【言葉がうまくしゃべれない。】

原因は大きく分けて、「技術的なこと」と「方言」の、2つが考えられます。
分けて考えることで、「付け焼刃 (練習不足) でもなんとかなる」ケースが出てきます。
ご説明しましょう。


【技術的なことが原因の場合】

技術不足が原因で、言いづらい言葉が言えない現象です。

「きゃりーぱみゅぱみゅ」 「アナフィラキシーショック」 「シャンソン歌手新春シャンソンショー」など。


≪解決方法≫

1. 口を正しく (大きくではなく「正しく」) 開いて、きちんと発音する。

2. 滑舌のトレーニングをして、口や舌の筋力をアップする。

【方言の場合】

厳密にいうと、「東京生まれだからいい」というわけでもありません。東京にも方言があります。江戸言葉(えどことば)江戸弁(えどべん)と呼ばれる、下町言葉(したまちことば)です。

江戸弁の特徴で知られているのは、 「ひ」 と 「し」 の区別があいまいなことです。

「東」⇒「しがし」 「七」⇒「ひち」 「質屋」⇒「ひちや」

その他、江戸弁の代表的な言い回しをざっと挙げてみます。

「お前」⇒「おめぇ」
「無い」⇒「ねぇ」
「悪い」⇒「わりぃ」
「太い」⇒「ふてぇ」 
「寒い」⇒「さみぃ」などは、現在でも使われていそうですね。


「真っすぐ」⇒「まっつぐ」
「入ってる」⇒「へーってる」などは、今はあまり使われなくなっているように思われます。

このように、方言などのアクセントやイントネーションの問題は、誰にでも (東京生まれの人にも) 存在します。

解決方法としましては、「とにかく落ち着いてしゃべる」こと。

技術不足が原因ではありませんので、「あわてず、落ち着いて、キチンと頭の中を整理」してしゃべれば、なんとかなる場合が多いですよ。

【結論】

方言などの言い回しが原因である場合 (注1) は、落ち着いて対処すれば急場をしのげることが多いです。

その一方で、「シャンソン歌手」など、口や舌の筋力不足が原因の場合は (注2)、日ごろから練習を積み重ねていないと、いきなりではうまくいきません。

「滑舌の練習」として、ひとくくりにするのではなく、分けて考えることで上達のヒントが見えてくるものなんですね。



〜いい演技は楽しい雰囲気から〜
Voice actor laboratory 声優演技研究所




【原因は、「知識不足」と「筋力不足」の2種類】

(注1) 方言のケースは、「共通語のアクセントは違っていた」 ことを知らなかった 【知識不足】 が原因です。

知識不足を解消するのに一番有効なのは、「知ること」です。

この場合、「アクセントが違う」 ことは知りましたので、あとは落ち着いて、正しい発音とイントネーションでしゃべることで問題は解決します。

(注2) ただし、「シャンソン歌手」などの筋力不足が原因のケースは、知識を得てもいきなり筋力はアップしません。日ごろからの地道な滑舌のトレーニングが必要ですね。実は私もやっています。

「プロだからやらなくてもいいんじゃないの?」という意見も聞きますが、私は 「野球やサッカーの選手はプロになっても練習するよね、オリンピックの選手も」 と思ってます
考え方にもいろいろありますね。



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