秀才さん

April 28 [Sun], 2013, 17:01
フランスにいた時は、頼まれた仕事は全てやっていました。

頻繁に作曲家協会に出入りしていて、初演に出たり、
ちょっと頼まれた本番や録音にも出まくっていました。

そのお客様の中から、生徒さんとして教えて欲しいと言われ、
たくさん生徒さんを持っていました。

とても有名な大学を卒業した方で、頭脳明晰な人がいました。

勉強の大学を卒業したので、自分が好きな音大に入って
音楽を勉強している方でした。

とにかく頭が良くて、私が1言うと10以上わかる人でした。

でも緊張し過ぎて弓が震える、本番で本領発揮できないので、
せっかく入った音楽院の進級テストに失敗してしまった、
でも今年こそは合格したい!!

と言われたので、メンタルの調整を主に、
技術面では物理的に説明してみました。

緊張するという事は、より良い物にしようというやる気の現れなので、
マイナスになるのは恐怖心だけなのです。

色んな体操や呼吸法を試して、その人に一番合った
やりやすい方法で、落ち着ける方法をクセにしてもらいました。

こういうのは習慣なので、楽器を練習していない時にこそ
慣れていて欲しいのです。

習慣化すれば、いつでもリラックスできて、
過剰な緊張はなくなります(゚∀゚)ノ

お医者さん

April 22 [Mon], 2013, 18:18
ある時、アマチュアオケのトップを頼まれました。

言われた教会に行くと、社会人の人達が楽しそうに弾いていて、
その日のお仕事が終わって帰ろうとした時に、
私に電話を下さった方が挨拶しにいらっしゃいました。

その方はフランス人の定年退職されたお医者さんで、
お金持ちなので自分でオーケストラを作ったのはいいのですが、
これまで医者として働いてきて、時間が無かったので
バイオリンの練習をしていなくて弾けない・・・

もし良かったら、レストランとかカフェとか、ごちそうするから
自分にバイオリンを教えてくれませんか、オケの中で弾きたいんだよ、
と言われたので、引き受けました。

まじめに一生懸命練習する方で、本当にすぐに
オケの中で弾けるぐらいのレベルになりましたΣ(゚Д゚)

「すごいですね、こんな短期間で弾けるようになるなんて」
「いや〜、時間があるからね〜」

レッスンの後は、いつもご馳走になっていました(*´∀`*)

最初の生徒さん

April 22 [Mon], 2013, 17:52
最初の生徒さんは、パン屋さんの息子さんでした。

当時、パリの日本大使館で働いていたのですが、
その時一緒にDUOを組んでいた人が教えていた生徒さんが
私の初めての生徒さんです。

同僚が少しの間日本へ帰国するから、代理を頼まれたのです。

とても綺麗な地区のパン屋さんで上が住居、
すごくいい香りのするおうちでした(*´∀`*)

その男の子は、バイオリンなんかには興味が無く、
お母さんが無理に習わせていました。

私が部屋に入っても、男の子は楽器を出そうとしないし、
ずっとあっち向いて座ったままです。

私も座っておしゃべりを始めました。

なんとなく話していると、猫が入ってきました。

「キミのネコ?」
「うん」

「名前は?」
「名前なんか無いよ、ネコはネコだよ」

「フ〜ン・・・大人しいネコだね〜」
「時々ごはんちょうだいって言うよ」

「ネコ語わかるの?w」
「うん。友達だからね〜(*゚∀゚)」

「え〜、ネコがしゃべってんの聞きたい」
「おなか空かないとしゃべんないよ」

「じゃぁバイオリンで、
ネコがごはんちょうだいっていう声やってみてよw」
「何それウケるw やってやるよw」

男の子は、初めてバイオリンを出して弾いてくれました。
それはもう、ネコの声なんかに聞こえるものじゃなく、
なんだか乱暴な音でした。

「あ〜、ここさ〜、こうやって持った方がラクなんだよ〜」
「あ、ホントだ、痛くない」

こうして、レッスン??は進んでいって、
帰りには山ほどのパンやお菓子を頂きました(*´∀`*)
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